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夢から醒めるその日まで  作者: サンマスター
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プロローグ

どうしても吐き出したいことがあったので今回初投稿しました。

なので完結までは割と早めにする予定です。

もし最後まで付き合ってくださってくれて感じるものがあったならば幸いです。


 夢。

英語で表すならば'dream'。日本人的解釈をするならば'future'、即ち将来や未来を表す。どちらもまだ見ぬ自分に期待をし、輝かしい明日を表す希望の言葉だ。誰もが幼いころに将来は有名になりたい、お金持ちになりたい、はたまた魔法少女になって世界を救うんだ、と何かしらの大きな夢を持っている。時が経つにつれ、現実を知っていくと、将来は安定した職に就きたい、試合では県大会までを目標にしようと段々と現実味を帯びるものになっていくものの、やはり'夢'を持っている人間、特に幼い子供のような大きな夢を持ち続け、そこに全力で走っていける人は輝かしく、力強い。

 だけどもし、全力で走っている途中で、本人の意思に関係なく道が無くなってしまったとき、一体その人はどうなってしまうのだろうか。もう一度道を探し始める?それとも別の道に走り始める?もしくは座り込むのだろうか?

 ただ一つ言えるのはそうなってしまうと一人で進み始めるのは難しい。だから――

 「おぉ~感じる感じるすっごい気配を感じるよ!」

もう一度進ませるために――

 「へぇ……町まで結構あるのにバクさんが察知するなんて今回の患者は大変そうですねぇ」

もう一度進むために――

 「感心している場合じゃないよ!早く助けにいこ!」

夢を正しく導くために――

 「別に今早く行ったところで変わるわけでもないと思うんですがまぁ……」

不幸な夢にならないように――

 「ちょっと走っていきますか」

彼らは行く。

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