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依存 のち 滅裂

作者: 飛路途

不安に駆られるかもしれないので、多少閲覧注意。(なんてもの投稿してんだ)

僕は、ゆらゆらしている。ゆらゆらと、漂っている。僕の身代わりは、多分向こう岸の方でなんとかやっているだろう。向こう岸?

僕はそこでようやく気づいた。僕はどこから来たのか。多分流されてるうちに、方角を失ってしまったようだ。そういえば陸もまだ見えていない。まだであり、おそらくずいぶん前に一度見た陸。

服はもうぐっちょりとして気持ち悪い。ゆらゆらする前のことを思い出そうにも、そういえば服は着ていたのだな、ということの気づきにしか繋がらなかった。

僕は目を閉じた。走馬灯というものを見たかった。それさえあれば、もしかしたらこのゆらゆらのびちゃびちゃのなかでも、十分にひまがつぶせるかもしれないと思って。もしかしたら、なにかだいじなことをわすれてたんじゃないかな、とおもって。

そんなことはなかった。みれないものはみれないし、ぜんぜんそんなようすもなさそう。

そして、ぼくはまだ、たしかにいきていることと、〇にそうにないということをなんとなくつかんだ。

つかんだものははなしたくない。

はなしたくないけれど、どっちかというと、そんなことよりもびちゃびちゃになったふくをぬぎたいし、ぼくは今このゆらゆらがとても心地いいのだ。

ゆらゆらしていると、ふわふわして、真っ白にしてくれる。そうさ、僕はいま最高にゆらゆらだ。身代わりなんてかまってられない。

服について俺はなんで脱いでいなかったんだ?

あれ、そういえば俺は俺であってたっけ?

まあいい。このゆらゆらがあれば、後はどうでもいい。

しかし急になぜかうるさく感じる。

なんだ


誰かいるのか?


ああ、陸に戻ったか、それとも着いたのか。

まあいい。僕は引き返そう。僕はゆらゆらしたい。

Twitterのアプリ消しました。色々とありまして、心的余裕を持つために、申し訳ありませんが、今回は完全な不定形です。

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