軽音部の体験入部はあまくない!!♪♪♪
職員室来てくれ。
この言葉を聞けば学生は誰でも自分が何かのやらかしたかと思ってしまう。先生のひとことで、このあとの人生が大きく変わると言っても過言ではない。例えば電話で親を呼ばれて、そして生徒指導室で担任の先生や全く知らない先生に囲まれて説教をされるかも知れない。
そうおもいながら俺は職員室の平野先生の机に向かった。
「失礼します、平野先生の机はどこですか?」
すると知らない先生が指を⬅指した。
そこには平野先生が先生どうしで話していた。
「おお、来てくれたか、はやくこっちに来てくれ。」
「平野先生話ってなんですか?」
「あぁ、君は軽音部の体験入部に来ているそうだな。」
「そうですけど、なぜ平野先生が知っているんですか?」
「私はこう見えて軽音部の顧問をしているんだ」
「へぇ、以外ですね」
「君は軽音部に入るのか?」
「まあ、一応入るつもりですけど。」
「わかったよ、聞きたかったのはそれだけだもう帰ってもいいぞ。」
「失礼しました、そんなのとなら教室でも聞けただろ」
「君は体験入部の時にいた新入生だね。」
目の前に軽音部部長の古市海音がいた。
「よく俺、僕のこと覚えていましたね。」
「私は一度に見た人の顔はだいたい覚えれるんだよね」
「それはすごいですね。」
「ありがとう、今日も体験入部あるから後で来てね!じゃあ」
そのまま急いでどこかに行った。教室に戻り、次の授業の用意をし席に着いてスマホを開くと未来香からメールが届いていた。
「今日も放課後教室に来てね! 今日も放課後体験入部に行きます。(笑」
なんで俺が未来香のところにむかえに行かなくちゃならないんだ。もしむかえにいかなかったら後で未来香川になんて言われるかわからない。そして放課後になり未来香をむかえにいくと教室の前にいた。
「今日はスタジオライブの日なのよ。はやく行くよ」
「なんでそんなにあせっているんだよ!」
「前の席でライブ見たいじゃない。」
俺はスタジオの行き方はわからない、俺は未来香はスタジオの場所をわかっているだろと思っていた。しかし未来香もスタジオの場所がわからなかった。俺は未来香と一緒に学校のなかをすみずみまで探し回った(15分ぐらい)。校舎のはしっこに小さな建物が建てられていた。見た目はそんなに綺麗ではなくそんなにボロくない建物だった。
「おじゃまします。はやく尊」
「おじゃまします。」
スタジオにいたのは約15人ぐらいの一年生と約30認識2、3年生達がライブを始める直前だった、来るのが遅かった俺たち二人は立ってみるのとになった。
「本日はスタジオライブにお越しくださってありがとうございます。
私は部長の古市海音ですよろしいお願いします。これから演奏す曲は私たちが考えたオリジナル曲です。聞いてくだい。どうぞ!」