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六つの指紋

 十時。また合田の携帯に電話がかかってきた

『北条です。確認と報告をします。まず確認です。誘拐犯から送られてきた荷物に触った捜査員は誰だ」

「俺と麻生。西野と中野だ」

『そうか。実はあのダンボールから六種類の指紋が検出された。その四人の指紋はもちろん検出されたが問題なのは残りの二つの指紋。中之条徹の指紋が検出された』

「中之条徹。関東地方強盗事件の主犯とされる人物」

『もう一つの指紋は高崎だ』

「それはおかしい。高崎は荷物が送られた九時に駐車場で待機していた。荷物に触れる訳がない」

『はっきりした。高崎巡査部長。彼は容疑者であることが』


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