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第0話:プロローグ

今思えば、俺の人生は負け続きだった。


幼稚園の運動会。足の速いやつがいて、俺はかけっこで2番になった。号泣したのを今でも覚えている。


部活ではレギュラーになれず、高校受験では第一志望に落ち、就職も大手からは内定が出ず、唯一の中小企業の営業職に滑り込んだ。


いつだって、下を見て安心していた。

だけど、そんな“安心”なんて、結局は自分をごまかすための言い訳に過ぎなかった。


大人になり、先輩に連れられてギャンブルを始めた。


パチンコやスロットで小さな勝利に心を躍らせ、気づけば競馬や競艇の大金に手を出していた。何度負けても、勝利の瞬間が忘れられなかった。


その結果、消費者金融や友人に多額の借金を抱え、首が回らなくなった。営業中にパチンコ屋に入る姿を上司に見られ、会社もクビ。

それでも、やめられなかった。負け続きの人生で、唯一俺に微笑んでくれる存在だったから。


ついに闇金にまで手を出し、返済は不可能になった。漫画の中だけの話だと思っていた――ヤクザが、人を保険金目当てで殺すなんて。

ドラム缶に押し込まれ、コンクリートが流し込まれる。あとはパニックで何も覚えていない。ただ、海水の塩辛さと、耳に押し寄せる水圧だけが残った。


その瞬間、俺は願った。次の人生では、誰より運のいい人間に生まれ変わりたい、と。

初めての小説作成で至らぬ点しかございません

暖かい目で見守ってください

小説家になろうの使い方も理解してないので

アドバイス等ありましたらよろしくお願いします。

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