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第十話 晩御飯と運営

皆様のおかげでブックマークが100件突破しておりました。

更新頻度が落ちる場合もありますが、お楽しみいただけたら、これ幸いです。

いつになったら、人形が、、、、車いすが、、、、予定ではもっと早くなる予定だったのに、、、、、

書いてるうちにどんどん、妄想力が高まってしまい、こんなことになっております。

掲示板回とか書きたいなーでも、どうしよう、、、、

少し考えます、、、

「お父さーん、ごめん、晩御飯の準備手伝えなかったよー」

「別に大丈夫だよ、皆を呼んできてくれるかい?」

「はーい」

皆が集まってきたので、晩御飯だ。今日の晩御飯は中華かな?えーと、麻婆茄子に、青椒肉絲、あとは、これなんて言ったっけ?ジャガイモの千切りにしたやつ、四川炒めだっけ?あとは棒棒鶏、メインは中華丼だね。なんかかなり作ってない?

「お父さんかなり多く作ったね」

「いや、大次がね、中華食べたいって言ってたから、久々に張り切っちゃって」

「まあ、たくさんある分は俺が食べるし、最悪明日の朝ごはんに回されても文句なく食べれる自信あるよ」

「大次はこの量見ても言えるのはすごいわ」

「亜里沙も同じこと言いそうだけど、胃袋がどこかに繋がってるのかな?」

「そう言う、姉さんだって同じ口だろ?」

「まあ、そうだけど、父さんと巴の料理とかある意味食べすぎるから注意しないといけないのよね」

「清子はもっと食べてくれてもいいんだよ?お父さんはその細さが心配だから」

「私はか弱いわけではないから大丈夫、そこらへんも考えて食べてるから」

「私も、上半身は鍛えられるから何とかなってるけど、今日は少し頑張るかな」

「父さん、巴の握力今いくつくらいかわかる?」

「いや、この前探し当てたグリップを軽々やってたの以外はまったくわからないな」

何か、こそこそ男二人が話している。

「二人が何話してるか想像つくけど、巴、ゲームはどうだった?」

「うーん、色々濃厚な一日が過ごせました」

「それだけで、聞くことたくさんありそうだね」

「あっちのAIってかなり高度なようだよ。住民の受け答えすごいスムーズだったし、少しあっちで知り合いもできたし」

「すごいねー、早く来ないかなー。弓とか憧れるなー、狩人みたいで、かっこよさそうだし」

「俺はタンクやりたいなー。盾を持つことはないけど、避けタンクって言ったっけ?あれもかっこいいと思うんだ」

「私はとりあえず、魔法職と生産職で進めてるけど、町から外に出てないからわからないね」

「ちょっとまって、魔物と戦うゲームじゃなかった?」

「ログインしたら、運営に呼び出されて、足のことでギアの故障が疑われて、そのことで、生産に役立つお土産もらえて、町について亜里沙待ってたら、きれいな女の人が一緒についてきてくれることになって、車いす作って、ギルドで冒険者登録して、なんちゃってピザ作ったら、住民の人からレシピほしいって言われて、図書館で錬金術勉強してたら、やばい回復薬作っていろんな人を巻き込んでしまいました!現在ここです」

「いや、ちょっと待て昼から今までが濃厚すぎないか?」

「大次兄さんこれが現実です」

「いや、巴…、あんた…、ちょっと、大次、この子あっちでもやっぱり起きてるじゃない」

「いや、予想できるかよ。ゲームで奇想天外な行動して、すごいこと起きるのは今に始まったことじゃないけど」

「で、巴、ゲーム楽しかったの?」

「うーん、色々大変だけど、楽しめてるよ」

「それなら、よかったよ」

「ところで、お母さんが機能停止に陥りかけてない?」

「朋子ー、どうしたんだーい」

「は!あなた、今、巴の話聞いてたらネタが降臨してきたの!さっさとご飯食べて執筆するわ!」

「朋子、ネタは逃げないからゆっくり食べないと体に悪いからね?」

「母さん、それにこんなおいしいごはんを味わって食べないとか、罰当たりだぜ?」

「そ、そうね、少し焦ってたわ、でも、ネタ…」

「朋子、はい、あーん」

「あーん、あーおいしー!あー、ネタなんて後でいいわ!今はご飯が大事!」

「お父さんのご飯の前にお母さんは陥落しました」

「母さんじゃないけど、俺もこの料理の前には大概どうでもよくなるしな」

「リアル魔法を疑うレベルよね」

お父さんの調理…レベルあったらカンストかな?今日もおいしいごはんの前に平和な日々が続いている。




そのころ、運営はというと

「おい、だれだ!ポーションの設定こんな簡単にした馬鹿は!」

「みんなそれでいいって言ったじゃないですか!裏切りですか!?」

「普通いきなり、入門書に載ってるもんアレンジするやつが出ると思うか?」

「レシピがあれば、その手順に従うと思ってたしねー。ほかの料理とかと違って」

「いきなり、効果付き料理にも度肝抜かされたけど、これはまずいですよー」

「でも、一つありがたいのはまだ、条件を完全に理解していないことですかね?」

「でも、あれがレベル上がったら気付くぞ。戦闘一回もしてないのにレベル上がるわけないしな」

「そうですよねー。戦闘行為はボーパルに禁止されてるし、あーどうしましょう」

「まあ、広めるつもりがないのも救いの一つですよ」

「そうだな。とりあえず、車いすのあの子は要注意だな…」

「もう一つの爆弾爆発まで、あと少しでしょうけどね」

「そうだなー。弟子入りしてるし、よりにもよって作った人形がなー」

「別のことで忙しくなりませんかね?」

「無理だろうなー、あの世界で俺たちは神様の設定だけど、神頼みしても自分たちで解決しなければいけないとかなんなんだろうなー」

「とりあえず、もしもの時は専用AIとして動いてもらうことにしますか?」

「それもありだな、リソース一部割いてでも監視する必要があるかもな」

運営、大慌てである。本来表に出すつもりもなかったが、条件が完全に合致してしまった巴は何とも悲しく、運営が設定したハードルをやすやすと越えていたらしい。ちなみに、巴はたまにこんなことを起こすことが身近な人たちには知られている。豪運の持ち主というのか…ちなみに本人には意外と恩恵がない場合が多いため、豪運とも言い難い点がある。頑張れば本人にも恩恵はあるが、商店街の旅行券が当たったときは目的地などが修学旅行とかぶっており、一切意味のない旅行券だったりと、周りは喜んでいたが、本人は微妙な気持ちにされていた。今回の件はいささか大ごとになっているようだが…



「そういえば、大次兄さんとか清子姉さんって掲示板とか見たりするの?」

「今日は暇があったら、掲示板を見て過ごす午後だったとだけ伝えておこう」

「大次兄さん…」

「多分、巴だろう子の話題上がってたから、それを追いかけていたのもある」

「え?悪いこと書かれてた?」

「いや、車いすの子が可愛いとかきれいな人ともう一人可愛い子がいるぞとかそんな情報が多かったな」

「夕方ごろに男に絡まれてるってあったけど、それは大丈夫だったの?」

「あー、やばい回復薬の情報を拡散すると危険なことになるからやめておけと、忠告してくれた優しいお兄さんだったよ」

「あー、その後、なんか、ドナドナされたって書いてあるな」

「あー、それは亜里沙たちが戻ってきてすぐにひと悶着あったからだね」

「まあ、波乱万丈だけど、楽しめてるならいいかな?」

「うん、楽しいよ」

「あー、俺たちも早くやりてーよ」

「二人ともできるようになったら、一緒に冒険しようね」

「平日はそんなに長いことできないだろうけど休日なら付き合うよ」

「私は、休日だけかなー。平日はさすがに合わせられないかな?」

「うん、それでいいと思うよ。私ものんびり進めるし」

はやく、二次組参戦しないかなー?その前にイベントとかあるのかな?オンラインゲームな武闘会とかいろいろあるらしいけど、どうなんだろう?でも、生産職が楽しめないからどうだろう?楽しみだなー。


そのころ、亜里沙はというと…

「巴、やっぱり相変わらずだなー…とりあえず、色々やらないとあの子には追い付けないからなー。βテスターだからってうかうかしてられないね」

掲示板をあさりながら、狩場などの情報を検索していた。

レベルアップしてないので、少し巴について

華のJK1ですねー、料理部では期待の新人です。料理の師匠は父親です。父親は調理師免許をもっていますが、巴の足のこともあり仕事を辞めて専業主夫になりました。母親は小説家で家族を養えるぐらいには有名な人のようです。父親の料理力は亜里沙が苦手としていたピーマンの料理を食べたら、好物になるくらいにはおかしな腕をしています。巴もこの技を多少は引き継いでおります。あとは本文で触れた謎の豪運ですが、周りからみたら運がいいのですが、微妙に的がずれているために本人には恩恵がない場合もあります。たまに周りも巻き込むのですが、亜里沙は純粋にどんな状況でも楽しめております。別名を脳筋ともいう。不知火さんはちゃんと頭使ってますよ?掲示板回があったら、この二人のことも触れるかもしれません。巴が町にいた時どんな狩りだったとかね?

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