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電話

 十時五十五分。犯人から再び電話がかかるまであと五分。清水家には四人の刑事がいた。合田は最終確認をした。

「麻生は交渉しろ。上条と西野も引き続き逆探知をしてもらう」

 合田は無線機に話した。

「春野と斉藤。聞こえるか。後五分で電話がかかる。すぐ逆探知した場所にいけるようにスタンバイしろ」

「はい」

「では良平さん。指示に従ってください」

良平は受話器を握った。

「もしもし」

『あれ。声が違う。すみません。間違えました』

 相手は女だった。

「間違い電話か」

 刑事たちは知らない。この間違い電話が手掛かりになることを。

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