十五話
もうモチベ低いのはいつものこと、というわけで通常運転かのように投稿頑張ります
時渡・・・・時間が止まる・・・・
確かに一瞬で移動できるのはその力のおかげってことか
でもそれってつまり・・・・・一人だけ自由に動けるってこと?
私の思った通り、翼さんはその場から動かないのに
雛さんはダメージをひとりでに受け始める
数秒後には立ってられなくなるほどになってしまった
「がはっ・・・・」
「はい、いっちょあがり」
「お前・・・容赦ねぇな・・・・」
「女だからって手を抜きすぎだシヴァ。今こいつは世間一般で言うところの犯罪者だ。悪は裁かなくちゃいけない、そうだろ?」
「・・・・まあその事実には変わりない、こいつを連れてゼウスに判断を任せるか」
ーーーあっ!待って下さい!
動けない雛さんを連れて行こうとした二人を慌てて静止して雛さんに駆け寄る
ひどい傷・・・・確かに犯罪者かもしれないけど・・・・
雛さんの頬を触ると自然と怪我が治っていく
痛いの・・・・嫌だよね・・・・
「お、おい!?怪我治したら暴れるだろ!」
ーーー痛かったですよね、もう大丈夫ですよ
「・・・・貴方を殺そうともしたのに、なんでそんなことするの?」
ーーー何か理由があって、その解決方法がわからなかっただけですよね。落ち着いて、皆で解決しましょう。一人で抱えるのは良くないです
「・・・・とんでもない・・・・お人好しだね・・・・今回は・・・貴方に負けてあげるよ」
その後、神様の判断でしばらく監視はされるけど
牢屋とかに入れられることはないらしい
なので私はすぐに雛さんに今回の事件の理由を聞きにいった
雛さんの部屋には神様と聖さん以外の神は集合していた
「おう、お前も来たのか・・・・まあいい、白状してもらうぞ天照。何故お前は俺ら神を殺そうとしたか」
律さんが問い詰めると
雛さんは少しだけ悩んだそぶりをして
やっぱり知らないんだね、と呟いた
「貴方達、天国以外の場所とか行くの?」
「天国以外?俺は宇宙にたまに行くぐらいだが」
「・・・・聞いちゃったんだ・・・・天界の神の一人がもう一つの場所、地獄と呼ばれる場所を作ったことを」
・・・・地獄?
何故だか聞いたことのある言葉だったけど
他の3人はなんだそれと言いたげな顔をしている
あっ!思い出した!!
ーーー地獄って確か悪いことをして死んだ人が行く世界のことですよね!?
「あ?なんだそりゃ?」
「聞いたことないけど、クロノスは知ってる?」
「噂程度だが、前にゼウスを裏切って大量の犯罪者の天使を殺した後、新たな世界を作ってそこに閉じ込めたって話は聞いたことある」
ーーー神様を裏切る・・・ですか?
「まあいえば今回の天照と似たようなことさ。ゼウスも昔はお前みたいにお人好しで、犯罪者もウェルカムだったから」
「確かにある時を境にゼウス変わったもんな。あーそう言われりゃ合点つくわ」
「知らなかったんだ・・・・私はてっきり犯罪者は遠慮なくその地獄に入れる酷い奴らばっかりなのかと・・・」
雛さんは律さん達がその地獄に易々と人を入れるような人だと勘違いしていたらしい
後から聞いたけど雛さんは他の人達よりも新人だから起こしてしまっただとか
今回の一件で雛さんは疑いが晴れて、いつも以上に仕事を頑張るらしい
良かった、丸く収まって・・・・
でも、さっきの話、やっぱり気になるな
地獄・・・・いったいどんな場所なんだろう
翼回っぽかったけど、今回はフラグ回でしたね
一人の神を筆頭に作られたと言われた地獄
そのことを知らない神達も何故その場にブラフマーだけいなかったかも色々謎がありますね
次回まで雛さん回かも?




