軽音部の体験入部はあまくない!!♪♪
春の朝起きるのがとても辛い、春休み夜遅くまで起きてゲームをしていて、昼と夜が入れ替わっていた生活をおくっていた学生にとって学校が始まってからの朝の起床がとても辛い。そう思っている学生の1人俺、杉田尊はこの春から幼なじみの藤井未来香に誘われて、軽音部にいることになった。
ピンポーン…………ガチャ
「おじゃまします!! たけるー起きてる?」
「未来香おはよう。 てかどうやって入ったんだよ!」
「カギがあいていたのよ」
「はやくしないとまた学校遅刻するよー」
「わかったよ」
今日は7時間授業そして苦手な英語がある。しかも授業をしてくれる先生はよりによって平野先生。平野先生は何かのクラブの顧問をやっていると未来香が揺っていた。
「ごめん遅くなった。」
「私をどれだけ待たせる気なの!」
「ごめんってば、早くいこうぜ。」
「はやくしないと明日から私一人でいくから」
「わかったよ」
俺たちが通っている河原高校は家から歩いて駅までいきそこから電車に乗り降りて少し歩くと着く。駅から学校に向かっているとき後ろから上品にあいさつしながら歩いてくる、松本蓮花がいた。
「なんであいつお嬢様ぶってるの」
「本当にあいつお嬢様だし」
「そこのひと~体験入部してた人でしょ?私は松本蓮花、これからは 蓮花って呼んでくださいませ。」
「そうだけど」
「今日も体験入部行くの? ところで隣の彼女は軽音の体験入部来て た?」
「昨日ちゃんと体験入部行ったよ!たける今日もいくよねー(怒」
「へーそこの男性たけるって言うのか。」
「今日も暇だから(汗」
「いちお聞いとくけど彼女の名前は?」
「いちおってなんなの、私は未来香、藤井未来香覚えといて!」
「わかったはじゃあまた後でバイバイ」
さっきは上品に歩いていたのにとてもダッシュで学校に向かっていった。
「あっ、たけるもう少しで授業が始まる!」
俺たち二人はギリギリ授業に間に合った。教室には担任の平野瑠華先生が朝のホームルームを行う準備をしている途中だった。
「杉田、さっさと席に座れ。杉田に話したいことがあるから後で職員 室の私の席まで来てくれ。」