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僕を忘れた君  作者: たかしょー(*≧▽≦)
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1章 1話 夏休みの始まり

投稿するのが遅れてごめんなさーーーーい!!

いろいろとしていたため時間がなかったです。

二年前、僕が中学二年のときだったな。

僕には隣の家に住んでいる幼馴染の坂本結衣という女の子がいた。結衣とは幼稚園の時からずっと一緒であった。

僕らは付き合っていたわけでもないがとても仲が良かったのである。結衣は頭はよかったが天然だったため、ギャップもえ的な感じで男女問わずに人気者だった。

その頃の僕といえばずっと一人でいて本を読んでいるぼっちであったな~。

中一と中二では奇跡的にクラスが同じだったためめっちゃうれしかった!!このころから僕はたぶん結衣の事が好きだったな。



夏休みの前日、僕は結衣と遊びに行く約束をしていた。

「ねーねー浩介~、夏休みどこに行くー?」

「夏といえばやっぱり海の一択じゃないかな~」

「海か~。じゃあかわいい水着でも買って準備しとく!」

「お、楽しみにしてるぞ。期待しとくからな笑」

「そんなに期待しないでよ~(〃▽〃)ポッ」

こんなたわいのない会話をしながら夏休みが始まったのだ


だが、すぐに海などに遊びに行けたわけではなかった...そう、夏休みの宿題があったのである。小中学生にとっての一番の敵とでも言えるだろう。

「ったく~。この学校は宿題多すぎるんだよ」

「仕方ないでしょ~。自称進学校なんだから笑笑」

「まあそうだけどさ~」

二人がいる桜咲(さくらざき)中学校は県内の私立中学校の中でもかなり頭がいいほうだった。倍率もかなり高く入学することはとても難しい。

そこに二人が入れたのは塾の講師である野上の母のおかげであろう。母はレベルの高い小中高の塾の講師をしている。そのため母の支えのもとで猛勉強の末にはいれたのだ! 


夏休みに入ってからは毎日野上の家で二人で宿題をしていた。野上は祖父たちと一緒に平屋に住んでいる。畳が敷いてある涼しい場所にテーブルを置いてやっていた。いつもはやんちゃである結衣だが勉強をしているときの集中力といったらすごいものだ。なかなか見られない結衣の真剣な顔を独り占めできるのはなんだか嬉しい。


こうして母の助けも借りながら僕たちの宿題は終わりを迎えようとしていた。最後に残った宿題は作文であった。二人とも頭はよかったのだが作文など相手に伝えたいことを言葉にしてまとめることは苦手であった。桜咲中学校では読書感想文を書くのが一般的である。なので数日間図書館に通いながら本を選んでいたのである。本の内容をまとめることは容易だったがそこから感想を書いたり自分の人生にどう生かしていくなどのことを書くのにはだいぶ苦労したものだったな~


そして待ちに待った海だ!!!結衣と事前に話し合って今年はいつもとは違うところに行ってみようということになっていた。そこは少し波が荒いせいか海水浴に来る人がすくない穴場スポットである。宿題が終わった次の日に行く約束をして別れた。


しかし、野上には気になることがあった。結衣が僕に隠れて電話をしていることだ。それも僕の知らない男子と。確認してみたいがその男子と付き合っているなどと言われるのが怖くていまだに聞くことができていないままであった。なので勇気を振り絞って海で遊んでいるときに聞いてみようと思った。



海に行く前日には不思議な夢を見た。結衣と一緒に海で遊んであたはずなのだがいつのまにかいなくなってしまっていたのである。その後暗闇に吸い込まれるようにまた眠りについた。明日がたのしみだな~と。

この後の話をお楽しみに!

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