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第5話 ちよこれいと

 鶴来が走り始めてから5分程経って、そして鏡夜が小さな、しかし確固たる決意を胸に秘めた頃。


「よし着いた!ってうわっ」

「うぉっ。お前な、止まる時は止まると――」

「ああ悪い悪い……でも早く着いただろ?」


 鶴来が急に足を踏み込み静止した為、背中にギュムっと胸を押し付ける羽目になった鏡夜が文句を言いながらも顔を上げると、そこには灰色のコンクリートで壁を固められた2階建のアパートが建っていた。

 そのアパートこそが竜胆きらら、そして鏡夜の住む『もりびと荘』である。

 もりびと荘は、多角的な事業展開を行い世界にもその名を知られる日本の大企業『ガーディアンズコーポレーション』傘下の建設会社が建てたアパートで、和洋両部屋6畳LDK10.5畳トイレ浴室完備の2LDKと言うそれなりに整った環境の割には家賃が安い事で知られる優良物件……と言うのはあくまでも表向きの話。

 実はガーディアンズコーポレーションと言う企業はRWGへの資金供給含む様々なサポートを目的として設立された企業であり、もりびと荘もその例に漏れずその地下に存在するRWG巻波支部の秘密基地を隠す為の隠れ蓑として建てられたのだ。

 故に機密保持の一環としてもりびと荘にはRWGの関係者以外が住むことの出来ない様に裏で手配されており、その為現在実質的にはRWG巻波支部の社員寮として運用されている。


 そんな、平凡な見た目からは想像も出来ない裏事情が存在するもりびと荘の前で、鶴来は軽く屈んで両腕の力を緩め、鏡夜を背から降ろす。

 鶴来の背から降りてもりびと荘を見上げた鏡夜は、見慣れたはずのその姿が随分と懐かしい物に思えてちょっとした感傷を抱いてしまった。


(目が覚めてから本当に色々あったからなぁ……大体碌な事じゃなかったけど)


 遠い目をしてもりびと荘を見上げている鏡夜に、セイバーを出して一振りした鶴来が声をかける。


「それじゃあ開く……前に、ちょっと待ってろ」


 そう言ってもりびと荘の、『101』と書かれたプレートが貼り付けられているドアの目の前に立った鶴来はズボンのポケットから鍵が二つ付いたキーリングを取り出すと、それについている鍵の一つをドアの鍵穴に差込み回す。ガチャリと音が鳴った後、鶴来がドアに取り付けられていたレバータイプのドアノブを回すと扉が開いた。


「こん中なら誰にも見られないからな」

「知ってるからさっさと入れ」

「ははは……分かってるよ」


 相変わらずな物言いの鏡夜に苦笑しながらも玄関をくぐる鶴来とそれに続く鏡夜。

 ドアを開けっ放しにしたまま、鶴来は玄関を越えてすぐの、4つの部屋に続く狭く短い廊下の中央辺りで振り返って鏡夜に言う。


「それじゃあ今度こそ開くから、ちょっと後ろに立ってろよ?」

「だったら少しどけ、剣もお前も一々幅取り過ぎだ」


 悪い悪い、と軽く謝罪を入れながらセイバーと自らを壁に寄せた鶴来は、鏡夜が背後に回るのを確認した後再び玄関の方に向き直り、手に持ったセイバーを左下から右上へと片手で軽く一閃。

 空を切ったはずの剣閃はしかし一筋の光となり、更に中央から左右に広がっていくと最終的にアーモンドの様な形の輪となった。

 輪の中には開け放たれていたはずのドアがきちんと閉まった状態で映っている。ただしその色は反転世界のモノクロで彩られたそれとは違い、淡い水色をしていた。

 それは輪の奥が色彩を持つ世界。つまりは現実世界へと繋がっている事を示していた。

 セイバーの持つ能力の一つには、現実世界と反転世界を繋ぐ力がある。それをより正確に言ならば、現実世界と反転世界を繋ぐ『裂け目』を人為的に開く力だ。

 所有者が裂け目を開きたいと言う意思を持ちながら何も無い空間を剣なら切り裂く、銃なら打ち抜く等武器によって決まったアクションを起こす事によって、その力は発動する。

 それにより開いた裂け目を通る事でブレイカーは反転世界と現実世界を行き来するのだが、裂け目の発生するところを誰かに目撃されないとは限らない上に、現実世界から反転世界に行くならば兎も角反転世界から現実世界に戻る際は現実世界の様子を確認出来ないので、極力人目の無いところで裂け目を開く必要がある。

 先程、鶴来が人が通る可能性のある道路では無く誰の視線も無いであろう密室へと移動した理由はそこにあったのだ。

 とは言え、もしそれが普通の家なら裂け目を開いて出るまでに当然目撃される可能性はある。というか普通に不法侵入になるので人々の生活を守る正義の組織としてはイメージ的にもあまりよろしくない。

 しかしもりびと荘の101号室の借主は、RWGの方で用意された戸籍のみが存在する架空の住民である為に無人であり、更には本来トイレがあるはずの部屋には101号室のみの仕様として、RWG巻波支部へと続く階段が配置されている。そして101号室への合鍵は希望するRWGの職員全てに配られており、早い話がそこは101号室とは名ばかりの、RWG専用の隠し通路であるという事だ。故にそこでブレイカーが何をしようとも一般人に目撃される事は無い。

 ちなみに開け放たれていたはずのドアが現実世界では閉まっていた理由だが、反転世界の物体はディザイアと現実世界からの物体を除き、全て現実世界の物体を模倣したものであり(なお生命体は基本的に模倣されないが、植物に関してはその外観だけ模倣される)、現実世界で物体に干渉を行えば反転世界で模倣されているそれも同じような干渉を受ける。しかし逆に反転世界の物質に何らかの干渉を行っても現実世界には何ら影響を及ぼさず、更に破壊しようが何しようが一定時間経つと現実世界と同じ状態に戻る。その為反転世界でドアを開いても現実世界のそれは閉じたままになっていたのだ。


 果たして開いた裂け目を潜って現実世界に帰還した鶴来たちは、ドアを内側から開けた後しっかり鍵をかけ閉めて、きららが居るはず2階の202号室へと向かったのだった。ちなみに鶴来たちは開いた裂け目をそのままにしていったが、何もしなければ裂け目は数十秒程度で跡形も無く消える為、特に放置しておいても問題は無い。


 ピーンポーン。


「きららさーん、来たっすよー」 


 ドア横に取り付けられているインターホンのボタンを押し、特に捻りの無い効果音が響かせた鶴来がすぐに自身の来訪を伝えた直後、ドアががちゃりと開いて中から一人の女性が現れた。


「待ってたわよ鶴来君、それと……」


 すぐに鶴来から鏡夜へと視線を移し、そして観察する様に目を細めて彼女を見つめる女性。

 その女性こそ竜胆きららその人なのだが、その容姿は少なくとも『幼い頃から鏡夜を育ててきた養母』と一目見た程度では到底連想できないくらいには若々しかった。

 枝毛や髪質の劣化が見えず良く手入れされたと思わしき茶色の長髪は、両耳の上で左右均等になる様に、緑の水晶が一つだけ付いたヘアゴムでそれぞれ纏められている。所謂『ツインテール』と呼ばれる髪型だ。

 大きな瞳と小さい鼻、そしてふっくらした唇が染み一つ無い小顔へと綺麗に収まっており、髪型も合わせて若干の幼さと多大な愛らしさを感じさせた。

 身長は160cm程度と女性としては平均程度だが、細めの手足と控えめな胸。そして愛らしい童顔のおかげで実際の身長よりも小柄に感じられるその様が、見るものの庇護欲を刺激する。

 淡いピンクのゆったりした半そでのブラウスと、膝丈辺りまでの長さの淡い紫色のスカートという全体的に優しげな感じの服装に身を包んだそんな彼女は、しばらく鏡夜を見つめた後、いきなりその手を取ると部屋の中へと自分ごと引き込んだ。そしてその後軽くドアから顔を覗かせ「ちょっとあの子とお話してくるからそこで待っててね?」と鶴来に釘を刺すとまたドアの向こうに引っ込んでいき、間髪入れずにドアがパタンと閉じられた。


「えー……」


 反応する間も無く一人玄関の前に取り残されてしまった鶴来の困惑する声が、雲一つ無い青空に空しく響いた。


 一方、もりびと荘202号室もとい竜胆家では、その玄関を越えてすぐ左にある洗面室で中高校生程度の見た目の、ともすれば姉妹にも見える二人の女性が向かい合っていた。

 二人の女性のうち、茶髪のツインテールをした女性は軽く屈みもう一人の頬に両手を添えて、たまに手を動かして軽く頬を擦りながらその目をしげしげと見つめている。

 もう一人の女性、無造作に流した長い黒髪の彼女は、茶髪の女性の強い視線のせいかそれとも触れてくる指先のせいか、自身の視線は気まずそうに逸れて頬には薄らと赤みが差すがしかしその場から動こうとはしない。

 傍から見ればどこか淫靡な雰囲気すら感じられそうなワンシーン。しかしその内情はそんな一見の雰囲気を軽く吹き飛ばす程に混沌としていた。

 

 黒髪の、体感時間ではつい数十分程前までは男だった少女、竜胆鏡夜は、目の前のえらく若い見た目をした茶髪の養母、竜胆きららが無言で見つめて触ってくる事に妙な気恥ずかしさと気まずさを覚えざるをえなかった。

 じっと見つめられたかと思ったらいきなり手を掴まれ、あっという間にここまで連れて来られたと思ったらいきなりこれだ。瞳の奥まで覗かれる様な感覚に時折頬を伝うこそばゆい感触。そして無言と言う名の静寂。しかも相手は育ての親。

 正直、一刻も早くこの奇妙な状況から開放されたかったし、そもそも何でこんな事やってくるのかも分からなかった。しかしきららは元々たまによく分からない事をしでかす人間だったので、多分また自分には分からない意図があってこんな事をやっているのだろうと思って、仕方なくされるがままにして来たのだが。


(正直そろそろ色々ときつい……!)


「き、きららさん……」


 今の状況に耐えられなくなってきた鏡夜が、か細い声できららの名を呼ぶ。

 続く言葉できららの行為の意図を尋ねようとした鏡夜だったが、それは他ならぬきらら自身の手によって遮られる事となる。


「えいっ」


 きららは鏡夜の発言を無視して短い掛け声を上げる。

 そしてなんと、むんずと。


「っひぁぁ!?」


 それはもうむんずと、その両手で鏡夜のたわわに実るおっぱいを鷲掴みにしたのだ。

 突然襲う感触に、鏡夜は実に可愛らしい悲鳴を上げてしまった。

 しかし何故かきららは一揉みしただけであっさりと手を離し、開放された鏡夜は内股で地面にへたりこみ胸を守る様に両腕で抱きしめる。恨めしそうにきららを見上げる目には涙が溜まっており、顔全体も真っ赤に染まっていた。


「きっ、きららさ――」


 湧き上がる羞恥心のせいで震える声をそれでも絞り出して文句を言おうとした鏡夜だったが、その時またしてもきららが割り込んで口を開いた。


「あっ、そういえばさー」


 何故だろう、ここに着いてから初めてまともに喋りかけてくれると言うのに、その出だしと軽い感じの口調からは嫌な予感しかしない。

 そんな鏡夜の不安をよそにきららの言葉は続く。


「『ゴデバー』のプレ何とかって限定チョコ、昨日の夜届いたけど全部一人で食べちゃった。てへ☆」


 きららは語尾に☆でもつきそうな感じで言い切り、可愛らしく下を出して頭をこつんとした。

 一方きららの言葉を聴いた鏡夜の頭は、その限界を超えた精神的ショックのせいで完全に静止していた。


 『ゴデバー』。それはベルギー発の、今や全世界でその名を知らぬ物はいないと言われる長人気高級老舗チョコレートメーカーの名だ。一般庶民にはそうおいそれと手を出せる代物では無く、たとえ金があろうとも常に安定供給が可能な通常品なら兎も角、期間限定等の限定品は予約が始まった瞬間、ほぼ毎回瞬く間に予約が殺到して打ち切られる為、その手の商品は購入そのものが非常に難しい。

 その『ゴデバー』と、特務組織の一員である鏡夜に一体全体何の関係があるというのか。

 それを紐解く鍵は、至極単純なところにあった。

 割とクールな外見とまぁクールっぽい立ち振る舞い。実は鏡夜はそんな見た目に似合わない、大の甘い物好き。つまりは甘党だったのだ。

 具体的にそれがどの程度だったのかと言うと、甘党が高じたせいでいつの間にか菓子作りが趣味になってしまった程。

 そんな彼女がゴデバーの、3年に1度きりのオンラインショップ限定商品『プレミアムセレクション』発売決定の報を受けて飛びついたのはある種の必然であったのかもしれない。

 一番新しい『プレミアムセレクション』が発売してから3年経った年に、毎回ばらばらのタイミングで発売が発表されてそこから3日後の午後12時というかなり性急なタイミングで予約が始まるそれは、一概のチョコ菓子を鼻で笑う様な恐ろしい値段を誇る上、その中身は開けて見るまで何が入っているか分からないと言う挑戦的な仕様をしている癖に、昨年度までの同商品の評判という形で保障されているその味と、完全予約生産制という販売スタイル。

 そして高級感を出すためか、それとも原材料の都合か。その理由は不明であり実際の数も公表されているわけでは無いので真偽の程は定かでは無いが、予約定員数が他の限定商品と比べて少なめに設定されているという噂もある。

 そんな訳で現在、『プレミアムセレクション』は予約が始まって5分も経たない内に定員満数で締め切られるのが通常ペースと言う、尋常ならざる人気を誇るチョコ菓子として世界に名を馳せているのだ。

 そして、今年のプレミアムセレクションの発売が決定したのがつい2ヶ月程前の5月中旬。

 発売の報が全世界に流れたその日、鏡夜は人生初めての土下座をした。

 その日ばかりは意地もプライドも良心までも脱ぎ捨てた。予約開始日は本来なら仕事が入っていたのだが、普段なら絶対に使わないであろう、支部内でも権限が強いきららのコネを頼るために後生だからその日だけは休ませてくれと必死で喚いてすがりついて土下座までしたかいあって、きららの計らいでプレミアムセレクションの予約日当日は休ませてもらえる事となった。

 そして予約日当日の12時、自宅のPCの前で1時間前から待機していた鏡夜は、通常では考えられない程に重くなった光回線に寿命が10年程縮むかの様な思いをするも、晴れて予約に成功した。歓喜のあまり叫んだという経験も、あの時が初めてだった。


 しかし、そこまでして手に入れたプレミアムセレクションは、その姿すら拝む事無くこの世から消えてしまった。

 意識が無くなったと言っても差し支えの無かった数秒から再起動を果たし、ゆっくりと動き出した鏡夜の脳が真にそのを理解した時、彼女の心を塗りつぶしたのは、純粋なる『虚無』だけだった。

 プレミアムセレクションを勝手に食べた人間に対する怒りでも憎しみでもなく、自分が食べられなかった悲しみや憤りでも無い。

 ただただ心にぽっかりと大穴が空いてしまった様な、いや心そのものが大穴に飲み込まれて消えてしまったかの様などうしようもない感覚。

 鏡夜の心は、その虚無にどこまでも深く堕ちていった。


(あー、ちょっとやり過ぎちゃったかしらねー……)


 自らの「てへ☆」の後、一切の表情が消えうせて瞳からハイライトまで消え、目尻に溜まっていた涙も無抵抗で一筋零れ、胸を隠していた腕もだらんと下がり脱力した様子のおかしい鏡夜を見て、きららは若干の罪悪感を覚えた。

 変な意地張ってしまった末に自分の妹を名乗ってしまった事。男の頃の面影の強く残った姿。そしてなんとなく、瞳の光とか雰囲気とかそういうのが同じだと思えたから。

 だから実は洗面室で頬を触っていたあの時点で『ああこの子は鏡ちゃんなんだ』と理屈でも感情でも理解はしていた。

 だけど、恥ずかしそうに頬を赤くして気まずそうに目を逸らすその姿がなんだか可愛くて、ついつい長い事見つめてしまっていた。

 ついでに瑞々しくすべすべなその肌をちょっと触って楽しんでいたのだけど、なんかその若々しさにいらっと来てしまってつい胸を揉んでしまったのは仕方ない事だと思う。

 その時のえらくキュートなリアクションを見てついいたずら心が芽生えてしまったのもまぁ、仕方ない事だろう。

 だってあんなに感情表現の激しい鏡ちゃんは久しぶりだったから。普段は全然そっけないし。

 それでふと思い付いた、昨日届いたゴデバーのチョコをネタにしてみたのだ。ちなみに本当は当然未開封で冷蔵庫にしまってある。

 しかしそれにしてもまさかここまでだとは思わなかった。てっきり驚くか叫ぶかする程度だと思っていたのだが、それを通り越すとは。

 兎に角これはちょっと、いやかなりまずい気がする。

 とりあえず先程のネタ晴らしをしなければと、きららは鏡夜に諭すよう優しく話しかける。


「鏡ちゃーん……あのね?さっきのは――」

「――」

「きょ、鏡ちゃん?」


 きららの呼びかけに応じるかの様に鏡夜の虚ろな瞳が、再び一筋の涙を零した。

 それに驚いたきららがしかし再び、恐る恐るにだが鏡夜に話しかけようとした次の瞬間。


「――――」

「!?」


 箍が外れたかの様に鏡夜の涙腺からとめどなく涙が溢れてきた。

 しかし相変わらず一切の無表情のままで、それが正直かなり怖い。しかしそれ以上に罪悪感が半端無い。


「ごめん!ごめんね鏡ちゃん!違うの、冗談だったの!ほんの出来心だったの!大丈夫だから!昨日届いたのはほんとだけど今は冷蔵庫にちゃんとしまってあるから!ほんと!お姉ちゃん嘘つかない!」


 多量の罪悪感と少量の恐怖に背を押され、鏡夜の首をがくんがくんと揺らしながら必死に彼女へと呼びかける鏡夜。

 されるがままに首を揺らし、虚ろな視線をさ迷わせていた鏡夜の瞳に少しずつだが光が戻ってくる。


「……あるの……?」

「勿論よ!鏡ちゃんの大事なものを勝手にどっかやるわけ無いじゃない!」


 か細く弱弱しいその声に、きららははっと目を見開き、まるで藁を必死に掴むかの如き思いで叫び返して鏡夜の細く小さい身体を抱きしめる。


「よかった……」


 ぐったりとしながらもふにゃりと浮かんだ鏡夜の笑顔は、いつもの意地やプライドなんて微塵もない、ただ純粋な安堵のみによるものだった。





「遅いなぁ……」


 一方、鶴来はドアの前で一人寂しく待ちぼうけていた。

【今日の戯言コーナー】

 ここ書く度に『今日』だったか『本日』だったか『今週』だったかで迷う件。

 そしてこれの投稿時に全話確認してみたら、案の定4話が間違えて『本日』になっていた件。

 まぁしかしここのネタの肥やしにはなったのでこれはこれで怪我の功名

かもしれない。べ、別に修正するのがめんどかったわけでもネタが切れたわけでも(ry

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