『扉の向こうの、倫理降臨』・・・『詩の群れ』から
『扉の向こうの、倫理降臨』・・・『詩の群れ』から
㈠
無秩序の世界における、混沌の排他的水域の自立自序のことなんだ。
え?
つまりさ、扉の向こうに行きたいのだが、それが阻まれるんだよ。
そうか、それは、何故、無秩序なんだい。
㈡
理由を列挙すれば、枚挙にいとまがないんだが、とにかく、そこには、倫理があってだな。
倫理の保持は、自立のために、必要だろう、だろうだ。
そして、倫理降臨で、自己精神も、諧謔酩酊だろう。
そうなんだ、だから、扉が降ってくることすら、祈願する訳だよ。
㈢
扉の向こうの、倫理降臨ってことで、俺もお前も、その先に行きたいね、だろう。
そうだよ、倫理を取り払った、新しい世界が、或る意味、優越至極だろう、だろうだ。