第二十六話 サバイバル~2日目とイベントアイテム~
あとがきのスキルなどの描き方を変更しました。
覚えたアーツのみ記載します。
朝になりました。警戒の時間は私は【錬成】でアイテム製作してました。
最近、レベリングを意識しないと【錬成】は上がらなくなってきた。
たぶん、経験値テーブルが変わっているのだろう。失敗はほぼほぼしないしね。
|【採取】、【サバイバル】のレベルが上がりました。|
材料が足りなくなってきたので、アンちゃんとコマチを連れて採取をしております。
山のふもと周辺には治癒草が群生していたので3割くらいもらいました。他の人たちも使うだろうしね。
他のグループの人たちに【調薬】を持ってる人がいたから、聞いてみたんだけどそこまで回復薬に品質の差はなかった。
詳しく聞いてみると、【錬金】はINT依存で【調薬】はDEX依存だろうということだ。
【調薬】スキル持ちの人は弓を使うエルフの人で、DEXは命中に関与するから上げていたら、品質も上がったらしい。
そんなことをアイテム製作しながら話したよ。
回復アイテム作れる人が30人くらいの集まりの中で3人だから、一人当たりの負担は大きいけどスキル上げに便利だったよ。
ちなみにエルフの人はさっき【調薬】が【調合】に進化してた。
皆が起きてきて、準備もできたのでそれぞれ班を分けて行動することにした。
私たちは山のふもとから登れそうな道を見つけて、頂上を目指すことにした。
「みんな、山でほしいものとかあるの?」
「私は特に、食材なんて森のほうが多そうだし」
「私はイベントアイテムがほしい」
「なんかよさげなものあったっけ?」
「いや、単純にコレクターみたいな思考ですよ」
「でも、運営シリーズと戦うことを考えたら」
「それね」
山の半分くらいを登ってそんな感じの会話をしているが、道中出てきたモンスターはデフォルメされていないモンスターだけなので、通常アイテムだけだった。
食材のほうが若干多めなのではサバイバルだからだろうか?
「山はイベントと関係ないのかな?」
「山頂あたりか洞窟とかあれば、イベントに関連してそうですけど」
「うーん、登ってみて上からあたりを見回してみるかな?」
「まあ、見つけたら儲けもので行きましょう」
そんな会話をしていたら、いましたよ運営シリーズ。
なんでわかるのかって?目だよ!目!あのウルルンとした目なんて普通の魔物が持ってるわけないでしょう。
見たくないけど鑑定どーん!
|運営の贈り物|
|イベントモンスター。亀がデフォルメされた。|
|おっと、こいつはラッキーだ。ただ、物理攻撃は効かないから頑張れ|
「物理無効とは…」
「魔法攻撃じゃないと無理なのか」
「とりあえず、カーマよろしく」
「はーい、アンちゃん魔法攻撃して終わらせようか」
「了解です。マスター」
アクアランスとライトランスをぶつけているが、なかなかにしぶとい。
というか、甲羅に閉じこもって出てこなくなってから全然攻撃が通らない。
回復しながら、攻撃してを繰り返してようやく8割削れたよ。
「これってもしかして、体にしかダメージ通りにくいってやつか」
「でしょうね、カーマの魔法でもこれだしね」
「ちなみに、本当に物理無効だったんですか?」
「フライパンはオブジェクト殴ったときの感触だったし、反射ダメージでこっちが削れた」
「あー、物理無効の上に反射持ちとか物理殺しですね」
「足が遅いから逃げれば戦わずに済むからいいかもね」
二人の会話を聞きながら、魔法を放ってはMP回復を繰り返す。
「カ、カメェェェェ…」
|【水魔法】、【光魔法】のレベルが上がりました。|
え?鳴き声も可愛いとか罪悪感が半端ない。
「お疲れ様、何か聞こえたけど気にしないでアイテム確認しよう」
「そうですね」
基本はセットものがほとんどのようだ。あとは魔石と私が今回手に入れたこれだ。
|運営の不具合 品質80 B|
|イベントアイテム。素材アイテム|
|我々は不具合に負けない!|
黒いインゴットだ。武器や防具の素材に使うのが良いのかな?
「なんか、使い方がわかるようなわからないような」
「特攻アイテムの制作用かな?」
「ボスがいるってことですかね?」
「これがあるってことはその可能性が高いってことですよね」
「とりあえず、考察はみんなが揃ってからにして、山登り再開しようか」
|【念動】、【STR強化】のレベルが上がりました。|
山頂に着きました。うん、どう見てもヒントがありますね。
あの石碑はイベント関連でしょう。
「あの石碑はイベント関連だよね」
「無人島だけど、昔は人がいたんだね」
「よし、とりあえず、調べよう」
___
運がなかった
栄誉を求めた
お飾りの王は
ただ、力を求めた
お飾りの王は
世界を恨んだ
___
「うーん、ボス情報?」
「そうだね、レイドボスになるのかな?」
「情報はこれだけかな?」
「うーん、採掘ポイントが数か所あるから、掘ってみましょうか」
手分けして採掘する。鉄鉱石、鉄鉱石、不具合、不具合、不具合、不具合……?
|【採掘】のレベルが上がりました。|
「鉄鉱石は鉄鉱石のままなのに、不具合だけインゴットで出る不思議」
「でも、これでアイテムを作って、ボスと戦うってことなんじゃないですかね?」
「その可能性が高そうだね」
「あとは島の全体図を目に収めて下山しますか」
「そうしよう」
島は見渡す限りは普通の島だが、森の真ん中にところどころ、遺跡みたいな跡がある。
また、草原と湿地帯の間に大きい湖がある。
ヒントはそこにありそうだ。みんなの話を聞いたら、探索の重要な場所を調べていこう。
「ねえ、これって」
「怪しさ満点だね」
下山途中の私たちの目の前には入口がしっかりとしている階段が見えている。
「ダンジョンの入口みたいな場所だね」
「どう見ても、怪しさ満点だね」
「入ってみる?」
「少し調べたら、下山したほうが良いかな?」
「そうしましょうか」
「よし、アイテムの準備は大丈夫だね」
「なら、ライトボールで照らしながら進みましょう」
ゆっくりと階段を下りて、警戒しながら進む。
降りた先は広間になっていた。
「うーん、状況的には昔の鉱山跡になるのかな?」
「そうですね、採掘ポイントが見えるから奥に進むにつれて、良い素材が手に入りそうですね」
そんな会話をしていると、奥から人の声が聞こえてきた。
「ドヴェルグさん、ほくほく顔ですね」
「まあ、こんだけ良質の鉄鉱石やらが取れたからな!ガハハハッ」
「これで私たちの装備強くしてくださいよ」
「護衛代金だから当たり前だ!」
「ん?ねえ、ドヴェルグさんあの子って…」
「お、カーマとアリーシャの嬢ちゃんじゃねえか」
「ん?カーマ、知り合い?」
「あ、生産職のドヴェルグさんとアンジェラさんだよ、前に知り合ったの。お久しぶりです、お二人とも」
「あ、そうなの?とりあえず、こんにちはー、カーマの友達のウィローです」
「おう、おれはドヴェルグだ、こっちがアンジェラだ。で、こっちの4人が順にアインス、アノニマス、ヴァーミリオン、シャインだ」
アインスさんは戦士風の男性、アノニマスさんは魔法アタッカーのエルフ女性、ヴァーミリオンさんは盗賊風のネコ獣人の女性、シャインさんは僧侶の狐獣人の女性だ。
「よろしくお願いします、カーマです。こっちがアリーシャで、こちらがウィロー先輩です」
「よろしくねー」
アインスさんたちはトップ攻略組らしい。更に、その装備を作るこの二人もなかなかに有名らしい。
「いや、嬢ちゃんも色々有名すぎてある意味トップだぞ?」
「いえ、私は車いすが珍しいだけですから」
「うーん、まあ、嬢ちゃんが気にしてないならいいけどよ」
「ねえ、ねえ、カーマちゃんがパーティメンバーの服作った子?」
「服って、巫女服とかのことですか?」
「そうそう、あの服見てツクヨミさんに話しかけたことあるんだけど、パーティメンバーの子に作ってもらったって言ってたから」
「巫女服とか、アリーシャのマントなら私が作りましたよ」
「いいなー、私も和服興味あるんだけど、アンジェラは作ってくれないのよ」
「材料を持ってくるならすぐにでも作っちゃるよ」
「でも、狐の獣人なら花魁の恰好とか似合いそうですよね、キセル加えた狐とかかっこよくないですか?」
「「それだ!!」」
「でも、材料がねえんだろ?」
「アインス!材料取りに行きたいんだけど!」
「いや、シャイン、イベントが終わらんとどうにもならん」
「うーん、イベント終わったらフレンド登録して頂戴!カーマちゃん!」
「いいですよー、アンジェラさんに終わったら連絡入れときます」
「そうだ、カーマちゃん、一緒に作らない?」
「いいんですか?私そこまで上げてないですよ」
「良いの良いの!錬金とかで特殊素材とか作れるようになってそうだし、それもつかってみたいんだよね」
「特殊素材と言えば、ドヴェルグさん、これで武器とか作れます?」
「ん?なんじゃこりゃ?」
「なになに?ん?これ何?」
不具合インゴットにみんなが集まりだす。
「なんか、名前とかから運営シリーズに何か効果があるんじゃないかと考えてるんですけど」
「そうだな、これは作れそうだな」
「ここの鉱山からは採れなかったんですか?」
「いや、ここの探索をしてたけど、見てないな」
「カーマちゃんたちはどこでこれを?」
「えーと、山頂の石碑の近くの採掘ポイントと運営の亀さんからですよ、アインスさん」
「うーむ、取りに行ったほうが良いかな?」
「ちなみに、石碑とは?」
「なんか、お飾りの王様が力を求めて、世界を恨んだみたいな文言が書かれてました」
「イベント情報だね、それも見てみたいな」
「ドヴェルグさんたちはどうします?」
「うーん、カーマちゃん、私たち二人と一緒に行動してくれない?」
「二人は山頂行かないんですか?」
「それよりも、不具合インゴットで武器が作れるかを知りたいしな」
「私たちはここを調べたら下山する予定だったんで、二人ともそれでいいですか?」
「私はカーマに任せるよー、武器作ってもらえるなら作ってほしいし」
「私はあんまり、戦闘の役に立たないし二人の判断を尊重するよ」
「なら、二人は私たちと下山しましょうか」
「ありがとう、助かる」
「なら、僕たちはインゴットを手に入れるために山頂に向かいますね」
「集合場所はふもとのキャンプ群にしよう、キャンプの設営もそこにしとく形でいいか?」
「お願いします」
「あ、そこは私たちも拠点にしてるところなんで、あとで情報交換します?」
「お願いしたいね、フィールドボスの初回討伐パーティからの情報はいい情報になりそうだ」
あれから、採取や採掘して下山した。
どうやらほかのスキルと違って、【採取】【採掘】などはスキルレベルが上がりにくいらしい。
レベルが上がると、品質や取得数が増加するようだ。
採れるものは場所ごとに違うがレベルによる差はない。
魔物は現れるけど、生産職の二人も戦えるので、全然苦戦せずに下山した。
|職業レベルが上がりました。SPを2獲得しました。【水魔法】、【光魔法】、【闇魔法】のレベルが上がりました。|
カーマ(人間) 職業:人形師 Lv11
装備スキル(22) SP:40
【人形】20
【降霊】4
【念動】24
【水魔法】16
【光魔法】(20) 18
【闇魔法】17
【無魔法】20
【魔術技能】4
【鍛冶】26
【裁縫】22
【木工】15
【錬成】5
【調理】25
【採取】4
【採掘】5
【逸失知識】9
【鑑定】 20
【サバイバル】4
【STR強化】21
【INT強化】33
【DEX強化】19
控えスキル
【聖魔法】(20)
【神聖魔法】(20)
【釣り】1
【伐採】2
HP:208 MP:445(-300) STR:48+30 VIT:28+30 INT:61+100 MIN:28+100 AGI:28+40 DEX:41+20
称号
理に抗う者
老錬金術師の直弟子
天使を降臨させし者
ビックホーンシーパーの初回討伐者




