第2章までの登場人物
新規の情報はないはずなので、読まなくても次からの話には差し支えありません。
【主人公】
アンリ・ベルゲン
7歳のときから魔法戦闘職員として国家防衛局に所属。首都にある孤児院で育つ。
孤児院のサリー院長の勧めで大都市イーダにある中等科学園に入学することになり、戦闘職員は休職中。中等科学園では魔法が使えることを隠そうとしているが、魔法研究部の友人たちなど一部の人にはばれている。一年三組。魔法研究部に所属。趣味は魔法研究。
【中等科学園の友人たち】
ウィリアム・トーリヤード
学園の寮でアンリと同室の一年生。愛称はウィル。魔法士の親から手ほどきを受けたため入学前から魔法が使えるが、面倒事を避けるために魔法が使えることは隠していた。一年一組。魔法研究部に所属。記憶力がいい。
マリア・アングルーズ
入学式のときに最初にアンリに話しかけたクラスメイトの女子。明るく脳天気な性格をしているが、一応、貴族の娘。エリックの幼馴染みで、アイラの従姉妹。魔力放出困難症であると思われ、アンリの用意した補助具を着けて、初めて魔法が使えるようになった。一年三組。魔法研究部に所属(というより、魔法研究部をつくることになった発端)。
エリック・ロイドレイン
小柄で大人しいクラスメイトの男子。貴族の家の三男坊。マリアとアイラの幼馴染みで、マリアの扱いに慣れている。入学検査のときには魔法が使えなかったが、その後すぐに魔法が使えるようになった。魔法知識が豊富。一年三組。魔法研究部に所属。
ハーツ・タカナシ
明るく大雑把な性格のクラスメイトの男子。イーダのずっと東にある村の出身で、自称田舎者。魔法研究部で初めて魔法が使えるようになった。一年三組。魔法研究部に所属。寮ではイルマークと同室。
イルマーク・トレンドラ
寮で同室のハーツに誘われて魔法研究部に入った一年二組の男子。友人に対しても常に丁寧な言葉で話す生真面目な一面を見せる一方、性格が大人しいわけではない。魔法研究部で初めて魔法が使えるようになった。
アイラ・マグネシオン
出会った当初にアンリを敵視していた一年一組の女子。有力貴族の家の娘で、魔法力も高い。入学検査で二位に大差を付けて一位を記録しており、一年生には珍しく戦闘魔法が使える。従姉妹であるマリアが大好き。魔法を感知する力に優れていて、簡単なものであればアンリの隠蔽魔法も見破ってしまう。色々あって魔法研究部に入部し、性格もだいぶ穏やかになったもよう。
【中等科学園の先輩たち】
サニア・パルトリ
二年生の成績トップ層の一人。アンリらとともに防衛局の体験カリキュラムに参加した。最初の野外活動でアンリと同じ班になり、アンリが上級戦闘職員であることを知る。お洒落で魅力的な大人であるミルナに憧れて、研究職を志望。
スグル・ウォルゴ
二年生の成績トップ層の一人。アンリらとともに防衛局の体験カリキュラムに参加した。最初の野外活動でアンリと同じ班になり、アンリが上級戦闘職員であることを知る。戦闘職志望で、野外活動のときに護衛を務めたグライツの動きに憧れている。
【そのほかの中等科学園の人々】
トウリ・ハワード
アンリのクラス(一年三組)の担任教師。元防衛局の上級戦闘職員だったが、アンリが防衛局に入る前に怪我で引退している。アンリたちに魔法研究部の立ち上げを勧め、顧問を引き受ける。
戦闘職員としての現役時代には、現在の一番隊隊長を部下としていた時期がある。
サラサ・イエーテ
アンリたちの住む中等科学園男子寮の寮母。
【国家防衛局の人々】
隊長
防衛局におけるアンリの上司。一番隊の隊長で、防衛局の戦闘部局における実質トップ。アンリのことを親戚の子供のように可愛がっている。
ミルナ・スティール
防衛局研究部の職員。亜麻色のロングヘアをした小柄な女性で、お洒落に人一倍気を遣っている。気さくで気の良い女性だが、自分の意思を貫く気の強さと力がある。その微笑みで防衛局の新人を虜にして使い倒す。
ハーミル・ケルン
防衛局研究部職員。ミルナの同期。アンリ、ウィル、アイラが体験カリキュラムで配属された研究室の長。
ミリー・イージン
防衛局研究部職員。入職三年目で、ハーミルの研究室に所属している。
グライツ・マーズ
防衛局戦闘部局の二十五番隊隊員。体験カリキュラムの野外活動で、アンリの班の護衛となった。騎士科の中等科学園を主席で卒業し、防衛局に入職して二年目。自前の剣は魔力を通すと硬くなるうえ、長さを変えられる特別性。野外活動時にアンリの活躍を見て、自分の弱さにしばらく落ち込んだ。
【その他の人々など】
サリー・ベルゲン
アンリの育った孤児院の院長先生。皆の母と言われている。頑固。アンリを中等科学園に通わせることについて、国家防衛局の上層部を相手にしても一歩も譲らず主張を通した。捨て子で名前のなかったアンリの姓は、この人の姓からとっている。
マグネシオン家当主
アイラの父親。国王の甥にあたる貴族だが、礼儀作法に頓着しない、気さくで接しやすい人。拾われたアンリを助けるために孤児院設立や魔法器具開発などに動いた、情のある大人。ときどきプレゼントを持って孤児院に遊びに行くため、子供たちには「マグネシオンのおじさん」と呼ばれて親しまれている。
ボーレン・フェロウ
マグネシオン家の本邸にある私設研究所の所長。
シロン・シャルトル
魔力放出困難症を患う青年。防衛局で魔力放出困難症を改善するための魔法器具の開発実験に、被験者として参加していた。
リーン、イルマ、ベン、カイル、セス
アンリの育った孤児院の卒業生。アンリより八歳年上。五人とも同じ村の出身で、十年前に村が戦争で焼失し、そろって孤児院に入った。ベンとカイルは双子。ほかに血の繋がりはないが、仲が良く、顔立ちも似通っている。




