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ある少年の遺書

作者: 紅葉狩り

今から書くことは自分が生きてきた証である。

この愚かものが歩んだ道を見て人生の教訓にしてほしい。

まず始めに自分がどれだけ愚かものだったかを御教えしよう。

それは小学校二年生のことだった。友達とともに小高い山に登った時だった。まだ雪の残る季節だったはずだ。

子供の好奇心が危険という判断を上回り山頂まで登っていった。

登りまでは良かったが、降りる時になると事件が起った。

自分だけ一人おいてみんなは下山してしまったのだ。自分一人泣きながら下山したらみんなは指差しながら笑っていた。子供だった自分はかなり傷付いた。その後知らないおばさんが家まで送ってくれ学校に通報してくれた。一緒にいた奴等は先生に怒られたが逆恨みをされてそこから約八年に及ぶ長いいじめの歴史がはじまった。 その後軽い無視から始まり昼休みにボールをぶつけられたのにはらをたててはじまた些細な喧嘩により自分に対するいじめが日常のものになっていた。 確かに自分が怒ったのが切っ掛けだったがそのために女子からは

「触ったら腐る」

「近寄らないでよ」等言われたため女性不信になってしまい、今でも女性が恐いというこうい症に悩まされいます。 小学校時代には自分が怒るの面白がりからかい、そして集団で殴られ蹴られ死ぬ思いをずっとして来た。

周りは誰も助けてくれずただ笑っていただけだった。そして自分は人間不信になってしまった。

そのままの状態で小学校の連中と共に中学に進級してしまい、さらには他の小学校からも進級して来てしまいいじめの格好のまとになってしまった。

周りを囲まれいすを蹴られ罵倒され、廊下をあるくと、後ろから飛び蹴りをくらい踏んだり蹴ったりの人生でした。

このまま、生きていてもいいことなそうなので死にたいと思います。さようなら。ただこのまま死ぬのはしゃくなので、みんな誰もが印象に残る死にたいと思います。それでは。

ある地方紙A紙の一面のトップニュースとして掲載された記事によると、卒業式に少年Aが突然立ち上がり自らの首を切り付け周りを血の海に変えてしまった。卒業式は阿鼻叫喚の渦に包まれた。 遺書に書いてあったとうりになってしまった。

その後遺書が公開されたのは自殺より三日後であった。

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― 新着の感想 ―
[一言] 「いじめ」が主題と言う事で、難しい作品だと思います。 冒頭から、新聞の件までは、遺書の内容であると推測できますので、ここは少し行間を空けたほうが見た目がよいのかもしれません。 また、場面が若…
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