十六話
雛さん回というより誰回だこれ・・・
雛さんの一件があって以来
中々聖さんを見なくなり、寂しい思いで外を散歩していると
雛さんが真正面から突進してきて、もろにぶつかってしまう
「やあやあゆっちゃん!元気かい!!?」
ーーーいったぁ〜・・・・元気ですけど、重いです・・・
「元気か!そっかそっかーー!!!」
あからさまな空元気で雛さんは私の背中をバシンバシン叩く
強烈な痛みでジワリと目に涙を浮かべると
雛さんは慌てて叩くのをやめて撫でてくれる
「ご、ごめん、あれからどう接すればいいか分かんなくて・・・・その・・・・」
ーーー気にしないでください。雛さんの本当の姿で接してくれたら、私は嬉しいです
「・・・・貴方ってとんでもないお人好しだね。分かった。ありがとう」
雛さんの満面の笑顔に私もホッとする
その後雛さんは私に本音で話をした
雛さんは例え悪い人でも地獄なんて連れて行きたくないらしい
私もそれは同意見だ、どうにかして地獄の人達を戻す方法を探さないと・・・・
「きっとブラフマーは知ってるはずなんだけど・・・・教えてくれないの、今すぐにとは言わないけど調べていきたいんだけど・・・・いいかな?」
ーーーはい!私が出来ることはなんでもします!
その後、私は翼さんに聞いて
色々勉強が出来るという、書物庫に向かった
沢山の本が並んでるな・・・・どれが地獄のことについて書いてあるのか分からない
中央にいる女の人に声をかけようとするが
よく見ると女の人は首から下がなく、周りに開いた本が何冊か浮いている
ちょっと不気味だけど、話しかけるしかない
ーーーあ、あの、ちょっとお聞きしたいことが
「ハイ、何カオ困リデショウカ」
ーーーあ、えと、地獄について書かれてる書物ってありますか?
「・・・・初メテ聞ク名前、モシカシタラ倉庫ニアルカモシレマセン。少々オ待チクダサイ」
凄くカタコトの日本語を喋る女性は
浮いてる本ごと移動し始める
どういう原理で動けるんだろうこれ、と思いながら付いていく
「ソウイエバ、貴方ハ確カ新シイ神トナッタ、ヘラ様ですね?ココノ書物庫ヲ管理シテイル、知性ノ神メーティス、ト申シマス」
え、あ、この人も神様なんだ!?
神にも色々種類あるなぁ・・・・
知性の神様でも、知らないものはあるんだ
でもなんでこの人頭だけあるんだろう
「ツキマシタ、普段ハ入ラナイ、入レナイ場所デスガ、ヘラ様ハ許可致シマショウ」
・・・・ここに、地獄についての本が
とにかく探さなきゃ、これはもしかしたら
神様が私に託した仕事の一つかもしれない
新しく登場!知性の神様メーティス!
凄くカタコトで文字がカタカナで読みにくいですが、音声にしても聞き取れないレベルの話し方だと思って下さい
ちなみに、メインキャラ以外に、優が名前をつけることは無いと思います、でもそれなりにサブキャラも活躍してくれると思います!多分!




