20歳の誕生日記念小説
「なんでずっと止まってるんですか!!!」
「しょうがねーんだよ!アイデア出ねーんだよ!!」
夏奈と俺は駅近くの居酒屋で枝豆をバクバクと食べていた。少しお酒も入って少し酔っている。
「で、えーと、誕生日なんですよね?いくつになったんですか?」
「僕は永遠の18才だから年なんてとら───」
「あ、20ですね。」
知ってるなら質問しないでくれ。
「誕生日プレゼント何がいいですか?」
「週休8日」
「無理です。」
「異世界!」
「現実見てください。」
「ドリームジ〇ンボ7億円」
「…………」
呆れ顔の夏奈。実際異世界か週休8日。そして金が欲しいから欲を言ったって構わないでしょ?
やれやれというような顔つきで夏奈はこう切り出した。
「とりあえず今日は私が全て奢りますから、好きな物食べて好きな物を飲んでもいいですよ。」
どうやらこれが夏奈のプレゼントらしい。
「じゃあお言葉に甘えて。」
俺は言い値のする海鮮丼と日本酒を頼んだ。
今日6月12日で20歳になってしまいました……
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