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小説ワープ  作者: 青。
2章 帰りたーい、帰りたーい、あったかい我が家が待っている?

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29/50

29話 後継者

新しいミッションが増えました。

その名も、

「国王やってくれる後継者探し」

いえーい。

いや、よくねーよな。

さてさて、私が国王を辞めるために必要なのは、代わりになる人材。

しかし人材は、そう簡単に見つからない。

当たり前だ。

国王になれる人間がポンポン見つかったら、この大陸は一瞬で分裂してしまう。


しかし、何とかして後継者を探さなければいけない。


国王というのは、見ててなんとなく、

「こいつがいいな」

と思ったやつらしい。

つまり、人を直接見る必要がある。

貴族たちの場合は、お茶会的なものに招待すれば解決だろう。

もっとたくさんの人と交流したいし。

ただ、貴族ではない国民となると、話は別なのである。

直接国民全員をみることはできないし、もしかしたら、王城周辺の町に住んでいる人たちではないかもしれない。

つまり、対象が広すぎる。

しかも、普通の国王としての仕事もたくさん残っている。


つまり、めちゃめちゃ効率が悪い。

ちなみに、そのことをラースさんとこんさんに言うと、

「それは想定外だった。頑張ってね」

とのこと。

かるすぎる。

しかし、しょうがない。


ということで、今私はお茶会にでている。

結局、地道に探していったほうがいいと思うため、貴族の屋敷に招かれる形でお茶会に参加している。


多くの貴族たちは、私のことを敬ってくれるため、とてもいい雰囲気なのだが、すごく睨みつけてくる貴族もいた。

そういった貴族たちはすべて記録してある。

今後の働き方によって、処分が決められる。


     □     □     □


そして今は、私と同じくらいの年齢の令嬢たちが集まってお茶会を開いている。

実は、令嬢たちが集まってお茶会を開いているのは、私を招待するという点においては珍しい。

多くの場合私を招待している場合、家族がお茶会の主催者だったりするからだ。


加えていうなら、私がその手のお茶会をお断りしたことがあり、それ以降、家族でお茶会をやるところに混ぜてもらうという形で落ち着いた。


つまり、きょうのお茶会はかなりイレギュラーなのだ。

きょうのお茶会は、私以外に、

クラーク侯爵家

サラース公爵家

クラース伯爵家

ランドルト男爵家

のご令嬢が参加しているらしい。

名前は覚えていない。

こんさんが全部覚えているらしいので、こんさんに任せている。


お茶会が始まった。

今日はテラスでやるらしい。

テラスには、色とりどりのお菓子やお茶が運ばれてきた。

正直、お菓子やお茶を楽しむ方が、腹の探りあいよりも楽しい。

しかし、そうも言っていられないので、お茶会の間は、かなりたくさん話をしていた。

その中で気がついたのは、今回のお茶会の主催者の中で、とてもオドオドしている人がいることに気がついた。

よく見ると、自己紹介の時に一番最初に話していた、男爵家のご令嬢だ。


その人は、なにやらオドオドしながら周りに気を配っている。

いや、周りに気を配りすぎている気がする。

そして、私の気のせいでなければ、なにやら、他の令嬢たちの笑い声が聞こえる気がする。

よく耳を澄ますと、

「忌み子」

などという言葉が聞こえてくる。

よく見ると、その見た目は、アルビノだった。

アルビノというのは、本来体にある色素が抜けている個体のことで、アルビノの個体は、神の使いとして崇められたり、呪いだと言われて迫害されたりする。

たぶんあの令嬢は前者なのだろう。


そんなことをのんきに考えていると、突然その令嬢がまとう空気が変わり、空が曇って雨が降ってくる。

何なんだと思うまもなく、令嬢たちに雨が降ってきた。

貴族の階級は、上から公爵、侯爵、伯爵、子爵、男爵

としています。

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