予感
初めまして。作者です。
まずこの作品に興味を持っていただきありがとうございます。
私は小説を読むのが好きで、趣味もないので小説を作って見ようと思い、
書き留めてみました.ただの新米です。
このお話は実際に聞いた話や体験したことを題材にしたおはなしです。
何を書けばいいか、どうまとめるかなど右も左もわからないです。
素人の書き込みだと思ってください。
よろしくお願いいたします。
空くんどこにいるかわかりますか?)
はい?誰ですか?この女の子は…
空くんとは地元のパチプロ仲間で、
昔からの幼馴染だった。
空くんは、高校卒業後、そこら辺の会社に就職。
周りの友達がパチプロで食っているのを羨ましく思い、
会社を辞め、パチプロの道へと行ってしまった。
また、空くんは結構な虚言癖があり、周りからは
嫌われている。
空はどこにいるかは知らないけど何かあったんですか?)
ともやは興味が出て、なにがあったのかを知りたがったっている。
(喧嘩して、自殺すると言ってから音信不通になってしまって…心配で心配で…)
あー始まったよ。空の虚言癖。
ともやは空くんが嘘をよく言うことを理解している。
(大丈夫だよ。空はどうせスロット打ってると思うよ。
(本当ですか!?ならよかったです…ご迷惑おかけしました。
正直面倒ことはごめんだ。空が何をやってるのかなんて、知るはずもないがこう言っておけば面倒ごとに巻き込まれることはないだろう。そう思っていた。そう…思っていた…
これが、後の大事件になるなんて、この時は知る由もなかったともや。
そしてそれから4日が経ちいつも通りともやはパチ屋で台パンをしている。
この日初めて、店員さんから台パンを注意された。
怖かった。もう台パンはしない。そんなことを言ってたなぁ。
そんなこともありながら、その日は閉店まで打って2000円勝ち。しょうもない。負ける時は大金負けるのに、
勝つ時はショボ勝ち。パチプロなんてくだらない。
もう辞めて本格的に就職しようかな。と思い始めている。いい傾向だ。友達の私からも是非ともそうした方がいいと思う。
そんなともやは、パチ屋からの帰り道コンビニにより夜ご飯を買う。まぁ、基本はこの繰り返し。人生楽しいのだろうか?いや、本人がそれでいいならいいのか。他人の私がどーのこーの言う権利はない。
ともやは家につき買ってきた夜ご飯を食べている時
インスタから電話が掛かってきた。
スマホの画面には(ハナ)と出ている。
(あー空の彼女か、なんで俺に電話してきてんだろ。しかもいきなり。めんどくさそうだからここは出ないのが賢明だろう。
電話は切れた。
その直後また電話が鳴った。
画面には(ハナ)
(あーだりぃ。かける相手間違えてんだろ。
一分ほど鳴った後電話は切れた。
まぁともやの予想通り、すぐに電話が掛かってきた。
(もう出るしかなーか。キリがないし。
ともや(もしもし?いきなり電話してきてどうしたの?w
ハナ(グスンッ…うぅ…
ともや(どうしたの?
ハナ(空君と喧嘩してもう別れるとか言われて…グスンッ…
まーた始まったよ。
喧嘩すんのはカップルの勝手だけど、俺を巻き込むなよ。
しかも女なんて会ったこともねーしなんなんだよ…
ともや(それを俺に言って俺はどーすりゃいいんだよw
ハナ(空くんに連絡取れないですか…?
ともや(連絡取るのはいいけど俺、面倒ごとに巻き込まれるのは嫌だよw?
ハナ(大丈夫です。巻き込みません。
ともや(まあとりあえず、聞いてみるよw
ハナ(お願いします…グスンッ…
それからともやは空に連絡を取り、自分が巻き込まれてる状況、女の子がメンヘラになってる状況を空に伝えた。
そこからどうなったかは知らない。
女から連絡が来ないということはそうゆうことなのだろう。
それから2日が経った。
今日のともやは機嫌がいい。
なんせ、今日のともやは七万勝っている。
そりゃ機嫌がいいわけだ。くそがっ。負けろ。
そんな機嫌のいいともやだから、鈴木とよし男を飲みに誘う。もちろん2人の答えはOKだ。
そりゃ奢ってくれると言うのだ。行かない手は無い。
19時半にいつもの店集合になった。
鈴木(おせーよ
よし男(また勝ったのかよ…
ともやは不適な笑みを浮かべながら
(いやぁ、一万くらいしか勝ってないよーw
七万勝ってるなんてバレて、たかられたらたまったものでは無い。息を吐くように嘘をつく。そしていつも通り45分の遅刻。
まぁ。奢ってくれるならなんでもいいだろう。
そんなこんながありながらも、飲み会スタート。
いつものように、3人の愚痴が始まる。
ともや(〇〇って台。あれ、クソだよな。
よし男(あれ、評判悪いよな。原作が好きだから
やってみたいけど…
基本的にこの3人は、スロットの話で盛り上がる。
こいつらは、スロットの話なら2時間でも3時間でも
話ているだろう。
なんせ鈴木、よし男もまた、パチンカスなのである。
スロットの話を初めてどれほど経っただろうか。
今日の鈴木はテンションが高い。
なぜか?って?明日は日曜。鈴木も休みなのだ。
鈴木(そろそろ二軒目いこーぜ。もうそろこの店飽きた
ともや(いいけど、ここは出すけど二軒目は自腹だからな!
鈴木.よし男(えぇーケチー。
ともや(無職からたかるな!常に俺はジリ貧なんだから…
鈴木(なんか…うん…
よし男(なんか…ごめん…ちゃんと二軒目は出すよ。
ともや(おいおい…そんな言い方しないでくれ。俺が惨めな気持ちになるだろ…
3人で笑った。
二軒目に徒歩で向かってる途中。
ともや(こないださ、空の彼女から鬼電きてさぁ。
鈴木(そーなん。出たの?
ともや(出たけど、電話してきた理由がさ…
どうゆう経緯で電話が掛かってきたのかなどを2人に説明するともや。
よし男(それはめんどくさいなw
ともや(だろ!?俺って本当不幸な人間だよ。
鈴木(でもそれってさ、ワンチャン童貞卒業ちゃーんす!
じゃね?
ともや(流石に卒業は好きな人がいいわ!どこの誰かもわかんねー奴とやるのなんでお前らくらいだろ!!w
この3人はハナちゃんのことを何も知らない。
どこに住んでて、何歳なのか。どんな顔をしているのか。
そうこうしているうちに、二軒目に着き2時間ほど飲んだ後解散になった。
鈴木.よし男(じゃあーまた今度!今日はごちそうさまです!
ともや(しゃあねー今度奢れよー!
3人はそれぞれ帰路についた。
その日ともやは気分がいいと言うのもあり、
寝ずにパチスロ系YouTuberを自分のベットの上で見ていた。この時時間はすでに夜中の2時半を過ぎている。
その時だった。
インスタから電話だ。画面には(ハナ
2時半だぞ。この子は常識がないのか?
酔っていると言うのもあり出た。
今考えれば、この電話が今後のともやの童貞ライフを大きく変えることになるとはともやも思っていなかっただろう。
ハナ(ともやくぅーん。
まだまだ、夏の残暑は残りますが、
今年の残りも、3ヶ月なので後少し頑張りましょう…
私は社畜しながら頑張ります…笑