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ルークの家族

キャラ紹介回です。

これで各々の容姿のイメージが出来ると思います(多分)


 生誕の儀式。つまり、この世界に転生してから半年が経った。

 

 時間経過するのが早いと思う人は多いだろう。何故そこを飛ばすのかと疑問に思う人もいるだろう。

 

 何故半年間を巻きにするのか。理由は単純。

 

 特に何もなかったから!である。

 

 赤子に出来ることなんてはっきり言ってたかが知れている。泣くことと寝ることくらいしかできないのだ。

 そんな半年間を長々と語っても面白いとは誰も思わないだろう。という事で省略させていただくことになったのである。

 

 あ、そういえば一つだけ特別なことがあった。

 転生してから3ヶ月くらい経ったときに、お隣に住んでいるアルドーナ家に女の子が一人生まれた。

 名前はメルクトリ・アルドーナだそうだ。父と母がお祝いに行ったのでその時の会話で名前を聞いた。

 

 最初ルークはメルクトリのことを歌織なのではないかと思っていた。あのチャラい神のことだから、手違いで三年を3ヶ月にしたのではないかと。

 実際はそんなわけはなかった。現実はそう上手くはいかないものだ。

 

 ちなみにお隣のアルドーナ家に歌織が生まれることになっている。転生の時に、響揮の豪運によって決まったのだ。

 まあお隣といっても田舎で農村地帯なせいかそこまで近くはないのだが。

 

 

 これ以上特別なことは何もなかったので半年間のことはこれまでとさせていただく。

 

 それで、半年目にして何が変わったかというとだが、ようやく目がはっきりとはいかないものの、見えるようになってきたのだ。

 今まで自分の家族の顔が見えないというのは不安と同時に楽しみでもあった。顔までは叡智の権能でもわからないのだ。

 

 そして半年経った今、ついに見えるようになったため、ついでに家族について紹介しようと思った次第である。

 

 

 ◯

 

 

 まずは前回軽く紹介した、母親であるレスティア・クライシスから紹介しようと思う。

 

 まず一言目、胸がでかい。殆んど見えていないときでも大きいとわかる程度には大きかった。

 見える今だから言えるが、E……いやFはあるかもしれない。

 

 年齢は25歳と三人子供を持つ母親にしては若い方だが、異世界で時代を考えると普通ならしい。

 日本も昔は結婚の時期とか早かったらしいし。

 

 容姿は可愛いというよりかは美人という言葉が似合う方で、母親に似た場合、絶対に美少年(イケメン)になれると言っても過言ではない。

 髪はさすが異世界といえばいいのか、もとの世界ではあり得るはずのない綺麗な赤色だ。勿論染めるなんて技術はないので地毛である。癖毛ではなくストレートなので、赤色の髪のせいもあってか、アニメのキャラのように見えてしまう。

 

 性格は基本は(・・・)とても穏やかで優しい。基本は。

 ご近所さんと話している時に聞き耳を立てていると、だいたい何も言わずに「うふふ」と微笑んでいるが、父親であるアルベルトといる時は別で、凄く厳しい人になる。

 愛ゆえだろうか?

 

 ちなみに今はというと、

 

「ルークのお世話で大変なので、今日も家事お願いしますね」

 

「え?俺も仕事終わりで疲れて――」

 

「お願いしますね」

 

「はい……」

 

 といった感じで完全に主導権を握っているのだった。あとそこまで迷惑をかけている気はないのだが……。

 

 

 次に尻に敷かれている父親であるアルベルト・クライシスについて紹介しよう。

 

 年齢は26歳とレスティアの一つ年上だ。プロポーズはアルベルトからしたらしい。叡智の権能相手にに秘密など不可能なのだ。勝手に調べただけだが。

 

 容姿は一言で言うと農夫より兵士の方が似合ってるのではといえばわかるだろうか。赤子が見たら泣く程度には強面だ。

 それで昔、かなり苦労したらしく、子育てはレスティアの仕事となったそうだ。

 余談だが意識がすでに大人なルークが、アルベルトの顔を見た程度で泣くわけもなく、それに大興奮したアルベルトをレスティアが叱るというワンシーンがあった。

 

 体格はいい方で身長は190を優に超えているだろう。いい体格と強面の顔で村の子供たちから、恐がられているそうだ。食事の時に愚痴ってた。

 

 髪は銀髪で短く切り揃えられている。

 日本にいた頃なら100%ヤンキーもしくはヤクザだと思って、距離をおいていただろう。

 

 そんな強面のアルベルトなのだが、性格は見た目に反して、優柔不断で真面目で子供好きだ。与えられた仕事はサボらず完璧にこなし、自分に妥協を許さないタイプである。損するタイプだ。

 本人は子供好きなのだが、当の子供の方に好かれないので自分の容姿に不満ばかり言っている。

 

 そして始めにも述べたとおり、レスティアの尻に敷かれており、レスティアのお願い(めいれい)には逆らえないのだった。

 この時代の男は亭主関白や男尊女卑などが普通の時代なので、アルベルトのような人間は珍しいと言えるだろう。

 まあ土地柄で男女平等というのもあるが、家の場合は単純にレスティアが強いだけなのだった。

 

 

「ご飯出来たぞ~!」

 

「はーい!行くわよ、エド!」

「う、うん」

 

 アルベルトはよくレスティアに家事を任されるため、

 

「やっぱり、お父さんのご飯は美味しい!」

「美味しい!」

 

「ははは!そうかそうか!もっと食べろ~!」

 

 料理の腕は料亭にも負けず劣らずなのだ。

 

「やっぱり、貴方の料理は美味しいですね」

 

「あ、ありがとう……」

 

「これからもお願いしますね」

 

「……はい」

 

 こうしてアルベルトの料理の腕はぐんぐんと上がっていくのだった。

 

 

 残りは一気に紹介しようと思う。

 姉のレイ・クライシスと、兄のエド・クライシスだ。レイがルークの三つ上で、エドが二つ上となっている。

 

 二人はいつも一緒にいて、レイは好奇心旺盛、エドは少し引っ込み思案だ。

 レイに「お姉ちゃんと呼びなさい!」と言われながら頬を突つかれまくったのは記憶に新しい。赤子に何を求めているのだか。

 

 レイの容姿はレスティア八割、アルベルト二割といったところだ。アルベルトの遺伝子は主に目付きにでていて、目付きが悪い。髪の色は母親譲りの赤毛だ。

 

 エドの容器はレスティア、アルベルト半々といったところで、アルベルトの強面なところを上手くレスティアがカバーしている。

 将来は渋い男になりそうだ。

 

 姉が母親似で、兄が半々なので、自分は父親似になるのではないかと、失礼な心配をしているルークであった。

 

「ルーク、お母さん!お休み~」

「お、お休みなさい」

 

 ルークも軽く手を振って挨拶を返す。

 

「お母さん、ルークが手を振ったわ!きっと言葉がわかるのよ!」

 

「ルークは賢いからね~」

 

「ほら、早く『お姉ちゃん』と呼びなさい!」

 

 そんな無茶な……

 いくら言葉は理解できても上手く舌が回らず話せないのだ。

 

「お、お姉ちゃん、あまりルークを苛めちゃ……」

 

「別に苛めてないわ!ねえお母さん」

 

「うふふ、でもルークが話せるようになるのはもう少し先よ」

 

 レスティアがレイを宥めたおかげで、頬っぺ突つき攻撃は終了した。

 エドはもう少し強く言えるようになってほしいと、ルークは心の中で願うのだった。

 

 

 

(それにしても、あと二年半か……長い)

 

 ……結局、頭の中は歌織のことでいっぱいなルークであった。

次回は、またまた半年後です。&また教会に行きます

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