最終的なファイルの行方を考えると24メガピクセルが上限である
撮った写真をディスクに焼いて保存している人は、ほとんどいないと思われます
撮ったものをどう保存するのか
二つ手があって、
一つ目は、せっせとフォトストックにアップロードします。
いわばデータの保存をお金をもらって人に任せてしまうというもの。
これはJPEGで著作権、肖像権で問題のないものに限られますが、
自前で設備を維持しなくて済む上にお金がもらえます。
二つ目のディスクに焼く手間よりも簡単ですし。
二つ目は、DVDかCDに焼きます。
RAWファイルで保存できるし、肖像権のない写真も保存できます。
こっちが普通でしょう。
なぜできないか、、
まず考えられるのは、
整理整頓は誰でもしたくない
ゴミ屋敷とかと同じで、父の場合、これができなかったため、すべてのスライドを不燃物として廃棄しています。
例え私が死んだ時ならば同じで、溜まったディスクは不燃物になりますが、非常にコンパクトで手間がかかりません。
今、せっせとDVD、CDに焼いてレコーダで再生できることを確認しているのですが、テレビに映すと
D5200で十分
という、自己満足のレベルが明確になりました。
D5200は24メガピクセルのニコンの不評だったFマウントの、DX(APS-C)という小さいセンサーですが
ハイビジョンのテレビで見る分には十分な解像度とコントラストがありました。
D5200は二世代前の処理系で、フィルムのコダックみたいな発色をするのですが、テレビで見ると自然で好感が持てました。
この頃の24メガピクセルのカメラが吐き出すJPEGは10メガバイト前後のため、今となっては枚数が少なければCDに焼けて、DVDなら350枚くらい焼けるので作業が楽です。
楽というのは、可能な時間で作業ができる、つまりは
Windows10でDVDドライブにコピー
焼き終わるのにカップラーメンの3分前後
レコーダで再生を確認(この間に次のDVDに焼く準備)
という繰り返しが生活時間を挟んでできることです。
これがZ7、9、D850のように48メガピクセル越えからJPEGを吐かせて焼くなどとなると
DVDではなくBDだとかに撮影単位を分割することになり、よほどの理由がなければ誰もしません。
そのボトルネックが
USB3.0
DVDに焼くのにはUSB2.0で十分なのですが、ハードデイスクからのコピーとかなると48メガピクセルのファイルは
転送で100メガバイト毎秒以上の速度が欲しくなり、ニコンであれば専用のメディアに切り替わったように
何がしか取り扱い速度の嵩上げが必要になります。
24メガピクセルであれば、普通のパソコン、安売りのドライブでDVDに焼くことができて、整理が進んでいます。
ここで学ぶべきは、
最終的なファイルの行方
を考えると24メガピクセルが上限であるということです。
ファイルの行方は、このディスクに焼くという作業が、自分で鑑賞する1番最後の機会になります。
次回は、他人に売りつけるフォトストックについて考察します。
ディスクに整理することで、自分で鑑賞する最後の機会が生まれます