実用、必要な解像度は20メガピクセル
人の依頼撮影なら、心配されないようにミラーレスのZ6も持っていきます
必要な画素数とは
最新のカメラは40万画素、40メガピクセルを超えているので
綺麗な写真は24メガピクセル以上
と思いがちです。
もちろん、40メガピクセル超えのカメラで撮ったものと
20メガピクセルのカメラで撮ったものを
パソコンの画面で拡大して見比べれば違いは歴然です。
ところが、
24メガピクセルを超えたカメラで
ブレ
をなくそうとすると、
レンズ、カメラで協調したブレ補正
重量のある三脚
のどちらかが必要になります。
つまりは、24メガピクセルのカメラが、普通に扱える上限になります。
24メガピクセルという境界は
普及価格の一眼レフ、ミラーレスの多い
ところで、それがベストなのでしょうか?
24メガピクセルでも、実は出来がるファイルを高画質にすると
ちょっと扱いにくい20メガバイト前後
のフィルになります。
40メガバイト超えのカメラが、意地になって取り扱わないと綺麗に撮れない
加えて、出来上がるファイルは、とても個人では保管管理できるものではない。
それよりかましの24メガバイトのファイルはどうかというと
スマホで見るのにはでかすぎ
印刷となるとオーバースペック
ウェブで使うたびに縮小
なんのための24メガバイトなのかわかりません。
では、どれだけの画素数のカメラが実用的なのか、
これは、キャノンもニコンも答えを用意していて
D5、FD、D500の20メガピクセル
6D、R6の20メガピクセル
つまり、20万画素なわけで、これから取り出したJPEGであれば、
そのまま納品
しても文句を言われることはありません。
そういうわけで、24メガピクセルを超えるカメラは、
なんのためにあるのでしょう。
それは、3ナンバーのSUVと一緒で
所有する満足感
のためにあります。
人間一人二人移動するのに、なんでそんなでかい鉄の塊が
日本の道幅は広くならないのに、車だけでかくして
それでも高い車両代、税金を払うことに価値を感じるということです。
最近撮影の仕事に恵まれていますが、半分は6Dの20メガピクセルで、たまにZ6の24メガピクセル。
というのは、他のカメラマンと同じで
軽バンのアクティで現場に乗り付けたら客が心配する
モデルさんとかに、最新のミラーレスを見せないと馬鹿にしたと思われる
その気遣いからです。
派遣の撮影の時には、床屋に行って洗車したデミオに乗っていくのと同じ配慮です。
そうではなく、風景、鉄撮りなど人を取るのでなければ、
あるいは、スポーツ、報道写真
であれば、20メガピクセル一択で、
ニコンもキャノンもプロ機の最高級は20メガピクセル
ということになります。
相手に対する配慮は大切です




