二十九話
前回は前後書きすら思いつかなくて大変でしたw
リアルが色々あってこっちが手付かずということがたまにあるので、ご了承ください
お母さんの事件から一日が経ち
私は聖さんに頼んで、お母さんが閉じ込められている牢屋に向かった
本来なら地獄に行き、然るべき報いをされるらしいが
私の親ということもあり、私が頼んで
精神が落ち着くまではこうやって診ないといけなくなった
本当は牢屋にも入れたくなかったんだけど
また暴れ出したらたまったもんじゃない、と言われ仕方なく閉じ込めた
牢屋に来た頃にはお母さんは起きていたのだが
目が据わっていてこの前の戦いで貧弱な体になっている
実際には出来ない動きを悪魔の紋章によってさせられたことで
体が悲鳴をあげているのだとおもう
「お母さん、私だよ、優だよ。おはよう、朝ごはん食べた?」
私がお母さんの目線に合わせるようにしゃがんで話しかけるも
お母さんから返答はなく、ただ一点を見ているだけだ
「諦めな、そいつは一生そのまんまだよ」
いきなり後ろから声がして振り返ると
金色の短髪の女性が身長以上の大きい杖を持って仁王立ちしていた
もしかしてこの牢屋の管理人だろうか
「あ、貴方は?」
「アスクレーピアス。医療の神と呼ばれる部類よ」
「医療の神様・・・!あの、そのままって・・・・どういうことですか?」
「見りゃ分かるがな。うちも何億人の患者を見とるけど、一生そいつは意識もないまま、ぼーっと座ってるだけになる」
「そ、そんな!どうにかならないんですか?」
「けしんかぎいやっても、うちの技術じゃなーんも出来んとよ」
聞いたことない言葉で話すアスクさんは杖を床に思いっきり突き
私の目の前に、注射器が出てくる
これは・・・?
「こいは精神安定剤。たまーに暴走することもあっで、そいをうてばコロッと眠るんよ。あんたが持っときな」
私はその注射器を持ち、牢屋を開けて
車椅子にお母さんを座らせて外に出す
もちろんアスクさんはびっくりして止めに入ってくる
「ちょい、ないしよっと!」
「え?えっと、天国の外に散歩でも行かせます」
「話聞いとらんかったのか?そげなことしてどないしよっと?」
「確かに治らないかもしれない、意識がないかもしれない。それでも私はたった少しの希望でも信じたい。それにお母さんとおでかけって初めてなんです」
「・・・・ビンタがイカれてるっちゅうのに・・・・仕方ないな。特別よ、いたっおじゃおんせ」
「ありがとうございます!行ってきまーす!」
アスクさんの許可を得て外に出る
変な日本語でいまいち分からなかったけど
いってらっしゃいって言われた気がする
私は大丈夫だよお母さん。きっとすぐに、本当のお母さんと話せるよね
「・・・・あいつが神になった理由は分かったけど、せっぺそげなことしてもないも起こらんとに・・・まあ見てみるとするか、あいつの言う希望というやつを」
またまたちょい役新登場アスクレーピアス!医療の神で調べたら出てきましたw
ちなみに言語はほとんど鹿児島弁にしてみました。ちなみにキャラ付けなのでアスクさんは鹿児島人ではありませんw
何を喋ってるか分からなかった人はググってみてください




