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約束を果たすために  作者: 楼霧
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第四十四話 初登校

次の日の朝、俺は学校の制服を着て屋敷の玄関の前で馬車を待っていた。学校の制服は白を基調としたもので元の世界の私立高のブレザーみたいであった。堅苦しい私服を考えるとまだ、こちらの方が馴染みがある。ただ、一つ残念なことが、騎士コースの学生しか帯剣を認められてないらしく、俺の愛剣は自室に置いてある。腰元が軽くてちょっとスースーするのが、落ち着かないのだが仕方ない。


「行ってきますお婆様」

「ごめんなさいね。本当はついていきたかったのですが」

「お仕事じゃ仕方ないですよ」

「ソフィア、ルートを頼みましたよ」

「分かってますお婆様。それでは、行って参ります」


俺とソフィアは馬車に乗って、カジィリアに見送られながら屋敷を出発した。今日のソフィアは保護者の代わりである。祖母のカジィリアは、王城で仕事があり、父のアレックスは昨晩、ルミールの町に戻ってしまったためだ。カジィリアは、物凄く一緒について行きたい様子だったのだが、王城での仕事を優先してもらった。


カジィリアはかなり優秀な文官だそうで、国の財務を司る仕事をしているらしい。俺のせいで城の人たちに目をつけられても困るし、迷惑は掛けられない。



「うぅ。ちょっと緊張してきました」

「ルゥも緊張することがあるのね。ちょっと新鮮」

「俺だって緊張ぐらいしますよ」

「ふふ。それで、ルゥは学園に行ってどうするの?」


馬車に揺られながら、これから向かう学園のことを思うと緊張をしてきた。それを素直に吐露したら、ソフィアがニヤニヤしながら失礼なことを言うので、俺は膨れっ面で抗議する。その様子にソフィアは笑みをこぼしながら、俺に学園で何をしたいのか尋ねてきた。


「そうですね。改めて魔法を学ぶのも楽しみなのですが、出来れば自分で魔術具を作ってみたいと思ってます」

「ルゥが魔術具を?おかしなものが出来そうね」

「おかしなって失礼な。ちゃんと便利なもの作りますよ。あとは、出来れば学園では、目立たずに埋没出来ればと思ってます」

「目立たずにって、それは、無理なんじゃないかしら」


目立てば目立つ程に厄介事に巻き込まれる可能性か高くなる。学園生活を無事に三年間過ごすためには目立たないようにした方が良いに決まっている。そう思ってソフィアに話してみたのだが、あっさりと否定されてしまった。・・・やっぱり無理か。


「・・・まあ、そうですよね。誰かさんが流した例の噂がありますし、何より本来、学園に入学出来るのは十二歳になる年からですよね?年上ばかりの中に、来月でやっと九歳になる俺が居たら、どう考えても目立ちますよね」

「あはは、噂の件はともかく、年齢のことはとても目立つでしょうね。でも、それだけじゃないよ」


ソフィアは、それだけじゃないと言ってから黙りこんでしまう。続きを話すのを躊躇っているようである。だが、実はソフィアが何を言わんとしているか察しはついている。とりあえず、話が前に進まないので俺から話を切り出した。


「エルスタードの家名のことですか?貴族、なんですよね?」

「どうして、知ってるの!?」

「ただのお金持ちじゃないとは薄々思っていたんですけどね。今日の朝早くにラフィから聞きました。あぁ、聞いたというよりか、口を滑らしたですね」


今朝、ラフィに「ルートお坊ちゃま」と呼ぶのは止めて、出来れば呼び捨てに欲しいとお願いをしていた。どうにも、名前を呼ばれる度にお坊ちゃま呼びされるのが、背中がむず痒くて仕方がなかった。だが、ラフィには、頑なに拒否された。大した話ではないだろうと思っていたのに、どうして駄目なのか問いただしたところ、「ルートお坊ちゃまは貴族で、私は平民で身分が違います。どうかご容赦を」とのことだ。


ちなみに、ラフィはその後、ハッした顔をして「あ、違います。ルートお坊ちゃまはご主人様で、私は従者です」と言い直していたがもう遅い。ラフィは仕事に対してとても真面目なのだが、マイペースというか天然というか、ちょっと残念なお姉さんである。


「それで、ラフィから聞いた後、真偽を確かめるために窓から屋敷の屋根に登って確認したんです。まだ距離はありますが、屋敷の屋根から王城が見えました。王城に比較的近い場所に屋敷があることが分かって、屋敷は貴族街にあるのだと確信しました」


王城は王都の最北部にある。そして、王城近辺に貴族街が広がっており、さらにその外側に平民街が広がっているという話を王都に出発する前日の打ち合わせで聞いていた。


「全く朝から何やってるのよルゥは。それに、ラフィも全く仕方がない子なんだから。はぁ、でも、本当は昨日の晩餐の時に話をする予定だったのよ?それなのにルゥったら・・・」

「あぁー、それに関しては申し訳ありません。つい衝動が抑えきれませんでした」


昨夜の晩御飯の折の話である。広い食堂に長方形の長いテーブルがあり、その端の短編に家長であるカジィリアが座り、その隣に俺とソフィアが向かい合うように座って食事をすることになった。初めに出てきたのは、何の変哲もない塩のスープであった。強いて言えば、見たことのない野菜が入っているぐらいであったのだが、スープを一口飲んだ俺は、バッと立ち上がる。


俺が突然、立ち上がったことでカジィリアとソフィアが目を丸くして俺のことを見ていた。だが、俺はそれを気に掛けることなく、「厨房はどこですか?」と控えていた執事に聞いて、厨房に連れて行ってもらう。


・・・そして、俺は出会ったのだ。胡椒に。


料理長はがたいの良い女性で、普段であれば話しかけるのを躊躇してしまうような雰囲気の人であった。「私の料理にケチをつけるつもりかい!?」と凄まれたが、テンションが上がっていた俺に、そんな脅しは関係ない。何も気にすることなく、とにかくスープに使った食材を教えて欲しいとせがんだ。そして、スープに使った食材の中の一つに胡椒の実が出てきたのだ。


胡椒は、最近になって出回り始めた珍しいもので、とても高価なのだそうだ。そのせいで、まだ、きちんとした調理方法が分かってないそうなのである。だが、当主が会いたがっていた孫との念願の食事だということで、今日の食事に使うことになったらしい。とりあえず、香り付けのためにスープと共に煮込んで、実は捨てられていた。


何てもったいない使い方を、と思ったが今はそんなことはどうでも良い。俺は捨てられた実を回収しつつ、魔法で元の状態に戻す。そして、元に戻した実を今度は乾燥させてすり潰した。すると、厨房にいっぱいに胡椒の良い香りが広がる。怪訝そうにしていた料理長は「こりゃ、凄い。坊ちゃんは大したもんだ」と感嘆の声を上げた。


その後、俺は、料理長が出そうとしていたメニューにあれやこれやと聞いたり、口を出したり、教えてもらったりと、そのまま厨房に入り浸りになる。そして、さらに見つけてしまった。流石は王都と言うべきか、立派なお屋敷の厨房だと言うべきか迷うところだが、砂糖があったのだ。益々、テンションの上がった俺は、料理長にお願いして、デザートを任せてもらった。


結局、孫との食事を楽しみにしていたカジィリアは、俺と一緒に食事をすることが出来ずにちょっと落ち込んでいたらしい。だが、料理はおいしいと言って食べていて、特にデザートは気に入っていたと後からソフィアに聞いた。その時、カジィリアがボソッと「ルートは料理人になるつもりなのかしら?」とこぼしていたそうだ。


・・・出来れば作る方じゃなくて食べる方の専門で居たいんだけどね。


俺は、「お陰様で、料理の幅が広がると思います」と拳をグッと握ってソフィアに宣言するとソフィアは苦笑しながら「はいはい、良かったわね」とおざなりな態度だ。


「全く、ルゥが居ないせいで、不機嫌になったお婆様から、どれだけ結婚はいつするんだと言われたか・・・」

「それはそれで申し訳ないですが、それってでも、自業自得じゃないですか?」

「んん?何か言ったかしらルゥ?」

「ひひへ、ふぁむへほふぁいふぇふ」


ソフィアは笑顔で俺の両頬をギュッとつねる。とても痛い。俺はヒリヒリする頬をさすっているとソフィアが少し真面目な顔をして話を続きを始める。


「エルスタード家は、さっきルゥが言った通り貴族よ。でも、だからといって気負う必要はないからね」

「それじゃあ、どうしてそんな隠すような感じだったのでしょうか?」

「うん、それなんだけどね。エルスタード家は、この国の貴族の中でも五本の指に入るぐらい由緒ある家柄なのよ」

「あー、ということはもしかして、それなりに権力があるということでしょうか?だとしたら、面倒事に巻き込まれる可能性が大いにあるということですね」

「ええ、身も蓋もない言い方だけど概ねその通りよ。特にルゥなんかは、子供と思って、すり寄ってくる輩がきっと居るわ。残念な話だけどね」


つい昨日まで、自分や家族のことをただの一般市民と思っていた。というよりは、そういうこと自体、考えたことがなかった。元の世界で、身分なんてそれほど気にするようなものでもなかったので尚更だ。しかし、どうやら、かなり権力のある貴族なのだそうだ。


よくよく考えてみれば、アレックスは、こんな大きな王都がある国の騎士団長を務めていた。身分制度があるのなら、強さだけでなく、それなりの地位である者でなければ騎士団長になるのは難しいだろう。そう考えれば、平民であるはずがなかったのだ。


・・・うーん。いきなり貴族と言われても貴族らしいことが出来る訳じゃないし。そのことに関してはとりあえず、ポイだ。何にせよ、面倒事に巻き込まれやすい環境であるということに気を付けなければならない。



馬車に揺られて一時間以上は経っただろうか。ようやく学園へとたどり着いた。結構、足の速い馬車であったのにも係わらず一時間以上掛かっているので、アレックスの実家から学園はかなり遠いところにある。初回なので、今日は大人しく馬車に乗ってきたのだが、学園には、体力作りのために走って通おうかと考えていた。


・・・さて、思ったよりも遠いが、どうしよう。まあ、朝早く出れば何とかなるかな?


学園は、門から入ってすぐに広い庭園があって、その奥に石造りで出来た建物がある。外観が見た感じお城のようなだ。本当にここが学園なのかと眺めているとチラホラと、俺と同じ制服を着た生徒が歩いていることに気付く。そして、こちらに気が付いた学生たちが、ヒソヒソと話をし始めるのが見えた。分かっていたことだけど、こうもあからさまに注目されると、ちょっと、居心地が悪い。


だが、ソフィアはそんな他人の目線を気にすることもなく「こっちよ」と言いながら建物の中に入っていく。流石は、注目し慣れているということだろうか。その勇ましい姿に、姉としてちょっと見直した。そして、ソフィアの案内で学園長室の前にたどり着く。


それにしても、ソフィアは学園に通ってないはずなのに、どうして、迷うことなく学園長室まで来ることが出来たのだろうか。ちょっと不思議だ。もしかして、来たことがある?


俺は、ドキドキしながら学園長室のドアをノックする。すると中から「入りなさい」と聞き覚えのある声がした。俺は、あれ?と思いながらドアを開けて中に入る。


「やあ、おはようルート君。よく来たね。我が学園へようこそ」


中に入ると、豪奢な机に肘を置いて、椅子に座ったエリオットが出迎えてくれる。とても爽やかな笑顔だ。


「一応、確認なのですが。もしかして、エリオットさんが学園長ですか?」

「もしかしなくても、私が学園長だよ。不服かい?」

「いえいえ、滅相もございません。むしろ、知っている人で安心したぐらいです。昨日の別れ際の、また明日って言ってたのは、こういうことでしたか」


エリオットが学園長をしているのには、ちょっと驚いたが、全然知らない人と挨拶するよりは断然良い。それに再三、学園に誘ってくれていた理由が分かって納得した。優秀な若い人材を探してるって聞いたことがあったけど学園長をしていたからか。


「さて、じゃあ、ちょっと学園について話をして良いかな?」

「お願いします」


エリオットは学園について説明をしてくれる。学園に通う生徒は、魔法使い、騎士、文官の三つのコースに分かれているそうで、それぞれに校舎があるらしい。この学園長室がある建物は、文官コースの校舎なのだそうだ。他の校舎は、文官コースの校舎を東に抜けた先に騎士コース、西に抜けた先に魔法使いコースがあるとのことだ。


「これが、魔法使いコースに入学した者に与えられる校章だ」

「ありがとうございます」


俺は、エリオットから学園の学生であることを証明する校章を受け取って胸元に付けた。校章は、魔法使いを示す杖の形をしている。ちなみに、騎士コースは剣、文官コースはペンの形をしており、誰がどのコースの学生なのか分かるようになっているそうだ。


「一先ずの説明はこれぐらいかな。何か質問はあるかい?」

「・・・あ、そうだ。学園に関係ないことで聞きたいことがあるんですが良いですか?」

「構わないよ」

「ありがとうございます。俺の冒険者見習いの話なのですが、学園に通いながらでも、二年目の課題に挑戦出来ませんか?途中で投げ出すのも何か嫌なので、出来れば一人前にしておきたいなって」

「なるほど、でも残念ながら、その必要はないかな」


冒険者の資格は、一人前になると悪いことをしない限り、永続的なものになる。だが、冒険者見習いの場合、課題をクリアしなければ資格が失効されてしまう。折角、ソフィアと決闘して、特例で冒険者の仲間入りを果たしたのだ。出来れば一人前にしておきたかったのだが・・・。


「あ、やっぱり駄目でしたか。そうか、どうしようかな。・・・あの失効した場合って再挑戦出来ますか?」

「ああ、すまない。言い方が悪かったね。そう言う意味じゃなかったんだ」

「それは、どういう意味でしょう?」

「ルート君の場合、魔獣シロ・クマを単独撃破出来るほどの実力がある。それだけで、一人前の冒険者としての資格を十分に有してると言える。だから、君には一人前の冒険者の資格が与えられることになっている。本当は、もう少し落ち着いた頃に話をしようかと思っていたんだけどね」


駄目かと思っていたら、実は一人前の冒険者にしてくれるようである。今までやってきたことが無駄にならないと分かってホッとした。ただ、先に一人前の冒険者となってしまったことに、リッドたちにはちょっと申し訳なく思う。


「ところでルート君。冒険者のギルドカードを更新する必要があるんだが、今なら、王都の冒険者ギルドに籍を移すことが出来るけど、どうする?」

「いえ、出来ればルミールの町が良いです。俺の故郷はあちらですから」

「そうか。だったら、ギルドカードをソフィアに預けておくと良いよ」

「ソフィア姉様、お願い出来ますか?」

「もちろんよ」


剣と一緒に道具袋を家に置いてきてしまっているので、今はギルドカードを持っていない。帰ったらソフィアにギルドカードを託すことにする。


「他に質問はないかな?」

「冒険者で思い出しました。もう一つ良いですか?確か、ティアが冒険者として活動しているのは、実力を付けることだけじゃなくて、学園に通うための学費を稼ぐためだったと思うのですが、俺はどうなっているでしょう?まさか、父様や母様に請求がいってませんよね?」


同じ冒険者見習いとして活動しているティアが自分で稼いでいるのだ。突然、学園に通うことになったが、自分のために学園に通うのであれば、自分で稼いで通いたい。それに、これ以上、親に迷惑を掛けるのは嫌なのだ。


「ルート君の場合は、王命によるものだからね。学費に関しては免除になっている」

「え?そうなのですか?でも、それは・・・」


「何だか自分で稼いでいるティアに申し訳ない」と話を続けようとしてエリオットに止められる。


「もし、負い目を感じているのなら、魔獣シロ・クマ討伐の報酬と思ってくれたら良いよ」

「・・・そう言われると魔獣退治に関して、特に何も報酬はもらってませんでしたね。全然、気にもしてなかったですが」

「普通の冒険者なら、報酬を要求するところなんだけね」と言いながらエリオットは苦笑する。


・・・まあ、報酬目当てで魔獣の討伐に行った訳ではないので仕方がない。


「もう質問はないかな?」

「とりあえず、ありません」

「分かった。じゃあ、ソフィア」


エリオットがソフィアに目配せをするとソフィアが長方形の箱を持って俺に近付いてくる。ソフィアは、長方形の蓋を開けて中が見えるようにしてから、俺の前に差し出してくる。


「ルゥ、これはお婆様からの贈り物よ」

「これは、もしかして小さな杖でしょうか?」


箱の中には、木で出来た指図棒のようなものが入っていた。俺はそれを見てすぐにピンと来る。悪の魔法使いと戦う、丸メガネが良く似合う某魔法使いの少年が使っていた杖に良く似ていると。


「でも、ティアが持ってる杖は、これよりも、もっとでかいですよね。何故でしょう?」

「あれは、杖自体が武器として、身を守る盾としての役割があるからね。それに魔力強化の効果があったして汎用性が高い。でも、学園で使うこの杖は、魔力制御重視で、扱いやすい大きさになっているんだ。ちなみに、制服の裏側に杖を指しておくところがあるよ」


エリオットに言われて俺は、制服の裏側を見る。確かにペンを差しておくような感じに杖を差せるようになっていた。早速、杖を制服の裏に差してみて、ふと思う。これ、前のめりに転んだりしたら折れるんじゃね?と。


エリオットには俺の考えが筒抜けだったようで、「心配しなくても簡単に折れるようなものじゃないよ。それに仮に折れたとしてもルート君なら直せるだろう?」と言われてしまう。・・・はい、まさしくその通りです。


エリオットにすばり見抜かれていたことに、俺は照れ隠しで笑っているとコンコンと学園長室のドアをノックする音が聞こえてくる。


「ああ、そろそろ時間のようだね。入りなさい」


エリオットが入室の許可を出すと、体格が良くて腕っぷしの強そうな男性が一人、学園室に入ってきた。

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