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Crystal Brush  作者: 篠原ことり
第二章 黙示録
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第十七話 夢の終わりの黙示録・前編

 目を閉じたまま撫でたシーツは、昨夜の熱を失って冷たくざらついている。集めた砂を摘み上げて寝台の外に零し捨てた時、指先を包む温度を感じてそっと目を開けた。浅黒い掌は翻されて薄青い天井に砂の山を示し、馴染み深い親指がその微かな隆起を均していく。あっ、という小さな声が漏れた。全てが払われた彼女の手の平に、彼は自身のそれを押し付けるように強く重ねた。

「どうした?」

「いいえ……でもふと思ったの」

「何を?」

冷たくざらついた感覚が、彼に向けた背中にもひろがった。今この目で確かめられる彼の体は、ただ空中で頼りなく繋ぎ合わせた右手のみ。一穂は再び目を閉じた。消えかけたワイン色のルージュを拭い、舌先に押し付けてくる左手を感じながら。

「こんな夢がね……いつまで続くのかしらって……」

丸まった鶏が小さく寝言をもらした。


 重苦しい布団を跳ね除けて飛び起きた。暖房のせいで妙に生ぬるく乾燥した肌に汗が滲み、寝巻きの下は不快な湿地と化している。芳乃は額に張り付いた髪をはがした。こんな部屋で寒気が止まらない。

 枕元のグラスに手を伸ばすと、氷が溶けたせいなのか、水の量は寝入った時よりも確かに増していた。一口飲むと、冷たい刃が塞がった胃への経路を切り開いていくような心地がした。少しむせ、それからランプの灯りに現在の時刻を見る。午前四時少し過ぎ、窓の外は暗黒だ。

 全く、悪夢に戦いて飛び起きるなんて何年ぶりのことだろう。子供ではあるまいし。ベッドの上で胡坐をかき、壁にもたれかかりながら、芳乃は自嘲気味に笑った。いや、自分は分かっていた。悪夢を抽斗の奥に押し込み、鍵をかけ、目を瞑り続けても、美しい夢だけとの共生はできないことぐらい。悪夢の正体は現実だ。自分は抽斗を閉ざして確かに眠ったつもりでいたのに、痛みはまだ胸に曳いている。現実は夢の中でさえも襲い来る。時間切れなのだ。黙示録はその役目を果たさずにはいられない。それでも今まで必死に嘘を信じ、耐えてきた。そして今、目の前で崩れ朽ちていく棚を見ながら、たった一つの花弁を残したたった一輪のランに縋って生きている。しかし、その一輪は、或いは奇跡の花となるかもしれない――

 萎れた茎を飲みかけのグラスの水に浸し、芳乃が脳裏に思い描いていたのは、輝くばかりの金髪を持った、青い澄んだ目の少年だった。この学園に戻ってきた時、彼が最初のランを芳乃に手渡した。人を惹きつけずにはいられないあの光、真実を照らし出すほどの眩しい光、思えばこの夢は始まりこそが間違っていたのだ。あんな光の下で、この夢がいつまでも安寧に続くはずがない。

 芳乃は正面の壁を仰ぎ見た。銀の額に縁取られた絵は、見慣れすぎて暗闇の中でも目に浮かぶようだった。美しい水彩の花々が咲き誇り、草と木の青が朝日に霞む、広大な庭園の様子だ。それは、初めてクリスと水無月が出会った日、水無月が画集に求めたクリスの絵と同一のテーマのようにも見える。どこか高いところから庭園を見下ろしたみたいな絵。

 光を叩き潰すしかない。決意する芳乃の薬指に、水晶が光っていた。


***

「クリス様……」

「何?お腹空いた?それともタオル?あっ、水でも持ってこようか?」

「いいえ、そうじゃなくて……」

 ベッドに横たわるノアの頬は赤い。いちいち呼吸をするのもしんどそうだ。小さな電子音が検温の完了を知らせると、クリスはノアの脇から体温計を取り出して眺めた。三十八度四分。予想はしていたが、まさか昨日わずかに咳き込んでいたのが、ここまでひどくなるとは思わなかった。繋いだノアの手が妙に熱いのに気付いて今朝も目が覚めたのだが。一体どこでこんな風邪をもらってきたのだろう。フェンシング場が寒かったのが問題だったのだろうか。クリスは参ったように頭に手を充てた。

「うーん、これじゃあとても学校は無理だよなぁ……」

「クリス様、あの……」

ノアの呼ぶ声には気が付かず、クリスは一度階下に向かい、桶の中にコップやらペットボトルの水やらタオルやら氷やら、とにかく大量に抱えて戻ってきた。氷水に浸したタオルをノアの額に宛がい、コップに余った氷と水を注いでノアの口元まで運ぶ。少し身を起こして水を飲み、再び枕に頭を置いたノアは、クリスの頬にますます熱くなった手を伸ばした。

「クリス様……」

「有瀬、大丈夫だよ。今日と土日で休んでればきっと治るから」

「クリス様、あの、そうじゃなくて……」

「何?」

ノアの手が力なく落ちたのを、クリスは両手で受け止めた。何度も息を吐き、もつれる舌を懸命に動かそうとするノアの口元に、クリスは耳を近づける。熱い息が鼓膜を震わせた。

「あの……その…………」

「えっ?」

視界の端でノアの頬に更なる朱が重なったように見えたのは、クリスの気のせいだったのだろうか。

「いえ、あの……やっぱり何でもありません……」

ノアが寝返りを打った拍子に、濡らしたタオルが床に落ちた。クリスが急いで拾いあげると、先ほどまでひんやりと冷たかったはずなのに、額に宛がっていた部分はもう熱を吸って生温くほだされていた。クリスはまだ冷たい部分でノアの手を包み、タオル越しにキスを一つして微笑んだ。ノアの指先がぴくりと動いた。

「クリス様、違います。あの、別に、僕……」

「有瀬、今、何か食べられそうなもの作ってくるから、待っててね」

罪のない友の笑顔だけが残る。階段を駆け下りる足音を聞きながら、ノアはタオルを床に捨て、冷えた手をぎゅっと握って温めなおすことしかできなかった。


 ノアに食事を作っていたら大分遅れてしまった。遅刻覚悟で通学路の半分は歩いてきたが、途中で今日の一時間目は体育であったことに気付き、クリスは慌てて走り出した。今日は朝から森先生の怒号を聞きたいような気分ではない。だが、慌てだしたのが遅かったのか、クリスが校門を潜ると同時にチャイムが鳴り、校庭で待ち構えていた森先生からは、案の定叱責を食らった。

「遅いぞ、石崎!早く着替えて来い!真奈美の話を聞かせんぞ!」

その一言で、クリスはカタツムリ並みの超低速行動を志した。クラスメートたちの羨ましげな視線が背中に突き刺さった。

 驚いたことに、更衣室には先客がいた――正式には共に遅刻した同志ということになるが。水無月は部屋の奥に佇んでいた。脱いだワイシャツを手に握ったまま、何かぼんやりと考え込んでいるように見えた。水無月はクリスの来室に気付くと、怯えと驚きの入り混じった表情を浮かべ、シャツを翻して胸を覆い隠した。それでもクリスは見てしまった。背後で扉の閉まる音がする。その衝撃さえも、二人の間に張り詰めた沈黙を引き裂くことはできなかった。自らの肩を抱き俯く水無月は、いつもの彼とどこか違っていた。

「水無月、君……」

「やあ、クリス」

クリスの鞄がどさっという鈍い音をたてて床に落ちた。

「何だよ、その怪我……」

「昔の傷さ。あまり人に見られたくはなかったのだけど。見て気持ちのいいものじゃないしね。二年前に僕は事故にあって……」

「嘘だ……だって、その傷、最近のものじゃ……」

水無月の目がふと細くなった。柔らかなパステルブルーの瞳が、今や弟のそれに近い濃度と鋭さを帯びて、真っ直ぐクリスを射抜いている。関わるな、干渉するな、そんな警告を秘めた視線であった。だが、クリスの目は温度を以てその鋼鉄の殻を崩し、水無月の本音、助けを求める弱弱しい声をさらけ出させてみせた。悟って水無月は静かに目を逸らした。除湿機だけがくたびれたような音を立てる中で、クリスは乾いた唇を小さく開いて呼吸をしていた。

「水無月君……」

水無月はワイシャツを羽織りなおす。

「何があったの……?」

第二ボタンに指がかかる。クリスの息が揺れる。

「どうして……どうして何も言ってくれなかったの?ねぇ、水無月君……!」

「……君には関係のないことだから」

更衣室の窓の外で、熟れ損ね、青く冷たく死んだ林檎の実が落ちた。果実は白い石畳の道に落ち、ついに硬く結んだ果肉を潰した。ブレザーのボタンをしめながら、水無月はようやくそんな答えを吐き出した。

「クリス、君はいい人だ。認めるよ。君は善良で真っ直ぐで明るい人間だ。でもね、気をつけないとその明るさで人を傷つけてしまうよ。誰もが君のように生きている訳じゃない。この醜い世界は人を歪め、捻じ曲げずにはいられない。僕たちはその苦痛の中で日々生きている。そんな人たちの安寧を壊してはいけないよ。それだけは忘れないで」

水無月はクリスの肩を通り抜けて行こうとした。最後の忠告は、短いながらも仲良くしてくれたことに対する、せめてもの礼のつもりだった。もうクリスとは会わない。そんな予感と決心の下で、水無月は更衣室を去ろうとしていた。すれ違い様にクリスの手が水無月の手を掴んで引き止めた。

「何だよ……それ……」

「クリス……」

「そんなこと言われたって、分かる訳ないだろっ?!どうして関係ないなんて言うんだよ……?!だって……友達だと思ってたのに……」

「何でもかんでも干渉するのが友達ではないんだよ、クリス」

水無月はそっとクリスの肩に手を置いて呟いたが、すぐに手を払われた。繋いでいた手も解かれる。水無月はわずかに後ずさった。

「分からないよ!そんなこと分かりたくもない!俺はただ……」

続く言葉を水無月は唐突なキスで遮った。僅かに開いた瞳に、驚き見開かれたクリスの青い瞳が映り込んだ。白蘭と同じ色だ。そして、弟がもう失ってしまった光を保ち続けている。唇にしっとりとした熱を感じながら、水無月は瞼を閉ざし、クリスとの距離を益々縮めようと試みていた。クリスは白蘭なのかもしれない。本気でそう信じ込んでいた。あの日、自分が単なる臆病のために弟を冷たく突き放したあの日、どこかにある別の世界では、自分は弟を裏切らなかったのではないかと。裏切られなかった弟が、純粋なまま育ったのがクリスではないかと。そんな空想が確信に変わって。

 だが、白蘭はここにいるもう一人の彼とは別に生きている。世界を共有する弟、自分に裏切られてしまった弟、誰よりも一番愛しい弟は、今、悲しんで苦しんで、必死にあがいている。自分の行為はきっとそんな彼の苦悶を助長することになるだろう。それでも麻酔はいつか切れる時がくるから。いつまでも続く夢などないから。

「さようなら、クリス。ありがとう。僕は君のこと好きだったよ」

「み、水無……っ……!」

もう一度押し付けたキスが、恐らく最後に聞くクリスの呼びかけを遮った。離した口の中に微かに塩辛いものを認めた。泣いているのは自分とクリスの一体どちらだろう。確かめる間も欲せず、水無月はクリスに向かってそっと微笑みかけ、更衣室を出て行った。

「待って……!」

追いかけようと動かした足は、塞がれた出口を前にその場で埋もれる。それでも一歩踏み出したクリスの行き先を封じたのは、新しく扉を開けた人、落合であった。落合は明らかに背後に気をとられていた。だから、後ろ手で戸を開けたままの姿勢で、倒れ込んできたクリスを受け止めることになったのである。

「お、おい、エーリアル?」

「落合、止めてよ……」

「はっ?」

「止めてよ……お願い、水無月君を止めてよ、ねぇ……!」

落合の表情がはっと強張った。すれ違い様に囁かれた言葉、聞き取れずに聞き返したが、微笑みでごまかされてしまった言葉が、今初めて胸の中に蘇った。「クリスを守ってあげて。きっとまだ泣いているけれど。クリスは夢に疎まれた最後の光だから」――そして、今ここで子供のように縋りついてくるクリス。一体水無月はクリスに何を言ったのか。守ってあげてとはどういう意味なのか。追いかけなければ。そんな衝動に駆り立てられたのも束の間、クリスの肩に触れた瞬間に、落合は急速に全てを悟った気がした。そうだ、水無月は……

「エーリアル、大丈夫だ」

「落合……」

肩に手を置いたまま、落合は静かに目を逸らした。残酷だとは分かっていた。こんな方法は間違っていることも知っていた。水無月はこんなことを自分に頼んだのではない。それでも――

「心配するな。お前には……関係のないことだ」

それでも誰にも触れられたくなかったから。落合は駆け出した。これだけが芳乃にできるたった一つのことだった。


***

 生徒会室には異様に緊張した空気が流れている。慎のファイルのめくり方、颯のペンの動かし方、茘枝の紅茶のすすり方、陽の船のこぎ方にも、油断のならない何かを待ち焦がれているような警戒心が垣間見える。部屋の扉の開く音がすると一同ははっとして出入り口を振り見たが、入ってきたのは、いつものようにぴしっと服装を決めた理事長であった。

「理事長!」

立ちあがろうとした慎を椅子の上に留め、理事長は曖昧に何度か頷いた。四人は顔を見合わせた。理事長に関しては、最早珍しい客としか言いようがなかった。

「おはようございます、理事長」

「やあ、君たち、久しぶり。元気そうだね。文化祭の準備は進んでるかな?」

「えぇ、順調です」

「それならオーケー。万事快調だな」

理事長は声を上げて笑い、戸惑い気味の四人にも一向に気に留めず、空いた芳乃の席に腰掛けて、椅子をくるくると回転させた。四五回まわすと、理事長はいかにも気分が悪そうに机に肘をつき、青ざめた顔で頭を叩いた。

「全然万事オーケーじゃないな、やんなきゃよかった」

「……あの、理事長、お茶いかがですか?」

「あっ、うん、じゃあ頂く」

颯の申し出に少し嬉しそうに頷き、理事長は椅子に座りなおして姿勢を正した。黒く鋭い眼は瞼の裏で落ち着いた後に復活し、差し出された湯のみを経て、空の花瓶の水底を射抜いた。四人は一斉に目を背けた。理事長が袖を捲くり、腕を花瓶の水に浸しても、誰一人止めようとするものはいなかった。

「これは旧図書館の鍵かしら」

久しく重力と人の息に触れた鍵は、理事長の手の中に何の抗いもなく収まった。

「ちょうどよかった。いっちゃんにね、旧図書館の予備の鍵を新しく作ってほしいって言われてたんだ。でも、これのおかげでどうにか経費の節約ができそう。これ、持ってってもいいよね?今日一日だけ」

「えぇ……ご自由に」

誰よりも先に答えたのは慎だった。彼に続いて言葉を発する者がいないのを確認し、理事長は一瞬口元を皮肉っぽく歪めた。だが、すぐに表情を撤収すると、湯飲みの茶を一気飲みして鍵を背広のポケットにしまい込んだ。役員たちはまだ理事長をまともに見られずにいる。

「まさか、君たちは罪悪感なんて感じる訳じゃないよね?」

理事長はふと思いついたように聞いた。

「もっと喜べばいいのに。水晶と僕の意思が珍しく一致したんだからさ。まあ、もちろん目的を一緒にされちゃ困るけどね。僕は大切な学園の生徒を救うため、君たちはただ君たちの安寧を守るためなんだから」

「……理事長にとっての生徒を救うとは一体どういう意味です?」

慎がやや刺のある声で尋ねると、理事長は鍵を宙でもてあそびながら後姿で微かに笑った。

「嘘だよ。本当は経費を節約したいだけ」


***

「芳乃!」

 戸を蹴破らんばかりに開いて部屋に飛び込んだ。鍵はかかっていなかった。灰色の部屋にはまるで生活感がなく、酸素も匂いも冷え切っていた。ベッドだけがたった今主人が寝起きしたかのように乱れを留めていたが、肝心の主人の姿はない。落合は洗面所、風呂場、その他芳乃が潜めそうな所ならば、手当たり次第に荒らして覗いた。意味もないことは分かっていたが、それでも僅かな可能性にかけたかったのだ。

「おい、芳乃?!芳乃!」

 その時目に止まったのが、氷水で満たされたコップと、そこに息づく白いランの花であった。昨日芳乃が手に握っていたものと恐らく同じ花だ。たった一枚だけ花弁が残されていた。手遅れだった。止めようと思ったのに。芳乃への罪滅ぼしとして、彼が新しく罪を作るのをもうやめさせたかったのに。落合は思わず床に膝を落とし、芳乃のベッドに腕を投げ出してもたれかかった。芳乃はもう謝罪さえも受け止めてくれないのか。否、そんなことは構わない。謝って許されて、それだけで幸せな生活に戻ることなど、時間と世界が認めない。だからといって、最後に無駄にあがいてみたところで何になるというのだ。芳乃の白蘭への愛はそれほどまでに強いというのか。だとしたら――とても自分は適わない。芳乃の悲しい台詞を、落合は真っ白い視界の中で思い出していた。


「ぼくはどうすればいいの……?もう何をやっても苦しいだけだ。どこにも逃げ場なんてない。いつか至福の時がくると思ってひたすら足掻いてきたけれど、その時が遠いのか近いのかも分からない。すぐだと思い込んで一歩進んでもますます遠ざかる気がして……もう何もかも嫌になった。でも投げ出せない。白蘭様の心を求める気持ちが、そうさせてくれなくて……」


「だからって、今更何ができるっていうんだよ、芳乃……もう全部終わりなんだよ……」





「分かってるくせに、また強がって……」




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