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貴族のメンツ

 まさか、相手が突っ込んでくると思わなかったのは、別に彼が無能だったからというわけでもない。


 愚かなだけだ。


 バルディシュア辺境地帯の貴族、ロンバルト・ディス・ジャスダフは、貴族を示す“ディス”を持っている貴族の三男坊。


 彼にとって軍隊というか、社会に出ることは、平民に頭を下げるのと同じで、平民と同じ食事は、豚のえさを食べるのと同じ。

 

 とどのつまり、家の外で生きることは、彼にとって耐えられることではなかった。


 爵位を継いだ長男の家に居候同然の生活を続けていた彼が戦場に来たのは、長男である男爵から“武功を立て、家名をあげてこい”という脅迫に近い命令を受けたからだ。


 やる気なんてあるはずがない。


 しかし、男として、このメースいう“おもちゃ”を与えられた以上、それなりに目立ちたいという心理は、ロンバルトの中にもあった。

 こんな前線に出てきたのも、功名心というより、そんな子供じみた自己顕示欲があったからだ。

 しかし、彼が持ってきたのはサライマ1騎。

 男爵家として持っているサライマは30騎近いのに、そのうちの1騎しか兄から与えられることはなかった。

 お付きの者でさえ、「金がもったいない」という理由で与えられることの無かった彼は、新潟に貴族達が勝手に作ったサロンに寝泊まりしながら、それでもしばらくは貴族として生活していた。

 そんな彼の元へ届く家族からの便りは、戦場での活躍を催促するような内容ばかり。


「退屈だ」

 そんな中で知り合った、似たような境遇の男達の中で、そんな声が上がるようになったのは、すぐのことだった。


 人間の捕虜をなぶり殺しにする、その発想と手段の残虐さを競うという、彼らにとっては“遊び”にも彼等は飽き始めていた。


「諸君」

 その中で、最も資金があり、多数の配下まで連れてきた男、エストヴァニア伯爵の次男、バートレットという男がポツリと言った。


 役者のような仕草を好むが、肉体は役者ならば、豚の役くらいしか果たせないだろう醜悪な小男。


 彼の、その一言が始まりだった。


 「我々は戦うために来ているんだ」


 サロンのふかふかのソファーに座り、酒浸りになった男達は、口々に同意をさけび、バートレットという男はそれに満足した。


 「ここで無聊を囲うより、いざ戦いの場へ!」


 ロンバルトは、そんなバートレットの誘いに応じた一人だ。


 ヴォルトモード卿の軍勢の事情など知らない。


 彼等は、自分達という増援に対して感謝すべきではあるが、口を出すことが許される立場ではない。

 せいぜいが、地方の男爵が司令官をやっている、平民ばかりの軍に、何故、高貴なる出自の私達が制約を受けるというのか。


 否、制約を受けることは許されない!


 そんな発想に忠実なバートレットは、配下に命じてヴォルトモード卿軍の前衛より前に勝手に陣地を作り上げた。


 ロンバルト達は、そこに誘われ、のうのうとやってきたのだ。


 残念なことに、彼等が出陣の前祝いで飲み明かした昨晩のうちに、戦艦の艦砲射撃によって肝心の陣地はあらかた破壊されていたが、そんなクレーターだらけの景色でさえ、彼等にとっては物珍しい興奮すべき存在でしか無かった。


 そこで死んでいった配下のことなど、知る必要さえ彼等は感じていないない。


 豪華なキャビンを持つ飛行艦を引き連れた彼等は、魔界では一般的なメース、サライマばかりで編成された一端の部隊気取り。


 正規軍から一斉に退役が始まったサライマシリーズを、貴族達は下取して領地の警護に使っている。

 彼等の多くは、そんな事情で入手されたサライマを家族から押しつけられた身だ。

 そんなサライマでも、横一列に並ぶとさすがに壮観だ。


 これを前に祝杯でもあげよう。


 誰が言い出したか忘れたが、少なくともロンバルトはそれを拒むことを知らなかった。


 絵にして家に送れば、仕送りが少しは増えるかもしれない。


 そんな腹づもりもあった。


 ハッチを開いた所で、コクピットにピーピーという“得体の知れない”音が鳴り響いた。


「何だ」


 ハッチから出ようとして、ロンバルトはコクピットの中を見回した。

 神経を接続すれば基本的に動くメースの操縦方法を一々学ぶバカがいるか。という貴族特有の暴論を信奉するロンバルトに、その意味がわかるわけがない。

 戦況モニターを見ればすぐわかることだが、ロンバルトは、戦況モニターの意味すらわらない。

 メースの“眼”が見た光景を映し出すスクリーン。

 そこに、ポツンと映し出された点が、メースの形となって迫ってくる光景が、彼に理解出来る精一杯だった。

「……なっ?」


 激しい震動が、彼を襲った。





●数時間後 魔族軍第三軍司令部


「負けた?」

 泥だらけのロンバルトを目の前にしたズルドは、ギョロリとまるで見得を張る歌舞伎役者のような顔と仕草でロンバルトを睨んだ。

「だからどうした」


 そんな事を言われることさえ予想できなかったのだろう。

 ロンバルトは金魚のように口をパクパクさせ、やっとのことで言葉を喉から絞り出した。


「私が殺されかかったんだぞ!この私がっ!」


 泥水をかぶり変色したレースのついた胸のスカーフを叩き、ロンバルトは顔を真っ赤にして叫ぶ。


「男爵家の一族であるこの私が、騎体を破壊された!殺されかかったのだ!これを大事と言わず、何を大事と言うか!」


「……」


 ズルドは瞑目して、その太い腕を組んだままになった。

 食いしばった歯と額の青筋にロンバルトは全く気付くことはない。


「正規軍は何をしていた!私がこんな危険なメにあったというのに、救難さえなかったとは、正規軍の怠慢では無いか!貴君は軍司令官として何をしていた!」


「……」


「……失礼」

 ズルドの横から口を挟んだのは、彼の副官であるマーリンだ。


「貴殿は出撃の前に、前線において独自行動を我が軍が認める代わりに、何があろうと我が軍を頼らない趣旨の宣誓書にサインをされておいでのはずで―――」


「黙れぇっ!」

 ロンバルトが一喝した。

「平民の分際で、男爵家、貴族に文句をつけるとは何事だ!」


「し、しかし……」


 確かにマーリンは平民だ。

 魔界の社会では貴族に反攻できる立場ではない。

 貴族であるロンバルトからすれば、例え軍人であろうと、一介の平民に過ぎないマーリンから意見を受けるいわれはない。

 否、それどころか貴族としてのメンツに傷をつけられたのと同じだ。


「身分をわきまえろ、平民風情がっ!」

 たじろぐマーリンにロンバルトは反駁した。

「高貴なる生まれである、この私に意見するとは、ズルド卿、貴君は一体、部下にどういう教育を!」


 ドンッ!


 ズルドの拳がデスクにめり込んだかと思った次の瞬間、その太い足がデスクを蹴り上げた。

 スチール製の巨大なデスクが宙を舞い、天井に叩き付けられた後、ロンバルトの頭上めがけて落下を開始した。

 悲鳴を上げて逃げたロンバルトの目の前で床に落下したデスクは、派手にバウンドすると金属の残骸として彼の前に無残な姿をさらした。


 すっかり腰を抜かしたロンバルトは、自分が失禁していることに未だ気付いていない。

 先程までの威勢の良さを失った喉からは、ヒィィィという笛のような音しかしない。

 その目の前に仁王立ちになったズルドは、ロンバルトを見下ろしながら言った。


「無様に敗北しておきながら、貴族や氏素性が聞いて呆れるわ」


「なっ……」


「貴公の家柄は、確かに、かつては武辺を持って帝国に名の知れた一族と覚えている」

 

 武辺を持って帝国に名の知れた一族。


 ズルドのその一言が、ロンバルトを正気に戻した。


 ハッとなったロンバルトは踏ん張るようにして立ち上がり、胸を張った。


「そ、そうだ!我が一族の祖先、ナースンホルトは、五千年前、先の王朝動乱において、第一次チシイ会戦、第四次ウダ合戦と、数々の戦いで武勲を立て、男爵に上り詰めたのだ!その後に続く祖父、イートリッヒは敵将の首を自らあげ、帝国中にその名その名を―――!」


「なら」

 ズルドの野太い声が、ロンバルトの声を遮った。

「祖先、祖父に詫びるがいい」


「……はっ?」

 ロンバルトは、言われた意味がわからなかった。


「貴様等はな」

 ズルドの顔には一辺の哀れみもなかった。

「たった10歳の人間の小娘率いる相手に負けたのだ」


「……」

 ぽかん。とした顔のロンバルトが、何を言われたのかわかっていないのは明白だった。


「見るがいい」


 おい。

 ズルドが顎で示した先には、壁に取り付けられたテレビがあった。

 魔界や天界で一般的な三次元立体映像ではない。

 人間界のテレビだと、さすがにすぐに想像がついた。

 人間界の言葉はわからないが、アナウンサーが興奮気味に喋った後、切り替わった映像の中では、メースのコクピットらしき場所から出てきた金髪の幼い少女が、コクピットに近づいた騎士らしき男に無言で小さく頷いていた。


「……まさか」


「そうだ。少なくとも人類の最初の一太刀はこの小娘による」


「わ、私ではないっ!」

 ロンバルトは色をなして否定した。

「あ、ああっ!断じて私ではないぞ!そ、そんな無様な、あんな子供に一太刀で倒されたなんて、貴族としてあるまじき失態を、この私がするはずがないだろうが!」


「……」


「わ、わかるだろう!?ズルド卿、わ、わわ、私は、武門の出だ!栄光あるジャスダフ家の出だ!その―――」


 ロンバルトの腹にズルドの蹴りがめり込んだ。

 どちらかといえば肥満体のロンバルトの身体が吹っ飛び、壁に叩き付けられた。


「ひっ……ひぃぃぃっ!痛い、痛いよぉぉぉっっ!」


 腹を押さえ、のたうち回るロンバルトにズルドは冷たく言い放った。


「名誉あるジャスダフ家の一族とやらよ」


 声は冷たく、そして力強かった。

 それだけに、ロンバルトはその声に恐怖した。

 どんな敵より、この場に送り込んだ兄より、怖かった。


「事破れ、恥辱を受けたなら、潔く自決するのが一族の名誉のためであり、貴様の値打ちを守る唯一の方法だ。

 戦場へわずか単身で乗り込んで、先陣に出た不敵さは、貴族の面汚しにしてはよくやったと褒めてやろう。

 遺族には、武門の一族らしき名誉の戦死を果たしたと報告してもやろう。

 昨日、誓約書にサインした一夕のよしみもある。

 腹を切るなり、首をくくるなり、好きにしろ。

 俺も貴族の端くれ、準備の時間位は与えてやろう。

 貴様が平民と馬鹿にした、そのマーリンの前で、貴族はこうだという意気込みを見せてやれい」


 貴族の名誉を守り、死ね。

 ズルドはそう言っているのだ。

 10歳という小娘に敗北した恥辱は不問のまま闇の中で処理して、貴族の名誉のうちに死んだことにしてやろうという意志がズルドにはあったらしい。


 だが、ロンバルトはその意志どころか言葉の意味さえわからなかった。


「はぁっ?何故、貴族の私が死なねばならんのだ?」

 ロンバルトは本当に呆れた。という顔で言った。

「貴君は、私がここに来た意味がわかっているのか?私は、正規軍に動けと命じに来たのだ!私を守らなかった怠慢を帳消しにしてやるための命令を下しに!」


 ズルドは、無言のまま、小さくマーリンに頷いた。

 マーリンは“仕方ない”という顔で頷くと、片手を上げた。

 すると、部屋の四方に待機していた士官達がロンバルトに近づくなり、取り押さえた。


「な、何をするっ!は、放せっ、この下郎共め、私を誰だと思っているか!」


 士官達は答えない。

 ただ無言でロンバルトの四肢をねじ上げ、床に組み伏せた。


「どちらで?」

 床に頭を押さえつけられる恥辱の中、ロンバルトの耳には声しか聞こえない。

「名誉の自決を拒んだのだ」

 ズルドは答えた。

「戦死の方だろう。武器は人類のを使え」


「銃でよろしいですか?」


「……そこに転がっているスコップでたくさんだ。ぶん殴って処理しろ……ロンバルト、家族へは遺書は送ってあるな?」


「な、ないっ!」

 ロンバルトは助かった!そう思って声の限り叫んだ。

「私は遺言を書き忘れた!そう、私の遺言を一族の者は待っている!」


「そうか」

 ズルドは答えた。

「遺言を残さず死ぬか―――マヌケめ」


 何を―――!

 そう叫ぼうとした名誉ある貴族、武門の一族のロンバルトの喉は、名も知らぬ平民、マーリンが振り下ろしたスコップによって切断された。





 その夜。


 憮然とした顔のズルドの姿が、ホーサーの家にあった。

 あぐらをかいたズルドの巨体が手にすると湯飲みが小さな猪口に見える。

 電気が来ていないホーサーの家の照明は、あちこちに置かれた行燈型の簡易魔法照明だけだ。

 ほんのりと小さな灯りが、ズルドと面と向かって座るホーサーの鶴の様に細いホーサーの老いた体を照らし出す。


「戦場が遊びの場でないことは、子供でもわかって当然なことだろうが」


「ふん……子供以下なのさ」


「違いない」

 ズルドは湯飲みの酒を飲み干すと、つまみを口に放り込んだ。

「貴族だからといって甘やかすからああいうロクでもないのが育つ」


「お主の娘はどうした」


「ああ、いい娘さ!」

 ズルドは満足げに微笑んだ。

「ワガママひとつ言わず、貴族だろうが平民だろうが礼儀正しく接している。イスラフェルのメーカーの野郎が、世辞だとわかっていても、ああいう娘が欲しいなんて言ってくれると、親として鼻が高いわ!」

 がははっ!と、酒臭い息と共に吐き出されるズルドの高笑いが室内を揺らす。


「そうか」


「家族はいいものさ」

 ちびりちびりと酒を飲むホーサーに、ズルドは気付いたように言った。

「それで?お主も独り身が寂しくなったとか?」


「ああ」

 ホーサーは小さく頷いた。

「ワシも老い先短い身じゃて」


「珍しい」


「おおい!」

 玄関で不意に男の声がした。

「爺っ、いるか!?」


「おや」

 ホーサーが腰を上げた。

「この時間に、あやつが女の所に行っておらんとはな」



「いや、そのことだがな?」


 訊ねてきたのはラドラーだった。


 ラドラーの亡き父はホーサーの盟友であり、実はズルドの亡き妻、コーシウスの縁者に当たる。

 ズルドにとっては、

 この時代で初めて出会った身内。

 そう呼んで差し支えない。

 当初、ズルドが来ていることを知り、遠慮したラドラーを強いて座らせ、湯飲みを握らせたのはズルド自身だった。


「いや、実は」

 ラドラーが言いづらそうにズルドの顔を見た。

「ホーサー爺に相談があってだな」


「俺は席を外した方が良いか?」


「いや、実は、肝心なのはズルド殿でな」


「俺が?」


「ああ。今日、ジャスダフ家の三男坊が“戦死”したと」


「ああ」


「あれは……強いたのか?」


「だとしたら」


「貴族共が、息巻いている。地方貴族の男爵に名門貴族の三男が死を強いられた。これでは貴族のメンツが立たんとな」


「知るか」

 ズルドは吐き捨てるように言った。

「俺が邪魔ならいつだって辞めてやる」


「まぁ、そういうな」

 ラドラーは言った。

「一般兵から始まって、まともな連中はズルド殿が強いたとしても当然だと思っている。何だと?敵はたった10歳の小娘だと?すでに魔界では笑いものだ」


「メンツが潰れたのではなく、自ら潰したのだろうが」

 ホーサーは不快そうに言った。

「愚か者が」


「愚かだからさ。面と向かって文句の言えるところに責任を負わせたい。それがズルド殿って寸法さ。これはマズいと思ってな」


「ふむ……」


「馬鹿馬鹿しい」

 ズルドは酒をあおり、言った。

「俺に文句があるなら、いつでも決闘でも何でもやってやるわ!」


「正々堂々という言葉を知らんような奴ら相手に、それは危険過ぎる」

 ホーサーはなだめるように言った。

「ワシに任せろ。思うところがある」


「そうか」

 ラドラーの顔に安堵が走った。

「さすが爺だ」


 

 その後、ホーサーの弟子のことが俎上にあがった。。


「爺の腕前を知って、魔界では年間何十、何百という者が弟子入りを求めて城を訪れているというのに、爺と来たら、相手が誰だろうが、とにかく一切の弟子はとらん。

各国からの指南役の要請でさえ断り続けているという変わり者よ。

その爺が人間界に来た途端、弟子をとると来た!

しかも、家族同然にしたいと!」


 いかに酒が入っているとはいえ、ラドラーの口調そのものが、ホーサーの心境の変化に驚く周囲の感情を代弁していた。


「生涯でこれほど驚くことは、そうはあるまい!」

 ラドラーは湯飲みの酒を一口であおった。

「人間界の酒も、こうして飲めば美味いものだ」

 満足げに息を吐いたラドラーは、ズルドに訊ねた。

「魔界の酒が恋しいか?」


「いや?」

 ズルドは答えた。

「人間界の酒は気に入っている。特に、娘が酌をしてくれるのでな」


「羨ましいな」

 ラドラーは深いため息と共に頷いた。

「俺の所はもう息子も成長して、やれ家庭教師だ、やれ学校だ……親子で会話も出来ん」


「跡取り息子がいるだけ幸せじゃろうが」


「何の。うつけで困る。あんなのなら、おらん方がマシだ」


「よくも言う……」

 苦笑しながらホーサーは酒を飲む。

「歩き始めた息子が転んだだけで大騒ぎしていたあの親バカが」


「言うな。爺。俺にも体面というものがある」


「気にする相手か、のう、ズルドよ」


「ああ」

 ズルドは頷いた。

「俺も似たようなものだ。下手すれば、そこのスッパードが次の番かもしれんが」


「おお!そうだ爺っ!まだ使えるじゃろうが!」


「試す気にもならん」


「そういえば、あの娘共はどこへ?」


「ちと、所用で出している。これも弟子の務めとしてな」


「ほう?爺のことだ。また無茶なことを命じたのではないだろうな」


「あれはどうにも若すぎる」

 ホーサーの口調はしみじみとさえしていた。

「若い故に、どうにもならんこともある。それを超えてもらわんと、次に進めん」




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