なんちゃってF2.8発売
ニコンは、ついに終わりました
Zシリーズの、なんちゃってF2.8が出揃いました。
まずZシリーズとは、ですが、ニコンのミラレス向けマウント、レンズの規格のことです。
ニコンは、キャノンにならって、
大三元(F2.8)
小三元(F4)
と呼ばれる広角、標準、望遠のズームを3本、一眼レフのFマウントでは揃えていました。
F2.8だとデカくて重いだけ、ブレるので三脚必須。
なぜあるかといいうと
高額であるからプロである
という仕事を任せる側の安心感からです。
Fの頃のF2.8は、1番使われる24−70が50mmを越えたところから、ボロボロの解像度になりF4より絞らないと使えませんでした。
ということは、F4の解放がつかえた方がいいわけですが、ミラーレスに最初に出された
24-70F4s
これが、沈胴機構の不可思議な構造でありながら、今のZマウントでは、唯一解放のF4で全ズーム域つかえます。
セットで買った人が多く中古も出回り、実売価格は半額ですが、定価の他の後発製品よりも、はるかにマシ。
そんなこと書いていいのか、、と思われる方は、メーカーのサイトにある仕様のところのMTFで比べてください。
長い前置きでしたが、いよいよ本題です。
Fマウントの70−200F4(小三元)がZマウントでは、ついぞ発売されていません。
にもかかわらず、
なんちゃってF2.8シリーズの
70−180F2.8
が本日発売されました。
なんちゃってF2.8は、その名のとおり、大三元の廉価版なんですが、
無理にF2.8にして解放でつかえなきゃ、
世界初、あるだけ無駄なレンズ
ということになります。
実際どうなのか、これはメーカーのサイトの仕様で公開されたMTFを見る限り
Fの10万しない70-200F4より荒い
そもそもニコンはFで
70-200F
300F2.8
など、キャノンを寄せ付けない解像度だったため、報道はNikonというところがありました。
ZマウントのF2.8、Sシリーズは、カタログスペックは立派ですが、重くて使えない。
そこで、
なんちゃってF2.8
性能が伴わなければ、我慢して使う以前の
商品として成り立たない
無駄な物と断言しておきます。
ちなみに、Zの70-200F4がないために
EF70-200F4
を使っていますが、先月委託撮影で、大変良い評価をいただきました。
自分でも仕上げている時に
ニコンのFみたい
で、びっくりしたのが、数枚ありました。
70−200F4という1番よく使うところをないがしろに




