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~プロローグ3~ 心くんのバイト先

 おい主人公、きょぬーで美人な姉ちゃんとお泊りとはいい度胸じゃねかアァン?


心:いや、別にエロイことできないから一種の苦行なんですが・・・


 その苦行も出来ない一般童貞オタに謝れ!!というかうちに謝れッ!!


心:謝るから泣くなよ・・・

 一日だけの泊まりかと思ったら、面接のある日曜日まで居座りやがったぞあのアマ・・・風呂だけは自分の部屋で浴びてたけど・・・悲しくなんかないよ?

 柚子に召使の如くこき使われ(主に食事関係で)「いい加減にしないぞ犯すぞクソアマ」とか思ってたのだがそんなこと出来る訳もなく、心の中で盛大に泣きつつ悶々としながら日曜まで過ごしましたよ!!まぁ、DDR実況動画で盛り上がったけどさ。マジ二人で神認定したよあの足捌きは。


「ほら、とっとと着替えなさいよねこの変態。間に合わなかったらどうするのよ」


 罵られながら着替えるとかなにこの仕打ち。いい加減にしないと俺のおかしな性癖が開花しちゃうぞこのクズがっ!


「・・・殴るのとビンタと目潰しどれがいい?」


「なにその恐ろしいジャンケン!?いや、元は拳法だったのが始まりだからあってるのか・・・!?」


 別名「邪威拳」と呼ばれ、「愚・著・覇」の3つから成り立ち古来より物事の決定において話し合いで解決できないときに使用される拳法だったらしい・・・ジャンケン、奥が深いぜ・・・


「ちなみに邪威拳なんて拳法実在しないからね?そんな嘘信じてるのあんた?」


「心の中を読むな!・・・ってか嘘なのそれ!?」


「・・・あんたそのうち振り込め詐欺とかにコロっと騙されようよね」


 クッ、ジャンケンあんたを崇拝していた俺がバカだった!!「ヤベー、マジカッケーよこれ、マジっぱねー」とか関心してた俺のピュイハートを返せ!ってかニ○ニコ大百科の嘘つき!!


「ちなみにあの大百科でも下にちゃんと嘘って書いてるからね?見逃したあんたが悪い」


「だから心を読まないでぇぇええええ!!!」


 寝巻き姿のまま崩れ落ちる俺。柚子の目には綺麗に崩れ落ちてorz体勢になってる俺が見えるはずだ。


「いいから着替えなさい。マジ遅れるから」


「だったら部屋から出てってください!恥ずかしいだろうが!!」


「・・・あんたは乙女か。いいわ、玄関で待ってるから早くしてよね」


 男の子だって裸見られるのは恥ずかしいものだもの!当たり前だもの!とりあえず柚子がいなくなったマイルームでいつもの服に着替える俺。ちなみにいつもの服と言うのは『ジーンズ、Yシャツ、カーディガン、ネクタイ』の俺的ファッション四天王である。あまりに万能・・・圧倒的万能衣装・・・!!細身のスキニージーンズにYシャツ、それにゆったり気味なカーディガンにオシャレ感を出すためのネクタイ!フッ、今宵も決まっておるぞよ俺。

ちなみにまだ4月で肌寒いのでプラスマフラーをつけていたりします。もふもふあったかー


「おう、待たせたな柚子」


「あんたその組み合わせ以外ないのかマジで・・・まぁいいわ、早く行きましょう」


「ぶ、ラジャー」


「子供かあんたは!!」


「サーセンwww」


 とまぁ漫才をしつつ俺達は高時給ひゃっほぃ!な店へ出発した。








「ほら、あともう少しで着くわよ」


「はやっ!?あれ、部屋出てから着くまでの描写はどうした!!」


「なにいってんのあんた・・・?」


 店に入る前に 言っておくッ! おれは今 世界の不思議を ほんのちょっぴりだが 体験した

い…いや… 体験したというよりは まったく理解を 超えていたのだが……

あ…ありのまま 今 起こった事を話すぜ!


「おれは ついさっきまでアパートの玄関にいたと思ったら いつのまにか目的地についていた」


な… 何を言っているのか わからねーと思うが 

おれも 何をされたのか わからなかった…

頭がどうにかなりそうだった… 催眠術だとか超スピードだとか

そんなチャチなもんじゃあ 断じてねえ

もっと恐ろしいものの片鱗を 味わったぜ…


「ポルナレフはいいからとっとと行くわよ」


「な、なぜ分かった!?」


「・・・あんた口には出してなかったけど、今思いっきりポルナレフのAAみたいな顔とポーズしてたわよ」


「な、なんだってーーーーーーーーーーーー!」


「MMRもいいからとっとと入るわよ」


「あ、あぁ・・・」


 ・・・別にツッコんで貰えなくて寂しいわけじゃないぞ?あれ、おかしいな、前が見えないや


「・・・あんたホントくだらないことでよく泣くわね」


「う、うるさいやい!」


 俺は寂しいぞ死んじゃうウサよ!嘘じゃないウサよ!!


「きもい」


「サーセン・・・」


 涙を堪えながら俺は柚子の後ろをついてった・・・!













「ほら、ここがあんたが働くお店よ」


「・・・ゑ?マジでいってますか柚子さん」


「マジだけど?」


 ・・・嘘だ!こんなの絶対嘘だ!!こんなの訳がわからないよ!!奇跡も、魔法も、ないんだこの世界なんて!!だって、だって!!!


「男の娘カフェってなんじゃヴォケーーーーーーーーーーー!!!」


 柚子に紹介されたバイトは、男の娘カフェでした・・・

心:こんなにハイペースにあげて持つのか作者?


 うちは思いついたら吉日な人間だから書けるときに書いちゃうんだよ。


心:・・・そんな行き当たりばったりで、下書き無しで勢いで書くから投稿後ミス見っけて焦るんだろ?


 ・・・これがうちのスタイルだからな


心:もうちょい計画的に生きようぜ

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