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ゴーレム娘は今生を全うしたい  作者: 藤色蜻蛉
9章 進出!! 王都 冒険者ギルド
230/264

第220話 そうして一日が終わる

168 ~ 220話の連投を終了しました。


11/1(日) 22:10。



ブックマークから最新話へ飛んだ方はご注意ください。

すっかり日も暮れた大通りに、僕ら四人とルーシアたち三人の姿はあった。


「う~~~~ん…………はぁっ!! 疲れたぁ~……」


「ですね」


「でも、二人とも冷静に応対出来てたと思うわよ。よしよし♪」


僕らの正面で、ルーシアが大きく伸びをして、すぐに『だらん』と脱力すると、オズリアに抱き付いた。

あの活躍ぶりを見ていた方としては、オズリアの方が疲れていそうな気もするけど、特に抵抗らしい抵抗は見せず されるがまま。

彼女らのお義姉さんが、まとめて二人を抱きしめて、労うように頭を撫でていた。

その様子は、先程まで何をしていたかを知らなければ、よくある仲睦まじい姉妹の光景でしかない。



全ての交渉が終わった後、まず騒ぎだしたのはナタリィさんだった。

例の『受付システム改革』について、概要を聞いて慌て出したのだ。


「いやいやいや、簡単に言いますけどね!? 担当者が気を付ける以外、どんな方法があるんですか!?」


「具体例はそこに書いてあるだろう。まずは、原因を突き止めねばならんが」


「い、いや、確かに書いてありますけど、地図には依頼内容を書き込めるスペースは無いし、申込用紙に地図を入れるには用紙が小さすぎるし……」


「それは聞いた。今の地図の半分のサイズの紙に、1/4の地図と依頼書の記入欄を印刷すればいいだけだ」


「お、あ、や、で、でも、ほら、丁度境界上が生息地だったら……」


「それも聞いた。別に、きっちり四等分にするのではなく、境界付近は両方の地図に載せればいいだけだ」


「う、お、あ~……えと、今はほら、地図と依頼書の置き場所だけでギリギリですし、それを倍にするのはスペース的に…………」


「それも聞いた。受付の背後の棚を二等分にして、置く量を減らせばいいだけだ。一種類当たりの必要数も1/4になるだろうし」


「…………………………………………」


ぽん。


「分かったろ?」


「ぐほぁ……」


完全に支部長の後追いになっていて、すでに支部長が一応の納得をしている以上、ナタリィさんにそれを超えることは出来なかった。合掌。


その後、買取価格の評価のためにゴブリン素材を一時預け、すっかり忘れていた僕らとルーシアたちの契約魔法を結び、その他についてはまた明日、ということでお開きとなった。



でも、戦闘面でのとんでもない実力には、このクエストを通して目の当たりにされたけど、支部長のような交渉事に慣れた大人と対等…………いや、対等以上に渡り合う交渉能力も持ち合わせているとは、いったい この子達はどんな境遇で生まれ育ってきたのだろう…………


「う゛ああぁぁぁぁ……づがれだ……」


「サリー、気持ちは分かるけど、あとちょっと我慢して」


物思いに耽っていると、サリーが背後からのし掛かるように抱き付いてきた。

完全に脱力しているのか、結構重い……


「でも、わたしも疲れました…………いえ、疲れたというか、憔悴しました……」


「私も……」


憔悴…………そうだな。疲労というよりも、憔悴の方が正しいか。


普段、目にすることも無いような立場の人と、敵対する場にいたのだ。

交渉の間、ずっと胃がキリキリしていたし、オズリアと支部長の緊張感が高まると、冷や汗が止まらなかった。

僕でさえそうだったのだ。(いわ)んや二人においてをや。

未だ痛みがあるかのようにお腹を抑える二人の気持ちは、痛いほど分かる。


「でも、まぁ、オズリアのお陰で、結果的には僕らはとても……とてもとても助けられたけどね」


「そだね~…………もう、足を向けて寝られないや」


「大丈夫です。ベッドは全部東西に向いてます。テモテカールの方は向いてません」


「この苦労の対価とすれば、利の方が確かに理不尽に大きいわよね…………私たちは隣で聞いてただけだし」


オズリアの交渉のお陰で、僕らが自力で持ってこれたゴブリン素材が、通常よりも高く売れる…………だけかと思っていたら、実はそうではなかった。

やっぱり契約の署名が完了した後、オズリアがわざとらしく声を上げたのだ。


「あーー。大変です。間違えました」


「どーしたの、オズ? それは、支部長たちに影響ある間違いなの?」


「いいえ、違います。私たちとココネさんたちの取り分の話です」


支部長たちが言葉の意味を理解する猶予すら無い、素早いやり取りだった。

支部長たちが、一瞬だけ『まだ何かあるのか!?』と身を強張らせたものの、次の瞬間には『ふぅ~……』とタメ息を漏らしていたのを、何故か明確に記憶している。


で、肝心の『間違い』についてだが…………オズリアが勝ち取った権利、『素材の買取価格の上乗せ』『キング・ゴブリンの双剣』『特別運搬クエスト』、この全ての権利は『僕たち六人が平等に得た権利』になっていたことだ。


…………良く分からない? じゃあ、具体的に行こう。

先日、洞窟内でオズリアに指摘された通り、僕らがこのクエストで確実に自分たちの成果と主張できるのは、ゴブリンとハイ・ゴブリンの素材の内、1/3程度分だけだった。

僕らはそれで問題ないと思っていたし、多分 他の冒険者に聞いても『妥当』との答えが返ってくると思う。

さらに言えば、その成果には、オズリアが勝ち取った『素材の買取価格の上乗せ』が適用されるのだ。

不満を言うどころか、降って湧いた幸運に諸手を挙げて喜ぶところだろう。


それがこうなった。


ゴブリン鉄:全体の2/3

ゴブリンとハイ・ゴブリン素材:全体の2/3

キング・ゴブリン素材:武具素材を除く2/3

キング・ゴブリンの双剣:買取価格の2/3

特別運搬クエストの受注権:8件中、5件の受注権


何故こうなった……?


しかも、オズリアたちは、『特別運搬クエストは、全て私たちが受注したいので、その分 他の権利を譲渡します』ときたもんだ。

どちらかといえば、逆だろう。

僕らにそのクエストの受注権があっても、収納力不足で意味が無いんだから。『権利を行使できないから、買い取ってくれ』と頼む立場だ。


しかし、オズリアが言うには、


『支部長たちと交渉するに当たり、前提として『素材等の全ての権利を、私たちとココネさんたち共通の権利』として扱ってしまいました。

前提がそうなのですから、当然、勝ち取った権利も同様に共通の権利です。

この権利は、クエスト前に交わした契約の範囲外となりますので、平等に6等分になります』


…………とのこと。


『へー、そうなるんだー』と思う?

それとも、『んんん? そうなるの? 良く分からない』と思う?


後者の人。大丈夫。僕も良く分からない。


『ほとんど何もしていないのに、こんなに僕らが貰うわけにはいかない!!』と、反論してみたものの、僕とオズリアではそもそもの交渉能力に雲泥の差があり…………気が付いたら、なんか上手いこと丸め込まれてた。

その間、約5分。体感的には、もっと掛かった気もするんだけど。


代わりに約束したのは何だったかな…………あぁ、あの子らが王都に来たとき、僕らの都合が合ったら泊めてとかなんとか…………

まぁ、王都の宿代は高いし、僕らは男女混成だから、広めの部屋を借りていて、三人くらい増えても問題ないのだけど、釣り合いが取れるのは、果たして何回泊めた後になるのやら。

……………………今更だけど、僕、男だぞ。手を出す気なんて更々ないけど。

まぁ、そういうことがあり、僕らは失った武具を新調しても十分な大金を手に入れたのだった。


……………………支部長は、僕らに『妬むでもなく僻むでもなく、悔しいと感じてくれて嬉しい』と言ってくれた。

そして、『キミらの成長に期待する』とも。

それは、純粋に嬉しかった。

でも…………僕が今、感じているこの感情は、本当に『悔しさ』なんだろうか…………?

6つも8つも歳下の彼女たちに、ありとあらゆる面で負け、施しのように報酬を譲られる。

『情けない』という感情が真っ先に来て、それ以外の感情はごった煮のようにごちゃごちゃしていて、個々を判別することは容易に出来そうになかった。


……………………………………………………………………………………

はぁ。ダメだな。

やっぱり考えても答えは出ないし、今 答えを導けたとしても、何かしら歪んだ答えになりそうな気がする。

とりあえず…………早いところ帰って休みたい。


色んなことを棚上げにすることにして、全員に声を掛ける。


「ギルドの前でボケッとしていても仕方無い。とりあえず、今日は早く帰って休もう」


「そだね~…………夕御飯どうしよっか~……」


「今回のクエストで食べなかった保存食ならありますよ。……………………王都外で食べた食事より、王都内で食べる食事の方が貧相って、不思議ですね」


「ルーちゃんたちは、どうする?」


「へ?」


マヤ姉さんがルーシアたちに声を掛けると、いつの間にか攻守が逆転してルーシアがオズリアに抱き付かれているところだった。


「…………何してるんだ?」


「あ~…………いや、オズが『頑張ったから、御褒美が欲しいです』っていうから、好きにさせてるの」


「お、お姉ちゃん!! そういうことは言わないでください!!」


「言わなくても分かると思うけど……」


簡単にぶっちゃけたルーシアに、オズリアが文句を言うが、離れようとはしない。

まぁ…………あれだけのことをしてそれが御褒美かと思えば、随分と可愛らしい御褒美だろう。


「僕らはこのまま帰るけど、キミらは今日はどうする?」


「どうするって?」


「…………さっき決めただろ? 『僕らの都合が合えば、泊める』って」


「ああ~……………………いや、今日は、止めとくよ。そっちも、いきなり来られたら、見られたくないものとかもあるだろうし」


「いや、別にそういうものは…………無いとは言わないけど、ちょっと時間を貰えれば片付けられるぞ、そんなもの」


「…………あはは」


?? なんだ? らしくないな。


なんというか…………悩んでいるというか、落ち込んでいるというか。

先程までの堂々とした姿からのギャップに、違和感を感じた。


ルーシアは、抱き付くオズリアを優しく引き剥がして義姉に渡すと、小走りでこちらにやってくる。

そして、数秒、言い淀むようにもじもじすると、目線を下に向けて口を開く。


「えっと、その…………こういうのは、むしろ逆効果かもしれないんだけど…………」


「うん?」


なんだろう?

というか、何か既視感が…………


「…………ごめんなさい。私もオズも悪気は無いんだ。…………それだけ」


「――――っ!!」


不意に脳裏にフラッシュバックしたのは、小さい頃のサリーの姿。

そう。あの時、あいつもこんな顔をしていた。


何があったのか、詳細は覚えていない。

ただ、あのとき僕は、サリーがいつものように仕出かしたイタズラを、いつものように尻拭いして、帰る道すがら文句を言い、言い訳にもなっていない言い訳を聞いて終わりになると思っていた。

でも、その時だけは珍しく言い訳をすることもなく、押し黙って僕の文句を聞いていて、それに違和感を覚えた僕は、『どうしたの?』とサリーに尋ねた。

そうしたら、そう、サリーも今のルーシアと同じような顔をして、


『…………ごめんなさい、お兄ちゃん…………喜んでもらえると…………思っちゃったんだ…………』


と、言って静かに泣き出してしまった。

普段なら、わんわんぎゃーぎゃーと、泣くと同時に怒り散らすサリーの様子に、無我夢中で慰めまくった記憶がある。

それからしばらくは借りてきた猫のように、すっかり静かになってしまって、子供ながら胃の痛い日々を過ごす羽目になった。


…………ルーシアとサリーは、最近知り合ったばかりで、共通点も少なく、あいつの反応をそのままルーシアに適用するのは乱暴が過ぎると思う。

思うけど…………今のルーシアとかつてのサリーをダブらせてしまった段階で、このまま帰す選択肢は無かった。


「それじゃ、ま……た?」


気付いたら、別れの挨拶をして戻ろうとするルーシアの頭を両手で掴んでいた。

『びっくりしてます』と体現するように、目を丸くして僕を見上げるルーシア。


うん。こいつはこんなに小さいんだよな。忘れてたわ。

…………小さいんだから……………………実力差がどうこう言ってないで、助けてやるのが大人というものだよな。


そういうことにして、びっくりする程 手触りの良い髪を、適当にくしゃくしゃにしてやる。


「ちょ、ちょっと!! 何すんの!!」


「コレで全部許してあげるよ。で、ものは相談だけど、僕らはこのまま帰っても、まともに食べるものが無い。代金は払うから、食事を頼めないだろうか。ついでに、泊まっていくといい」


「えっ!? いや、でも……」


「そんなところでどうでしょう? えーと、伝説のお義姉さん」


「あははー。(ピロ)す」


「すみません!?」


オズリアを背負ってゆっくり近付いてきた彼女らの義姉を冗談めかしてからかうと、えげつない殺気を返された。

これはアレだな。『ウチの義妹と随分仲が良いじゃあないか。あぁん?』というのも混ざってるな。


…………交渉時の雑談から、本人に聞くことは出来そうもないけど、多分 この人が『約10年前に15歳でAランクになった鬼才』だよな。

本人は『黒歴史』と言っていたけど、いったい何があったんだろう?


「こっちはそれでもいいわよ。宿は取ってあるけど、短期の方だから、あんまり寛げないし。でも、女の子の意見は聞かなくていいの?」


「ダメだったら、間髪入れずに横槍が入ってたでしょうから、多分大丈夫です。大丈夫だよね?」


「いいよー。むしろ、助かるわー」


「でも、ベッドが足りないですよ。ルーシアちゃんとオズリアちゃんが わたしと一緒に寝るとしても、えっと……お義姉さんの寝る場所が……」


「その時は、ココちゃんソファで」


「んー…………簀巻きにしてもいい?」


「もうちょっとだけ優しくしてください。というか、小さいので纏まらないで、大きいのと一緒に寝れば、ベッド三つでも十分じゃない?」


「ココネ、ギルティ」


背後からのし掛かったままのサリーが、腕を首に回してギリギリと締め上げた。

『大きいの』呼ばわりがお気に召さなかったようだ……


「やっぱり、ココネを簀巻きでゴー」


「えっと……」


「まぁ、仕方無いかな」


「い、いや、ちょっと待て。普段、僕が寝ているベッドを使うのは嫌なんじゃないかと思った気遣いだ。そこんところ、情状酌量を求む!!」


このままじゃ、本気で簀巻きにされる予感に、慌てて理由をでっちあげるも もう遅い。


「なら、ココネのベッドはあたしが使ってあげるよ。お義姉さん、あたしのベッドでもいい?」


「いいわよー」


「ルーシアちゃんとオズリアちゃんは、部屋の状況を見て好きに決めてください。もちろん、わたしと一緒でもいいですよ」


「そうですね。お姉ちゃんと一緒がいいから、フォズさん含めて三人がいいです」


「えぇと、セレスさん、でしたっけ? これから、よろしくお願いしますね」


「……………………泣きたい」


ガックリと肩を落とし、くしゃくしゃにしたルーシアの髪を手櫛で整える。


「え~と…………いいの?」


「いい。よくあることだよ」


「いや、そうじゃなくて……」


「ん? …………あぁ」


整え終わった頭をポンポンと、いつかサリーにしていたように叩く。


「いいんだよ。子供は子供らしく、調子に乗ってろ。大人の余裕で許してやるさ。実力差の方は、ま、その内 追い付くから、油断せず伸ばしていけよ」


「…………うん。ありがとう」


これでいい。

子供の可能性を、くだらない大人のプライドで潰すなんて愚の骨頂。

追い付けなくとも、『あいつらが、あそこまで育った一因は自分たちだ』と、密かに思えば、くだらないプライドは満足するだろう。


それに……


「僕らだって、まだまだ伸びる。今日の借りはその時に返すさ」


「うん、そうだね。期待してる。…………っとと」


ようやく、いつもの笑顔になったルーシアに安堵するも、彼女は暴れるナニかを抑えるように両手を動かしている。


「……………………どうした?」


「あ、いや、えっとね。お義母さんに言われてることがあってね」


「うん? うん」


なんで、ここでいきなり母親の話?


「私は貞操観念? が低めらしいから、怒る基準みたいなのを決められてるの」


「……………………」


「で、そのひとつに『許可なく髪を触られたらブッ飛ばしなさい』ってのがあってね」


「……………………触ってるなぁ」


触るだけでなく、くしゃくしゃにしましたなぁ。


「でも、ニュアンス的に、コレは違うんじゃないかと思うんだけど、その、ナツナツが…………」


「…………………………………………」


ここでようやく、ルーシアが両手で掴むモノの正体が、認識できるようになった。

そこには、逆三角形に目を吊り上げ、テンプレ的に激怒する妖精の姿が…………


「…………………………………………」


「…………………………………………」


「……………………遺言は聞いてやる」


「こ、こら、ナツナツ!! 私は気にしないから!!」


「……………………急所に一撃で頼む」


「おらああああああああああああああああ!!!!!!!!」


ルーシアの束縛から逃れた妖精の頭突きは、的確に急所を貫いたらしい。

それを知ったのは次の日の朝、意外に心地よい簀巻きの中でのことだった。





― Result ―


名前:ルーシアナ・ゼロスケイプ

レベル:34 → 37

HP:11,220 → 11,778

MP:36,350 → 37,715

力:1,645 → 1,759

体力:2,400 → 2,638

魔力:4,540 → 4,731

敏捷:2,105 → 2,315

運:Best


特殊スキル

・刀剣マスタリー Lv.12

・格闘マスタリー Lv.13

・射撃マスタリー Lv.4 → 5

・火魔法マスタリー Lv.4 → 6

・水魔法マスタリー Lv.6 → 8

・風魔法マスタリー Lv.9 → 10

・地魔法マスタリー Lv.7 → 8

・生命魔法マスタリー Lv.9

・精神魔法マスタリー Lv.6

・時空魔法マスタリー Lv.10

・光魔法マスタリー Lv.6 → 7

・闇魔法マスタリー Lv.3 → 5

・錬金マスタリー Lv.15

・ゴーレムの心得

・龍王の系譜

取得スキル

・斬撃制御

・火炎斬

・雷撃斬

・水纏斬

・風剃斬

・地重斬

・光輝剣

・斬鉄剣

・姿勢制御

・飛翔制御

・打撃制御

・精密打撃

・ハイド&スタブ

・クイック・エアロ

・精神統一

・烈破

・三爪

・弱体

・サンダー・ブレード

・サンダー・トリニティ

・ポイント・フレイム

・ライジング・フレイム

・アクア・バルーン

・アクア・ブレイド

・アクア・ストリーム

・アクア・チェイン

・アクア・スプリナー

・リバース・エコー

・ホット・ウェブ

・ミニ・サイクロン

・チャージル・スラッグ

・ウィンド・ファング

・ロック・スパイク

・ミクロ・ビート

・ロック・ウォール

・シザー・ロック

・ストレングス

・パーマネント

・メガヒール

・メガリザレクション

・リカバリー

・バイタル・グロージィ

・ハリューション

・魂城鉄壁

・アストラル・ウェイブ

・アストラル・ブロウ

・スリープ・スウォーム

・異空間干渉

・ロング・サーチ

・マッピング

・天人の鍵

・クリア・プレイト

・ショート・ジャンプ

・フル・スキャン

・フラッシュ・インパクト

・サンライト・レイ

・ディスガイス

・ミラージュ

・ダーク・フォース

・ダーク・サイズ

・どこでも錬金

・素材節約 (小)

・品質増減 (小)

・効果増減 (小)

・乱数増減 (小)

・付与効果消去

・風属性強化 (微)

・地属性強化 (微)

・生命属性強化 (微)

・精神属性強化 (微)

・感覚調整


追加スキル(既説略)

・弱体

・ポイント・フレイム

・ライジング・フレイム

・アクア・チェイン

・アクア・スプリナー

・ウィンド・ファング

・シザー・ロック

・サンライト・レイ

・ダーク・フォース

・ダーク・サイズ



名前:ナツナツ

レベル:34 → 37

HP:1,792 → 1,849

MP:22,790 → 22,923

力:224 → 270

体力:386 → 406

魔力:6,665 → 6,740

敏捷:1,492 → 1,569

運:Best


特殊スキル

・ナビゲート

・冷静

・好奇心

・ハイテンション

・魔力探知 Lv.6

・精霊の加護

・幻覚魔法の偉才 Lv.6

・一視同仁

・妖精の心得

・サイト・フェアリーの心得

取得スキル

・エラー・オール

・魔眼

・透視

・魔勘

・遠視

・妖精魔法

・アラウンド

・ぶちかまし


追加スキル

・ぶちかまし:体当たりに近い頭突き。急所命中補整。込める魔力により威力が上がるが、反動で自身が受けるダメージも上がる。



名前:オズ

レベル:30 → 33

HP:2,772 → 2,842 (+1,342)

MP:∞

力:290 → 309 (+273)

体力:326 → 342 (+725)

魔力:5,010 → 5,095 (+585)

敏捷:822 → 879 (+607)

運:Best


汎用スキル

・全魔法 Lv.28

・杖術 Lv.19

・身躱し Lv.13

・体捌き Lv.14

特殊スキル

・地脈の出自

・機械仕掛けの可能性

・情報生命体の心得

・シェフ Lv.25

・スキログマー Lv.8

・ファーマー Lv.10

取得スキル

・――――

・総身強身

・滋養強壮

・生態固定

・完全回復

・完全快復

・幻影周居

・現影錯誤

・擬音唱音

・偽装開示

・全方索敵

・仔細分析

・俯瞰作図

・積層断空

・空間伸縮

・収納拡張

・異界干渉

・振り回し

・受け流し

・並列発動

・地脈直結

・限界突破

・前行程

・本行程

・潜在効果

・統括指揮

・スキル改変

・スキル喰い

・陽の手

・品種改良

・突然変異

・絶対精神防御



名前:セレス・グランディア

レベル:64

HP:15,600

MP:6,630

力:2,908

体力:6,550

魔力:4,835

敏捷:5,100

運:Nomal


汎用スキル

・水魔法 Lv.34

・生命魔法 Lv.55

・闇魔法 Lv.20

・体術 Lv.8

・剣術 Lv.20

・槍術 Lv.68

・楯術 Lv.52

・話術 Lv.28

・聴術 Lv.33

・算術 Lv.12

・記読 Lv.11

・身躱し Lv.39

・体捌き Lv.46

・察知 Lv.11

・騎乗 Lv.37

特殊スキル

・強靭

・段階突破 Lv.81

取得スキル

・アクアブレッド

・アクアアロー

・アクア・エンチャント

・ハイパー

・ステータス・ロック

・フルヒール

・キュアコンディション

・ダーク・エンチャント

・瞬歩連

・多段十字斬

・極点突き

・無則多段突き

・桜花天舞・滅光

・シールド強化

・庇護範囲強化

・シールドバッシュ

・ステップキャンセル

・縮地到天

・落下ダメージ軽減

・サーチング

・騎馬

・頑丈

・快脚

・鋼体

・1st トグル

・2nd トグル

・3rd トグル

・4th トグル

・Final トグル

・戦神の瞳

・エアリアル



▽武器スキル《下剋上》により、ベースシリーズが強化されます。

▽素材:キング・ゴブリンの一部を (勝手に) 消費しました。

▽武器強度が向上しました。

▽斬れ味が向上しました。

▽武器質量が微増しました。

▽武器をメンテナンスしてください。

お、終わった……53話はやはり多かった……


あと、予告でも言いましたが、大変遅くなり申し訳ありません。

次回はちょっと短い予定なので、早めに…………いや、やめておきましょう。

また、遅くなると思いますので、気長にお待ちください。

死んでなければ、月1回 次話(進捗)を更新しますので。

…………これも一回更新失敗してるんですが。


あ、それと、この章以外もそうですが、あとがきに小ネタのような情報を載せている場合がありますが、執筆中に軽くググった程度のものでしかありませんので、間違った情報である可能性も十分にあります。

もし、『誰かに教えてみよう』など思われた場合は、発信前にご自身でも十分に調査してくださいね。



次回。


王都でもうちょっと、知り合いを増やします。



それと、今章投稿中にブックマークが100件を超えました。

ありがとうございます。

これからも頑張らせていただきます。


最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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― 新着の感想 ―
[良い点] 優秀だけど所々でボケやらかす主人公達の物語、楽しませてもらってます。 料理にかんするやり取りや普通のギルド職員や冒険者達等との絡み、おもしろいです。 [気になる点] 特別運搬クエストで行動…
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