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第七十八話 クリぼっち

まとい達が楽しい時間を過ごしている頃、俺はひとりだった。

会社の同僚たちは飲み会に行ってしまい俺だけが残された。

それは飲み会に北川が参加しているからだ。

例の一件以来、俺は会社の同僚達からのけ者にされている。

北川とエッチしたことはバレていないが揉めているからだ。


北川は会社の同僚たちの間では妹的な存在だ。

人気があるから北川と揉めると総スカンを食らう。

なので俺は会社にいるときは孤独なのだ。


「ちくしょう、何で俺だけクリぼっちなんだよ」


俺は缶チュウハイを片手にテレビに向き合っている。

ちょうどAVを鑑賞しながら酒を煽っていたところだ。


「世の中のカップルは楽しいクリスマスを過ごしているのに俺はAV鑑賞だなんて惨め過ぎる」


今年の初めの予定ではみんなで飲み会をする予定だった。

それが北川との一件でおじゃんになるなんて予定外だ。

今頃、会社の連中たちは飲み会で盛り上がっていることだろう。


「どうせ最後はラブホに行ってエッチしまくるんだろう。悔しい」


クリスマスなんて所詮、エッチするための前振りのイベントだ。

美味しい食事をして楽しい映画を観て雰囲気を作る。

そしてその流れでラブホに行ってエッチをするのだ。

世の中のカップルなんて考えていることはいっしょだ。


「あぁっ、やりてー」


誰でもいいから女を抱いて俺の熱いものをぶちまけたい気分だ。

このところエッチをしていないから溜まりに溜まっている。

女の柔肌に触れて柔らかいおっぱいに溺れていたい。


「巨乳ものに変えるか」


俺は観ていたAVを止めて巨乳もののAVを選ぶ。

痴漢ものは好きじゃないのでゴミ屋敷ものを選んだ。


「こんなシチュエーションなんて絶対にありえないから面白いんだよな」


斬新な設定が面白い。

それでいてセクシー女優が調教されるから俺好みだ。

やっぱり女は調教してこそエロさが溢れ出るのだ。

許されることなら北川を調教してみたかった。


「うぉぉぉ、このセクシー女優、胸デケー」


零れ落ちそうなおっぱいが悩まし気に揺れている。

おまけに巨乳の割には先っちょの周りが崩れていないからエロく感じる。

これぞおっぱいって感じがしてすごく興奮して来るのだ。


「やっぱりおっぱいは張りがあった方がエロく見えるな」


中には水風船のように垂れ下がっているタイプのおっぱいもあるから悲しい。

せっかく巨乳なのにおっぱいが垂れ下がっていたらエロスが半減してしまう。

好きな人は好きなカタチなのだけど、俺の好みじゃない。


「揉みてぇ、すごく揉みてぇ」


AVの中に入れるなら今すぐ飛び込んで男優と交代したい。

そして思う存分、自分の性行を発揮してセクシー女優を犯したい。

そうしたらこのモヤモヤはすっきりできるだろう。


「あ~ぁ、”ドロえもん”でもいてくれたらなぁ」


秘密道具を使えばAVの中の世界に入り込める。

そればかりでなく、AVの中のセクシー女優を取り出せることもできるのだ。

セクシー女優を彼女にできれば毎日エッチができる。

日替わりでセクシー女優を交代させれば365日エッチ三昧だ。


そんなバカなことを考えながら俺はAVに夢中になった。


「おぉっ、このセクシー女優、すごモジャじゃないか」


ツルツルも好きだけどやっぱりモジャモジャの方がセクシーに見える。

恥かしいところがモジャモジャで隠れるからチラ見え感が出るからだ。

それが大いにスケベ心をくすぐるのだ。


「お尻もいい形をしているな」


お尻がプリッとしていてセクシーに見える。


お尻もおっぱいと同じでいろんな形がある。

つぶれたようなお尻やモチみたいなお尻など。

人それぞれで形が違うから好みが分かれるところだ。


「俺はやっぱり”しの字”のカタチのお尻が好きだ」


上はすらっとしていて下がもっちりとなっているカタチだ。

これぞ”お尻”って感じがしてすごく萌える。

鍛えているとそう言うカタチになるから世の中の女子たちにはお尻を鍛えてもらいたい。

そうすれば毎日目の保養ができるのだ。


「顔もカワイイし、俺好みの女だ」


”カワイイだけじゃダメですか”なんて歌が流行ったけれど”カワイイだけじゃダメなんです”と強く言いたい。

やっぱり女子は”カワイくてエッチじゃないとダメ”なのだ。


ゴミ屋敷もののAVは話が進みゴミ屋敷の主から水着の着用を求められている。

しかもその水着はスケスケで着たら丸見えになってしまうぐらい生地が薄い。

その水着をセクシー女優が着るとものすごくエッチな姿になった。


「うぉっ、エロッ」


体のラインが出ておまけに透けているから余計にエロく見える。

どうせエッチをする時に脱がせるんだから無駄じゃないと言う女子もいるだろう。

だけど、脱がせる楽しみとスケスケの水着を着た姿を鑑賞できるから必要なのだ。


「やっぱり水着はスケスケに限るぜ」


そこへローションを垂らせば余計に透けるからエロさが増す。

もう裸そのものだけど布一枚を着ていることで余計にエロいのだ。


「ここで一発抜いておくか」


俺のマツタケもほどよくギンギンになっていたのでひとしごきした。


「うぉぉぉぉぉぉぉ……はぁ」


俺のマツタケから勢いよく熱いものが飛び出して来る。

それをティッシュで取ってマツタケをキレイにした。


「はぁ~、気持ちよかったぜ」


すっきりしたけれどまだ俺のマツタケは満足していない。

しょぼんとしょぼくれることなくギンギンになっている。


「続きを観るか」


俺はゴミ屋敷ものの続きを観た。


スケスケの水着を着させたあとはローションを塗りたくっていた。

そしてその姿を十分に鑑賞してからエッチに移る。

水着を着させたまま恥ずかしいところだけ出してエッチしていた。


「この辺はどのAVでも似たような感じになるな」


前でして、後ろでして、最後は変則的なカタチでフィニッシュだ。

そして熱いものをセクシー女優の顔にぶちまけて終わらせる。

そうした方がやり切った感が出るからそう言う風にしているのだろう。


「でも男優って商売もいいよな。エッチして気持ちよくなっておまけにお金をもらえるのだから」


こんなに美味しい仕事は他にはない。

だけど、エッチが仕事になったらどうなのだろう。

元気な日はいいが元気のない日は辛い。

マツタケがしおれているのにギンギンにさせないといけないのだ。


「それはそれで辛いかもな」


やっぱり普通にサラリーマンをして女子たちとエッチしていた方が一番いい。

世の中の女子はセクシー女優のようにエッチでないが調教する楽しみが増える。

とことんまでエッチなことをしまくって俺好みの女にするのがいいだろう。


「まあでも相手がいないとダメなんだけどな」


今は俺の相手をしてくれる女子はいない。

会社では総スカンだし、モテるわけでもない。

イケメンだったらナンパって手もあるが俺のキャラじゃな。

けっしてブサメンと言うわけではないがただのフツメンだ。

どこにでもいそうな顔をしているからモテないのだ。


「世の中のイケメンたちは毎日やりまくっているんだろうな。羨ましい」


俺もイケメンに生まれ変わったら毎日エッチしまくるだろう。

甘い言葉と顔で女を落としてラブホに連れ込むのだ。

そしてエッチな調教をして俺専用の性奴隷にできる。

そうしたら枯れる日はなくなるだろう。


そんなことを考えている間にゴミ屋敷もののAVは終わっていた。


「次は何にするかな」


女教師ものや女子高生ものなどは定番だ。

いろんなシチュエーションの作品が揃っている。

その中でもマネージャーものは俺好みの作品だ。


絶対にありえない設定だがもしかしたらあるかもしれない期待を抱く。

世の中には何千高校も学校があるのだから、どこかにひとつあるかもしれない。

もし、そんな部活があったら間違いなく部員になっているだろう。


「マネージャーがエッチな奉仕してくれるなんて最高だよな」


とりわけ10代の頃はやたらと元気だから何度抜いても終わらない。

それでいてマツタケの方もカチカチだから抜き甲斐があるのだ。


「次はマネージャーものに決まりだな」


俺はスケベ顔をしながらパソコンを操作してマネージャーものの作品を再生させた。


マネージャーものはきまって部活動をしているシーンからはじまる。

どんな舞台設定なのかを先に見せて視聴者に理解させているのだ。

そしてすぐに部室のシーンへと移る。


マネージャーが部室の掃除をしているところに男子部員たちがやって来る。

その後はマネージャーと男子部員の会話を挟んでからエッチなシーンへと移るのだ。


たいてい男子部員の方が興奮をして嫌がるマネージャーに迫ると言うパターンが多い。

力任せに男子部員たちがマネージャーを襲って丸裸にしてしまうのだ。


「この作品を観た高校生はどう思うのだろうな」


部に女子マネージャーがいたらエッチなことをしたいと思うのだろうか。

女子マネージャーがカワイかったらAVを再現してみたいと思うかもしれない。

とりわけ10代はエッチなことに興味があるからしてしまう可能性もある。

そうしたらリアルなマネージャーもののAVを作ることができるのだ。


「まあ、でも、それをした後のことを考えると怖いな」


警察沙汰になって捕まってしまうことさえある。

そうなれば学校にもいられなくなるし、一生ものの傷を負うことになる。

その場の衝動にかられた軽率な行動は慎むべきだろう。


「高校生は彼女と初エッチするのが相場だな」


まずは普通のエッチをして彼女を楽しむのがいい。

そして女子のエッチなことを知って学習するのだ。

経験を積めばいろんなエッチをできるようになる。

まあ、間違ってもお尻でしない方がいいだろう。

それは大人になってからの楽しみにしておいた方がいい。


マネージャーものの作品はストーリーが進んで奉仕シーンに変わる。

マネージャーが男子部員たちのマツタケをしゃぶりまくっていた。


「口でするのもけっこう気持ちいいんだよな」


舌が絡みつくのですごく気持ちがいい。

北川とエッチをした時に立証済みだから確かな情報だ。

そして口の中に熱いものを出すのが定番となっている。


もちろんセクシー女優の方は熱いものを飲み込まない。

エロく口から垂らしてエッチな奉仕シーンが終わる。

さすがに熱いものは飲み込めないだろう。


「北川とエッチしたことを想い出したらマツタケがギンギンになって来たぜ」


俺はマネージャーものの作品を鑑賞しながらマツタケをしごく。

次のシーンはマネージャーがみんなから回されるシーンだった。


「このシーンも萌えるんだよな」


世の中では絶対にありえないから返って興奮するのだ。

次から次へと男子部員に犯されてヘロヘロになってしまう。

それでも休むことが許されずにイカされまくるのだ。


俺はマネージャーがエッチをされているシーンを繰り返し観ながらマツタケをしごいた。


「うぉぉぉぉぉぉぉ……はぁ」


俺のマツタケは再び宇宙へと飛び立つ。

熱いものを撒き散らしながら星屑へと変わった。


「気持ちよかった」


ただ、まだ俺のマツタケは満足してない。

宇宙に飛び立って星屑になりたいと言っている。


「マネージャーものを観ていたらまといのことを思い出しちゃったぜ」


今日はクリスマスライブをしているから予定は入っている。

だけど、クリスマスライブは20時までだからその後だったらいるかもしれない。

不意に時計を見ると針は21時半を指していた。


「もう、クリスマスライブは終わっているよな。ちょっと連絡を入れてみるか」


俺はスマホのスイッチを入れて”NINE”にメッセージを書き込む。

こちらの思惑がバレないようにありきたりの言葉を使った。


”まとい、お疲れ”

”クリスマスライブは盛り上がったか”

”今回は行けなかったけど次回は行くつもりでいるからな”

”今から楽しみにしているよ”


そう書き込んで既読がつくのを待った。


しかしいっこうに既読がつかない。

5分経っても10分経っても既読がない。


「何だよ、まといのやつ寝ているのか。まだ21時半だぞ」


まだ女子高生が寝る時間じゃない。

とかく女子高生は夜更かしさんだから早寝をすることがない。

それまで何をしているかと言えばスマホだ。

四六時中スマホを使っているのに飽き足らずスマホに夢中になる。

それが日課になっているから恐ろしい。

そんなに調べごとがあるのかと思ってしまうぐらいだ。

だから、”NINE”にメッセージを入れれば既読がつくはずなのだ。


「まといのやつスマホをおいてどこに言っているんだよ。まさかトイレじゃないよな」


トイレでフン詰まりになっていからスマホをしていないのかもしれない。

とかく女子は便秘気味だからお腹にうんこが溜まっている。

毎朝、快便の俺からしたら信じられないぐらいだ。


「ちくしょう。これじゃあ俺の企みがおじゃんじゃないか」


まといを呼び出していっしょにクリスマスをするつもりでいた。

そうすればまといの警戒心も緩むからその後でエッチに持ち込める。

お酒で酔わせてベロンベロンにさせれば俺のやりたい放題だ。

未成年だからお酒はと拒んでも無礼講だと言えば飲んでくれるはずだ。

とかく10代はお酒に興味を持っているから飲みたがるからだ。


「まとい、何をやっているんだよ。早くメッセージを見ろ」


俺は自分のスマホにそう叫びながら既読がつくのを待った。

しかし、”NINE”に既読がつくことはなかった。


「ちくしょう。結局、AVに逆戻りかよ」


俺を慰めてくれるのはAVだけだ。

クリスマスだと言うのにひとりぼっちだなんてあんまりだ。

神様は何を見ていたのだろうか。

俺は俺なりに頑張って来たのだ。

だから、ご褒美をくれてもおかしくはない。


「こうなったら朝までAVを観まくってやる」


俺はやけになって酒を煽ると次のAV作品を選びはじめた。


まだ観てないのは緊縛ものと捜査官ものだ。

緊縛は俺の趣味じゃないから外していた。

ただ、朝までAVを観るのならば試しておいた方がいいかもしれない。

どうせ時間が余るのだからいろんなジャンルにチャレンジした方がいいのだ。


緊縛されるのは女子高生だった。

近所のおじさんに捕まって家の中で吊るされてしまう。

おまけに恥ずかしい格好をさせられて調教されるのだ。


実際にはあり得ないシチュエーションなので興奮する。


「こんなの絶対にありえないよな。現実の世界でやったら捕まるからな」


どんなに大人しい女子であったとしても親に相談するから警察沙汰になる。

そうなったら婦女暴行罪と監禁罪に問われて牢屋にいれられてしまうのだ。

さすがに緊縛したさに人生を投げ出す人はいないだろう。


「AVは男の夢を叶えてくれるよな」


頭の中で想像していることをしてくれるからだ。

緊縛も調教も痴漢もレイプもしたい放題だ。

男のエロは尽きることがないからAVはいろんな作品があるのだ。


「緊縛ははじめて観たけれどけっこうハマるな」


とりわけ女子高生の自由がなくなっているところがいい。

これならばやりたい放題エッチなことをできるからだ。

作品の中でもセクシー女優に恥ずかしいポーズをさせたりバイブで攻めたりしていた。

だけど、緊縛されているのは最初の方だけで後半は緊縛はなかった。


「さすがに緊縛だけじゃ間が持たないから設定を変えているのだろう」


後半はセクシー女優に水着やブルマを履かせてエッチする内容になっていた。

エッチな調教をしているからセクシー女優はいいなりだ。

セクシー女優の方も気持ちよくされて欲しがりさんになっている。

その悩まし気な様子が俺を興奮させた。


「うぉぉぉぉぉぉ……はぁ」


俺はマツタケロケットに乗って三度目の宇宙へと飛び立った。

さすがに三度目になると初めの方の勢いはなくなっている。

それは熱いものの勢いにも現れていた。


「はぁはぁはぁ。さすがにこれ以上はできないな」


一日に3度が俺の限界だ。

それ以上やりたくてもマツタケが持たない。

すでにマツタケはしぼんでしょぼくれている。

頭の中では満足していないのだけどこれ以上は無理だ。


「あとはAVの鑑賞だけするか」


俺は緊縛ものの作品を流し見して最後まで鑑賞する。

その後で他の作品を選り好みしながらAV鑑賞を続けた。


はじめはクリぼっちになって悔やんでいたけれどけっこう楽しめた。

映画のようにAV作品を観てひとりエッチをしまくる。

普段はしないことだから非日常を味わえたのだろう。


ただ、心の中は満たされなかった。

それは心のどこかにクリスマスは恋人と過ごしたい願望があるからだ。


本来のクリスマスは家族と過ごすものだ。


それが日本に入って来てから恋人と過ごす時間に置き換わってしまった。

だから世の中の人はクリスマスになると心を躍らせる。

恋人たちはやたらとウキウキして妙に仲良くなる。

恋人のいない人たちは彼らを羨みながら孤独を感じるのだ。


「まあ、俺にはセクシー女優がいるけどな」


俺は予定通り酒を煽りながら朝までAV鑑賞を続けた。

おかげで眠りについたのは夜明けだった。

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