二十一話
とりあえず一話から読み直して誤字脱字直してきました、まだあったらどうしよう・・・w
聖さんのテレポートで着いた先は
前にモニターで映った茶色い家
ここが我が家なのか・・・?
律さんと雛さんは、もしお母さんが私だと気づいて襲ってきた時用に何処かに控え
聖さんと二人で、家のインターホンを押した
暫く時間が経つけど、誰も出てこない
あれ、私にとっての祖母祖父とかもいないのだろうか
「君の母だけはここにいるはずだが・・・・引きこもっているようだね」
聖さんはそう呟いて強引に鍵を開け、中に入っていく
すると包丁を持って胸元に刺そうとしていたお母さんがいた
ーーーお母さん!!!
と思わず私が呼び止めてしまう
「・・・・は?あんた達誰・・・・?不法侵入なんですけど」
「何をしようとしていたんだい?まさか自殺しようなんて思ってないだろう?」
「あんた達に関係ないでしょ?・・・・てか、そこの女は私のことお母さんって呼んだ?私の子供は大分前に死にましたけど?」
ーーー私だよ!貴方の娘の、相浦優だよ!!
私の告白にお母さんはどん底に落とされていた感情を
更に踏みにじられたような表情になる
「・・・・は?なんでそんなに大きく・・・・てか、生きてたの?」
ーーーううん、天国からここまで来たの、お母さんが自分を傷つけてるのを見て思わず・・・「優ちゃん危ない!」
私の言葉は途中で遮られ
聖さんが私の手を引き、頰の横を包丁が通り過ぎる
「なんで・・・・・なんでお前が幸せになってんだよ!!!!!!こんなにも!!!私は苦しんでいるのに!!!!」
ーーーおかあ・・・・・さん?
「愛する人には裏切られ、誰からも救われず、孤独に生きてきた私よりも!ぬくぬくと幸せに生きてきたのかよ!?お前をもう一度殺して私も死ぬ!!!」
「そんなこと許されるわけ・・・・
ーーーいいんです聖さん、私とお母さんの問題です・・・・いいよお母さん、好きなだけ刺して
「くっ・・・ああ・・・!死ね・・・・死ね死ね死ね死ね死ね!!!!」
お母さんの包丁は私の胸部に刺さり
苦痛が走る・・・・泣きたい、叫びたい・・・!
でも・・・・お母さんはそれよりも悲しい気持ちなんだ・・・!
刺されてる包丁を掴み、その先に握られたお母さんの手を優しく握る
「なんだよ!離せ!!!なんで死なないんだよ!!」
私の手から黄色い光が灯り、どんどん眩しくなっていく
凄く暖かい力・・・・きっとこの力なら・・・神としての私なら・・・・救える!
ーーー私は死なない・・・・目の前に悲しんでる人がいる限り、私は絶対に幸せにする!
「綺麗事だ!そんなこと!お前に出来るわけないだろ!!!!」
お母さんは泣き叫びながら包丁をさらに深く刺す
私から灯る黄色い光から紫の稲妻が走り出す
包丁と稲妻の激痛で思わず力を緩めてしまう
「不味い・・・!これ以上は駄目だ優ちゃん!!!」
聖さんが途中で割って入って
テレポートで外に出る
ごほっごほっ・・・・い、意識が・・・・
「おいブラフマー!!なにしてんだ!死にそうじゃねぇかよ!!」
「彼女が止めるなと言うから・・・・非常事態だ、すぐにゼウスの元に行こう!」
優の説得も全く聞かず、あえなく撤退・・・
重傷を負った優、なんとか治療していくがその隙に、母の弥生は次の行動に移っていた・・・




