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4話

時間はあっという間に進み、俺は1歳と5ヶ月が経った


前までは支えがあって何とか立てていたが、今は筋肉が発達したおかげでスラスラと歩けるようになった


俺の住んでいるところはかなり田舎らしく、家は普通より少し大きめなくらいだ


かなり大きな貴族に属しているのに、何故こんな田舎に住んでいるのだろう?


まあ、それは置いといて


最近時間があると、お母さんの書斎に入り込み本を読んでいる


この世界の文字や言葉はなぜだか知らんが覚えていて、俺はこの世界の知識を増やそうと努力する


まあ、小さな子供が小難しい本を読んでいる姿は不自然極まりないだろう


お母さんはと言うと


「カエデちゃんは天才なのかしら?」っとの微笑み、お父さんと言うと、「将来は学者さんになれるかもしれないな!」っとどっちとも親バカ全開にしている



まあ、そんな感じでこの1年を本に費やし、俺は2歳となった



次に俺は体を鍛えるべく、筋トレなどをした


でも、日中お母さんが俺にベッタリくっついていた事もあって、俺が訓練できる時間はみんな寝ている夜中だけだ


だが、昼間もただ黙ってお母さんに抱き着かれている訳では無い


俺は体の中心部に宿る火?見たいなのを全身に巡回させる訓練をしていた


多分、これが魔法などを発現されるための燃料みたいなものだろう


最も言いやすく言うと魔力だな


俺はこの魔力を自由自在に操り、いずれ魔法を発言させるために努力している


そして俺は自分の情報が知りたく、試しにアニメなどで言っているアレを唱えてみた


「ステータス」



名前 : カエデ=レイグラン


種族 : 神人


魔技 : 【神王化】【剣豪】【神撃】【雷神魔法】

【ネットショッピング】


称号 :







まさか出てくるとは思わず、びっくりした


魔技と言うのが多分魔法とスキルの事だろう


それぞれ詳しく見れる見たいなので、鑑定してみると



神人〜人でありながら神の力を持つ者

あらゆる耐性を持ち、成長を促進させる

また、長命である


神王化〜一時的に神の力を器に顕現させる

全てのステータスが上昇する


剣豪〜全ての武器の使いが上達し、自在に操ることが

できる

しかし剣に関しては、頂きに達する


神撃〜神の攻撃


雷神魔法~雷に愛され、極めた者のみ使用できる神代

魔法


ネットショッピング~端末を顕現させる事ができ、ネ

ット上に販売している商品を買

う事ができる










うむ、やっぱり神様から貰った能力はチートだな


俺は改めて魔技のチートぶりに恐縮し、暇な時でもこの力を試してみようと思った


























#####


そしてまたまた一年経ち、俺は3歳になった


毎年の誕生日は両親から盛大に祝われ、少し照れくさい


相変わらずお母さんは俺にベッタリだが、1日に1時間程度外で遊ぶ事ができるようになった


お父さんが「カエデも3歳なんだから、そろそろ1人で外で遊ばせても大丈夫だろ」っと助言してくれたからだ


お母さんは絶望したような顔になり、お父さんに「まだ早いわよ!」っと魔法を打ち込んでいた


俺からもお母さんに頼んで何とか許可を貰えたが



そして俺は今その自由時間で、外にいる


1時間で出来ることはたかが知れてるが、俺はこの時間を自分を鍛えるべく訓練に使っている


なるべく人がいない森に潜り、魔技を使う




『雷装天魔』



瞬間、俺の体に雷が迸りそれを纏う


これは魔技、雷神魔法を応用したオリジナルだ


雷で細胞を活性化させ、爆発的に身体能力を上げることが出来る


まあ、俺が今使えるのは雷神魔法だけだけどな!


この技に至るまでに何度も俺は失敗し、黒焦げになった


出力を間違えたら、今の体では耐えきれず、ボフンする


それで毎回お母さんを心配させ、泣かせてしまった



お母さん、申し訳ない

でも、失敗を糧として遂に成功させたから!



俺は木々を掴んだり蹴ったりして、高速で移動する


日本にいた頃ではありえない身体能力に俺は昂る


「ヒャッハァー!俺は確実にあの時よりも強い!」


前世のパワーには劣るが、スピードだけなら確実にあの頃より上回っている



しばらく高速で動き回っていると、視界に生物が現る


そいつは、ムッキムキの筋肉を纏い、子供が見たら恐怖で泣いてしまうような顔をしている



そう、モンスターのオーガーだ


俺は木の上に立ち、オーガーを見下ろしていると


「ガアァァァァァァァァァ!!」


どうやら気づかれたみたいだ


オーガーは落ちている石を拾い、俺の目掛けて投げてきた


「よっと」


俺は冷静に他の気に乗り移り、攻撃を回避する


さっきまで乗っていた気はオーガーの攻撃で倒れ、オーガーの馬鹿げた力を物語っている


何本も気を折られたら退路を塞がれるから、俺は地面に降りる


「ガアァァァァ!!」


オーガーは全速力で俺を殺そうと向かって来た




さて、さすがにこの状況では逃げられないな


命の危機が迫っているのに、俺は嬉しそうに笑う


オーガーを見つけた時に、逃げようと思えば逃げれたはずだ


だが、俺は逃げなかった


はなから俺はこいつと戦う事を望んでいたからだ


「どれだけ俺の力が通用するか、試させてもらうよ!」


カエデとオーガーの戦いが今始まる






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