表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
38/56

家宅捜索

 十五時。浅草のマンションに彼女は住んでいた。そこで葛城と青田は家宅捜索をした。ドアはなぜか開いていた。目の前に飛び込んできたのはテーブルの上に置かれた三本のワイングラスだった。

「鑑識さん。このワイングラスの指紋を調べてください」

視線を少しずらすと何かで濡れた一枚の写真があった。その写真の匂いを嗅ぐとワインで濡れたことが分かった。その写真には十歳前後で七人の子供が写っていた。日付は十年前で、場所は教会だ。その写真には田村薫らしい人がいた。青田はその写真を見て言った。

「この牧師小木に似ていないか」

「そう言えばそうだ。小木のいる病院には結城がいたはずだ。青田。結城に連絡しろ」


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ