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小説について
最近小説を読んだのですが、その小説が意外と本文中で伏線といいますか、主題に言及していて、読んでいてオチが分かりやすかったです。それを良しと捉えるかは人によると思います。逆に、何度も読んでやっと主題や、伝えたいことがわかる小説も数多く存在しています。行間を読むという表現の様に、小説は心情をすべて言うのではなく、ある程度想像して読む人がかなり多いのではないでしょうか。それこそ、小説自体もそう想定されていると思います。娯楽が増え、個人の文化活動も様々な場で出来るようになった今、小説の場所が危ういのかも知れません。小説についても、他の文化活動と同じように独特の変化を辿るのでしょうか