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第三話 スキルを組もう(2)

「ただいまー」

「おかえりなさい」

家に帰ると、父であり、私にとっての料理の師匠清次郎から返事が返ってきた。ちなみに亜里沙はこってり絞られたらしい。あとはなぜか手軽に食べられるお菓子の依頼を受けたが、知らん。

「お父さん、お母さんは?」

「朋子なら仕事中だよ」

「あれ?緊急の仕事でも入った?」

うちの家庭は私のこともあってか、父は専業主夫で母も在宅勤務というか売れっ子の小説家だ。父も元々、カフェの店員をしていたので、私がどうにかなったら家を改築してカフェでも開くのもいいかもとか言ってたなあ。まあ、清子姉さんと大次兄さんも応援してるから、私が高校卒業までになんとかならないかな。

「うーん、なんか巴のゲームが届いたもの見てて、なんか創作意欲が湧いたとか言ってそのまま仕事部屋にこもっちゃたよ」

「あー、こりゃすぐには出てこなさそうだね」

「まあ、晩御飯になったら出てくるよ、巴は晩御飯までどうする?」

「とりあえず、ゲームの設定してから宿題とかお風呂とか済ませるかな」

「わかった、なら、お風呂沸いたら教えるね」

「ありがとー」

自室に戻り、机の上の段ボールを確認していく。あー、ギアだよー。これ待ってたんだよー。

「とりあえず、設定から始めますかねー」

このギアは体型や顔などはスキャンシステムを用いているが、さすがに細かいところまでは設定できない。そこは入力していかなきゃいけないね。ちなみにこれを変な事すると現実との差で酔ったりするらしいので、嘘はいけない。たとえ一部分をかさまししたくなっても。うん、亜里沙がうらやましいや。

「基本情報入力完了、あとは、招待コード打ち込んで、ギアを装着してゲーム内でスキル構成かー」

15個か―、亜里沙はなんか攻撃力と素早さにほとんどつぎ込んだとか言ってたな。攻撃も当たらなければ意味がないとか言ってたな。柳田先輩は前衛料理人とかわけのわからないことを、部長はそういう考え方なら後衛料理人になるのかな?私はとりあえず、あっちの世界でも動けるかわからないから車いす手作りも視野に入れたスキル構成にしますかね。とりあえず、ギアをはめてスタート!


{ようこそ、Liberty Pioneer Worldへ、ここではスキル設定を行えます}

「ほほー、なんかキューブが浮かんでるー」

「そのキューブからスキル登録できますよ」

「!!!???」

いきなり声を掛けられてびっくりする。え?誰?どちら様?

「失礼しました、私は冒険者の皆様をサポートする天使のラヴィアンと言います、気軽にラヴィと及び下さい」

「へ?ああ、ご丁寧にどうも、私大山巴っていいます」

「巴様ですね、では簡単にスキル設定についてお教えさせていただきます」

そこから、ラヴィさんの話を聞いていく。どうやらスキルは前衛職・後衛職・生産職・その他の4区分らしい。その組み方によっていろいろできることが増えていく。いわゆる攻略組とか言われる人は生産職はとらないようだけど、適度に遊びたい人は生産職スキルも入れるらしい。攻略組でも【 採取 】とか【 採掘 】とかとる人も多いけどね。前衛職の例でいえば、ソードファイターみたいな人は【 剣技 】【 斬属性強化 】【 STR強化 】とあるらしい。スキルの種類によっては動さをアシストしてくれるアーツという技能を覚える。この場合は【 剣技 】だね。レベルアップでいろいろできるようになるようだ。後衛職は魔法技能系スキルが多いな、あとは弓とかのスキルもここかな?生産職は俗にいう【 鍛冶 】とか【 木工 】とか生産に関るスキルが多い。その他は【 採取 】とか【 採掘 】とか、あとは能力向上スキルや趣味スキルとか言われているのもほとんどここだね。あとは、種族を選ぶと種族スキルがつくこれは人間種には関係ないからいいや。獣人とかは種類によって【 聴覚拡張 】 とかつくらしい。これは固定スキルで外せないようだし、初期スキルに固定されるからかなり有用なスキル多いけど、私は厳しいかな。とりあえず、人間種固定だ。

「巴様、以上でスキルの説明を終了させていただきますね、なにか質問あります?」

「いえ、とくにはないですけど、あとはスキルをみていかないとわからないですかねー」

「そうですね、私はここにいますので、質問があればいくらでもどうぞ」

「そういえば、ラヴィさん以外の天使もいるんですか?」

「もちろんです、一人で皆さんを担当するには大変ですから、私たち姉妹は20人いますよ」

「ほえー、多いですねー」

「性格もさまざまですし、私みたいに丁寧なタイプもいればイリスのような怠け者の妹もいますけどね」

「天使もいろんなタイプの方がいるんですねー」

「そうですね、これからのイベントなどでもお会いする機会は多いと思いますよ」

会話をはさみながらスキルをみていく。とりあえず、私は生産系からだね。歩けないなら車いすを作るためにと【 鍛冶 】と【 裁縫 】かなー。あー、最初のころは金属とか高そうだから最初は木と布で作らないといけないかなー、【 木工 】も取ろう。ほかには、、、そういえば、車いす作るまでの移動とかどうしよう、、、あ、【 念動 】とかいいねーこれで自分浮かべるのとかいいなー。あ、なんか【 錬金 】おもしろそう、これもゲットー。この二つ魔法系スキルになるんだー、あとは、自分で材料集めないとやばいことなりそうだから、【 採取 】【 伐採 】【 採掘 】はゲットだね。少しは戦闘系スキルも入れないとだめだよねー。あ、【 念動 】がそのままいけそう、なら、【 INT強化 】【 魔法技能 】は入れとくかなー。あと5個か―、うーん、何か属性魔法も入れとこう、【 光魔法 】と【 闇魔法 】だね。ん?この【 無魔法 】とはなんだ?

「ラヴィさん、【 無魔法 】ってなんですか?」

「それは、俗にいう無属性魔法ですね、魔法攻撃スキルなんですが、属性相性がないので便利ですね」

「それはいいですね、属性相性考えなくてもいけそうですね、脳筋向けかな?」

「ある意味そうですね」

「なら、一応ゲットしておこう」

あと二つかな、生産スキルはリアル器用に依存するけど、上げといて損はないだろうから【 DEX強化 】とあと一つか―。うーん迷うな―。でも【 調理 】は満腹度システムに重要だしなー。ええい、ままよ!とるか!

「決まりましたー」

「そうですか、あ、あとはプレイヤーネームを決定してください」

「そうですねー、西洋風と考えると巴の形はカンマだけど、女の子の名前じゃないしなー」

「なら、カーマなどは?インドで言う愛の神ですね」

「いいですね、ならカーマで」

「かしこまりました、カーマ様、人間種ですね、スキル構成は、、、あら、面白い構成ですね、これからが楽しみです」

「へ?なにかあるんですか?」

「いえいえ、こちらの話なので、では、またお会いできる日を楽しみにしています」

不穏なセリフの後に、スキル構成画面終了のお知らせが出てくる。選択できるのはログアウトのみだ。カウントダウンはシステム開始日までの時間表示だけだ。しかたない、なるようになるか。あ、というか、歩けるか確認してからスキル組めばよかった!!!

カーマ(人間)

職業:冒険者

装備スキル(15)

念動

光魔法

闇魔法

無魔法

魔法技能

鍛冶

裁縫

木工

錬金

調理

採掘

採取

伐採

INT強化

DEX強化

まだ、全てレベル1です

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