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心くんの仕事内容

 暴走したヲタ女性ほど恐ろしいものはないんだよ。


心:そうだな・・・


柚:あれは少し反省してるわ・・・


心:大いに反省してくださいマジで・・・

 バイトメンバー3人との初顔合わせが終わった次のシフトで、ようやく俺は仕事内容について聞くことになったのだ。え、前回になんで聞いてないのかって?変態共がリミッター解除したせいでそのまま初シフト流れたんだよ・・・。しかも俺、帰らざるえなくなったし。柚子を拘束して退去させるために。


「さて、前回は色々あって出来なかったからな・・・今日はちゃんと業務内容について説明して、後で実際にやってもらうぞ」


 飛鳥さんホントごめんなさい。俺の知り合いが暴走してごめんなさい。


「はい、もう色々諦めないとダメだなということが分かったので、説明よろしくお願いします」


「あ、あぁ・・・」


 なんか物凄く哀れんだ目で見られてる。やめて、その優しさが俺を傷つける!!


「・・・まず、この店は従業員が女装しているというだけで、他のカフェや喫茶店と大して変わらん。まぁ、一部特殊イベントはあるが」


 なにそれ、すっげー聞きたくないんだけどその特殊イベントの概要。


「まず客が来たら席に案内、その後お冷を持っていって注文を受ける。そして厨房にオーダーを流して、注文できたものから運んでいく」


 まぁ、普通の飲食業的な仕事内容だな。


「まぁ、客からの指名とかもあるからそこは臨機応変にたのむ」


「え、指名ってなに!?なんか一気に卑猥ってか、不安になってきたんですけど!」


 どこの○リームクラブだ!?てか指名って、結構コアな客もいるのですね・・・


「ちなみに一番人気は優樹と、お前はまだ会ってないが優樹と一緒に入ったリオネルだ」


 さすが優樹きゅんだ、指名されるのも頷ける。あとリオネルって人は優樹くんが言ってた友達か?日本人じゃねーよな絶対。もしかしてペンネーム的な感じなのか?・・・DQNネームという線もあるな。


「指名されたら、適当に話合わせてあしらってくれればいいぞ。こっちだって暇じゃないんだ」


 結構辛辣ッスね!!それでいいのか接客業。


「あと、空いた時間は掃除とかが主だな。ちなみに、休憩はどの時間でも自由に取ってもらってかまわない。だが、最低ホールに一人はいるようにすること。また、休憩中でもすぐホールに出れるようにすること。そこは気をつけておいてくれ」


「・・・そんなアバウトでいいもんなんすか?」


「あの方がオーナーだ」


 大変分かりやすいお言葉ありがとうございます。


「あと、衣装に関しては要望があれば手直しや、新しい衣装作ることも可能だ。その時は俺にいってくれ」


「じゃあ、早速なんですが、この浴衣どうにかなりませんかね・・・?」


 まぁ、こういう和服系の衣装が一番似合うというオーナーのごり押しで浴衣なのだが、さすがに来るたび来るたび衣装着るだけで無駄に時間掛かるのは勘弁願いたい。


「うむぅ、慣れてないと時間掛かるものだからな・・・ちなみにアイディアとかはあるか?」


「いえ、まったく」


「・・・ならこちらで任せてくれないか?来週あたりに試作品を作ってくる」


「作ってくるって・・・、まさか飛鳥さんがこの店の衣装作ってるんですか?」


「おう、見た目はこんなんだが裁縫とかが好きでなぁ。特に女性物の衣装とか小物を作るのが楽しくて仕方ないのだ!まぁ、自分で着るのは最初は抵抗あったが、慣れとは恐ろしいものだな」


 どこの乙メ○だ!?そのメイ○ガイ的な容姿でそんなこといわれても「エェ!?」とマス○さんもびっくりなリアクションになるわ!!てかその図体でメイド服に慣れるなよッ!!


「まぁ、人の趣味はそれぞれですものね・・・」


 そうだ、深く掘り下がろうとするな俺。掘り進めれば、掘り進めるほどたぶん俺は逃げられなくなる。


「女装に関してはそのうち慣れるからお前も安心しろ。というか、慣れてもらわないとこちらも困る」


 ・・・慣れたくないなぁ、すっげーやだなぁ、男の尊厳とか、そういうのがなくなっちゃいそうだなぁ。


「お前は似合ってるし、美人なのだから気にすることはない!すぐ固定客もつくだろうし安心しとけ!」


 心は1900のダメージを受けた。足に力がはいらず、倒れてしまった!


「・・・そこまで落ち込まなくてもいいだろうに」


「どうせなら俺が美人じゃなくて、彼女が美人のほうがいいですよ・・・彼女いねーけど・・・」


 心は自分の言葉で2600のダメージを受けた。しばらく立ち直れそうにない!


「あのオーナーの知り合いはお前の彼女じゃないのか?」


「あんな変態上級悪魔彼女とか死ねといってるようなもんですよ。あくまで腐れ縁のオタク仲間ってやつですよ」


「ふむ、女王と下僕みたいでピッタリはまってたのだがなぁ」


 心は会心の一撃を受けた。もう煮るやり焼くなり好きにするといいわッ!


「すまん、そこまで落ち込まれると罪悪感がものすごいんだが・・・」


「えぇ、どうせ俺はあいつの下僕で、召使で、奴隷ですよ・・・ご褒美なんて貰った事もないですよ・・・クソッ、乳ぐらい揉ませてくれてもいいじゃねーかよケチくさい・・・」


「おまえ、ネガティブなのかポジティブなのかどっちなんだ?」


 エロに関してだけはポジティブだと思います。


「さて、とりあえず話はここまでにしておくか。とにかく、一度ホールに出てもらうからな」


「え、もう接客するんすか!?無理ですって!絶対ドジりますよ!?」


「まぁ、ドジしたらドジしたで客は喜ぶかもしれんが・・・まぁ、他の2人の働きぶりを見て貰うだけだ」


 女装した男がドジして萌える客とか病院送りだろマジで。罵声浴びせてやるわ。・・・いや、罵声はご褒美の可能性もあるな。まぁ、その時になったら考えよう


「先輩達の動きを見て、勉強してもらうぞ」


「はい」


 そうして俺はホールへと脚を運んだ。

 頭痛いけど頑張った まる


心:作者、あんたどれだけ体弱いんだよマジで。


 同世代の女子より弱い自信あるぜ!


柚:このモヤシが

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