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未来から来るもの

作者: ダルシン

どうも。ダルシンです。

すぐに読めますので、読んでみてください。

 机の引き出しからお化けが出る。

 そんな理由で小学四年生になる俺の娘が、自分の部屋にいることを嫌がるようになった。

 見たのか、ときけば、見ていないと言う。でもそんな話を友達から聞いたらしい。

 やれやれ、西暦二五〇〇年を迎えても、依然として子供たちはいもしないお化けに怯えているのだ。

 その話を会社でしていると、同じくらいの年齢の子供をもつ同僚の女性が言った。


「知ってますよ。おかげでネズミのキャラクターが、お守り代りに売れているらしいですよ」


 きけば、そのお化けはネズミが苦手で、そのお守りを投げると驚いて逃げて行くらしい。




 別の知り合いからもこんな話も聞いた。

 小学三年生の息子とスーパーで買い物をしていると、息子がどら焼きをねだったという。嫌いだったはずなのに。

 そのどら焼きを食べもせずに、ずっと枕元に置いておくというのだ。

 どら焼きが好きなお化けがいて、どら焼きをあげるとお腹からプレゼントを出してくれるらしい。サンタクロースの靴下じゃあるまいに。

 近所の人にもきいてみたが、どうやら子供たちの間でそんな話が噂になっているらしい。

 おかげでどら焼きがよく売れているらしい。




 そのお化けは、体は青色で、顔は真っ白だが猫みたいで、でも耳はない。

 未来からやって来て、勉強ができない子供を机の引き出しの中に引きずり込むらしい。

 おかげで、子供たちが最近よく勉強をするようになったらしい。

ネタバレ。


そうです。読んでわかったと思いますが、誰もがご存知の人気漫画です。

そのキャラクターも500年も経つと、こういう変化をするのかもしれないなと思って

書いてみました。


気に入ってもらえるとうれしいです。

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