エピソード1 始まり
私は小説を書くのが初めてなので、あまり上手くありません。それを承知のうえで読んでください。お願いします。
小学校の卒業式、この日がすべての始まりだった……
はれて小学校を卒業した、ヒロキ、アミ、マコトの3人はいつものようにいっしょに帰っ ていた。
「今日は、つかれたなー」
ヒロキはあくびをしながら言った。
それに対しアミは、目に涙をうかべながら、
「ヒロキは悲しくないの? みんなと別れることになっちゃうんだよ」
「別にそんなことないよ。3人とも離れちゃうけど、会えないわけじゃないし。」
なんと3人とも見事に別々の学校になってしまったのである。
「そうだけど…。 ねえマコトはどう思う?」
マコトは下をむいたままだ。
アミはもう一度、
「おーい! マコト?」
マコトは、ハッとして目をぬぐってから、
「あぁ、なんの話だっけ?」
マコトの目は少し赤くなっていた。そこでヒロキは、笑いながら、
あーっ! マコトが泣いてる、泣いてるー。 そんなに悲しかったのか」
「泣くわけねーだろ! 目にごみが入っただけだ!」
そんな他愛もない会話が続いていた。
別れが近づいていたそのとき、突然アミが、
「そうだ! 3人でお祝いしようよ。あの秘密基地で。」
「おっ! いいねー。 マコトは?」
俺もいいよ。」
「それじゃ、きまり! いったん帰ってから3時に私の家ね。」
「わっかた。」 「おう。」
3人はそれぞれ自分の家に帰っていた。
この約束がのちに大変なことになることも知らずに。