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小説ワープ  作者: 青。
2章 帰りたーい、帰りたーい、あったかい我が家が待っている?

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30/50

30話 カオスなお茶会

貴族と仲良くするために、お茶会に行った先で、1人の人がオドオドしていたのに、その人を他の人が馬鹿にしたら、突然雨が降ってきた。


というのが今の状況だ。

しかも、その突然降ってきた雨は、バカにしていた人のところにだけ降っている。

だが、バカにされたほうがやっているのかと考えて横を見ると、やっぱりただオロオロとしているだけだった。

何が起こっているのかわからずに途方に暮れていると、突然こんさんから、

「あの子は、呪術を持っている。たぶん、本人も操作できていない。」

という声がした。


とりあいず、呪術によってこれを行っているらしい。

しかし、そうなるとかなりヤバイ。

呪術というのは、自分の寿命を代償にして行う。

そして、一回の呪術で代償にする寿命は、呪術の威力で変わるのだが、彼女が使っている呪術は、かなり強力なものだ。

普通に考えて、この呪術を使った後、生きていられれば奇跡のレベルだ。


そのため、あわててとめにはいろうとすると、こんさんからアドバイスをもらった。

「おそらく、彼女は心が不安定になっている。だからこそ、その心を落ち着かせることが大切になるよ。」

と。

とりあいず、それに従ってみようと思う。

こんさんの使える魔法の中では、精神を落ち着かせるものは存在していないため、普通に距離を詰めるしかないのだが、一歩一歩進むごとに、威圧感が増している。

かなり怖い。

体が、近づくのを拒否してしまっている。

それでも何とか側にいくと、

「大丈夫?」

と声をかけてみた。


しかし、彼女は震えながら俯いているため、全く気がついてくれない。

それでも繰り返し呼びかけ、やっと振り向いてくれた時、とても驚いた顔をしていた。

そして、ビクビクしていた。

だからこそ、繰り返し声をかけたのだが、むしろ逆効果で、どんどん萎縮してしまっていた。

そして、それと比例するように、雨の勢いが強くなっていく。

次から次へと降ってくる雨に、かなり怖がっている人の姿も何人かみられた。

しかも、雨が降る範囲が広がっている。

さっきまでは、彼女の悪口を言っていた人だけだったのが、この屋敷全体を覆うように雨が降ってきていた。


どんどん悪化していく状況の中であらわれたのは、なんとびっくり、こんさんだった。

こんさんは結界で屋敷を覆うと、ためらいなく彼女に近づいた。

そして、何をするのかと思ったら、彼女の腕の中に入り、魔法で温めたのである。


まさに、アニマルセラピーである。

彼女は動物が好きなのか、かなり表情がリラックスしてきた。

そして、それに合わせて雨が弱くなってくる。

そして、最終的に、雨がきれいな虹になった。


     □     □     □


しかし、その後が大変だった。

あの後、呪術を発動させてしまった彼女は謝りっぱなしで、私がいくら弁解しようとしても、ソレを遮ってしまう。

そのため結局、彼女が勝手に呪術を発動したのを私が諌めたということになった。


とりあいず、雨の被害に遭った令嬢達には、このことを口止めさせておく。

口止めしても被害については伝えられるだろうが、あったほうがいいだろう。

そして、一旦解散し、仕切り直しとなった。


私には、彼女に聞きたいことがたくさんあったから。

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