表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
成る程。では、お互い不干渉といきましょう。  作者: 夏月 海桜
学園生活2年目は婚約者候補者とのガチバトル⁉︎2
199/400

記念話〜ゲーム通りの攻略対象者達〜

遅くなりました。意外と書きにくくて必死になって朝から執筆です……。


1話早いのですが、話の流れとして此処で執筆する事になりました。アンケート結果による話です。

話というよりは、ゲームの紹介文の方が近いと思います。

ロズベル(ヒロイン)と攻略対象者達の紹介文です。

ゲーム設定の攻略対象者達。(紹介文)


ヴィジェスト・バウ・タータント。


第二王子殿下。俺様。辺境伯令嬢・ケイトリンの婚約者。

バウのミドルネームは、タータント国の王族である事を示す。ヒロイン・ロズベルのメインヒーロー。出会いは幼少の頃、自分の乳母の子だったため幼少期を共に過ごした。幼少から俺様で傲慢だったヴィジェストを、ロズベルは嫌がって母親が乳母を辞めた時から疎遠になる。身分差もあったので尚更。しかし、貴族なら誰しもが入学する学園でヴィジェスト殿下に再会。

ロズベルはヴィジェストだと気づくが、ヴィジェストは最初ロズベルだと気付かない。我儘な婚約者・ケイトリンとは最初から気が合わなかったが、ロズベルと接していくうちに、ロズベルと共に過ごした幼少期でロズベルに恋していた事に気づき、仲を深めていく。

ロズベルも俺様の所は変わらないヴィジェストが、自分だけに優しくしてくれる事に気付いて仲を深めていく。やがて、ヴィジェストに恋するケイトリンに邪険にされるようになり(暴言やら私物を破かれたり捨てられたりされるやら)ヴィジェストがロズベルを庇うようになって、ケイトリンが益々嫉妬して……の悪循環に陥り、我慢ならなくなったヴィジェストがケイトリンと婚約を破棄して、その場でロズベルにプロポーズする。それを受けたロズベルとヴィジェストが結婚してゲーム終了。


本編のヴィジェストは、1度目では幼少期からずっとロズベルを片時も離さずケイトリンに見向きをしなかった。

2度目では、何故か自身より4歳も年上になっていたロズベルと乳母が不要になった時点で、袂を分かつ。その後のロズベルの噂を耳にして、ロズベルを捜索中。






ジュスト・ボレノー。

宰相の息子。ヴィジェストの側近。クールで口下手で勉強の出来るキャラ。女性に不慣れな環境で育ったためか、攻略し易い。勉強を教えて下さい、の一言で急激に距離が縮まる。距離は縮まるがクールなため、女性と一定の距離は保ち続ける。口下手だから会話は弾まない。ケイトリンは、ヴィジェストルートのみの悪役令嬢。


但し、そんなジュストにめげずにニコニコして勉強を教わっていると、ジュストの会話量が増える。その頃にあるイベントでは、図書室でロズベルが本を取ろうとしている所へジュストが現れ、背伸びをしていたロズベルがバランスを崩して倒れそうになった時にジュストが支える。このイベントでジュストの好感度がアップする。何故なら彼は女性に触れる経験が殆ど無かったため。たとえ倒れそうになったのを支えただけでも、女性に触れた事により一気にジュストの中でロズベルが特別な女性になっていく。

そしてゲーム終盤で夕暮れの図書室でジュストがロズベルに告白するとキスシーン付きでハッピーエンドを迎える。


本編のジュストは、1度目は不明。2度目は、ヴィジェストの側近として隣国にいると言われているロズベルの捜索のために留学。そこでケイトリンと出会う。






ライル・カッタート。

ヴィジェストの護衛であり、貴族令息なので学園に入学している。騎士団長及び副団長に気に入られる程の剣の腕前。実直だが女性にモテる自分を分かっているため、それなりに女性とお付き合いの経験あり。女性に関しては軽薄。同時進行で複数の女性と付き合えるタイプ。

だが、ロズベルと出会って自分の周囲にいる自分に媚びるだけの女性と違うことに気付いたライルは、初めて女性を追う事になる。今までのライルは、来る者拒まず去る者追わず精神で女性に本気になる事が無かった。

言いたい事を言ってライルに見向きもしないロズベルを振り向かせるため、全ての女性を断ち切ってロズベルを追う。所謂執着タイプ。


ロズベルとの仲を深めるのは、ライルが振った付き合ってきた女達の嫉妬を浴びて嫌がらせを受けていた所を庇い、女性達の前でロズベルに愛を捧ぐ姿を見せる事でロズベルが絆される。

それでも中々信じ切れないロズベルに、ゲーム終盤、騎士科で行われる剣術大会で優勝をした後、その剣をロズベルに捧げる。騎士(学園卒業していないため見習いだが)が、剣を捧げる事は一生その身を守り抜く事を意味するため、ロズベルはようやくライルを受け入れてハッピーエンド。


本編のライル。1度目も2度目も今のところ影が薄い。






ドミトラル・レード。

男爵家の三男。画家。ゲーム時25歳。芸術家肌なので変わり者。ロズベル(ヒロイン)とも一定の距離を保ったままゲーム終了を迎えるため、攻略が難しいキャラ。(好感度がアップしているかどうかメーターを小まめに確認しないと判り難い。)


男爵家の三男のため、生まれた時から身を立てる術を自力で掴むように育てられた所為か、女性との付き合いはほぼ皆無。付き合っても自分優先のマイペース男。画家で身を立てる事になってもマイペースさな所は変わらない。ロズベルとの出会いは、学園入学後ヴィジェストと仲良くなって王城に招かれた際に、偶然絵のモデルを頼むから。


マイペースに距離を保つが、言葉少なではあるもののロズベルとの仲が深まるにつれて、絵のモデルを頻繁に頼む。その全てにおいて、ロズベルを慈しみと愛を込めた目で見ながら、時折「花より宝石より他の何よりも君が美しく私の目に映る」と愛を囁く。その真摯さにロズベルは惹かれていく。

ゲーム終盤で「君を一生私のモデルにしたい」という独特なプロポーズを受け入れてハッピーエンド。ハッピーエンドになってもドミトラルとロズベルは手を繋ぐ事もなかったため、ゲームを終えたプレイヤーからは、賛否両論に陥った。(初々しくて良い、という意見も有れば、もっとラブラブな終わり方にしろ、という意見もあった)


本編のドミトラルは、1度目ではケイトリンと友人になり。その後恋をする。2度目は未だその姿どころか影も形も見当たらない。






イルヴィル・バウ・タータント。

隠し攻略対象者。タータント国の第一王子にして王太子殿下。全ての攻略対象者達と一定の好感度を保ちながら結ばれなかった場合に出てくる隠しキャラ。ザ・王子様キャラで、聡明で優しく溺愛キャラ。

ゲームプレイヤー達は、何故彼をメインヒーローにしなかったのだ! と嘆いたとも言われる。(シナリオライターがこんな王道ヒーローに人気が出るわけないと思っていたのでメインヒーローにしなかったとインタビューで答えている)


ロズベルとは幼少の頃(ヴィジェストの乳兄弟として王城に来ていた頃)に出会っているが、学園に入学した後、ヴィジェストと仲良くなって王城に遊びに来た所で再会する。婚約者であるシュレンとの仲は良好ながら、長い付き合いで愛情というより同士のようになってしまっていた。それでもこのまま結婚するのだろうと思っていた矢先にロズベルと再会して、その明るさと溌剌さに恋に落ちていく。

シュレンとは早々に円満な婚約解消をして、イルヴィルは全力で口説き落としにかかり、王城の薔薇が咲き誇る庭園でプロポーズ。優しくて甘やかされるロズベルは、このプロポーズを受け入れて王太子妃として結婚する。


本編では、1度目も2度目もシュレン一筋。シュレンを溺愛してやまない。寧ろ他の女性が入り込もうものなら、全力で排除をするある意味危険な男。





以上、ゲームの攻略対象者達でした。彼等はゲーム上ではロズベルとこんな感じでした。

本編の方が良いか、ゲーム通りの方が良かったのか。どちらが良かったのでしょうね……。明日は本編に戻ります。

お読み頂きまして、ありがとうございました。

単に私がドミトラルとロズベルのラブラブな話が書けず、こういった内容になってしまった事をお詫び申し上げます。どうしてもゲームのドミトラルじゃなくて本編のドミトラルで固定されているもので……。


尚、アンケートご協力下さった方々の中で


是非300話で書いて欲しい!


というお声を頂いたのですが。300話? えっ? 300? と焦り……あ、このペースだと300話も到達しそうだ、と今更ながらに愕然としました。300話に到達しそうになった時は、またアンケートをやりますのでその時はお願いします。

内容のペースアップを頑張るつもりではいます。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ