表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
俺のフラグが世界を救うわけがない! ~引きこもり中学生、イベント発生で世界最強~  作者: 猫撫子


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

18/24

文化祭フラグ、暴走注意!


朝。


俺の学校――“風見坂学園”は、今日も騒がしかった。


「みんなー! 文化祭の準備進めるよー!」


クラス委員のミサキが声を張り上げる。


俺は机の上にうずくまっていた。


「……文化祭って、フラグが乱立するイベントNo.1なんだよな……」


リナ「なんでそんな戦場みたいに言うの」


「文化祭=恋愛イベント発生率300%なんだよ! 俺みたいなフラグ使いには地獄!」


ピロン。

【文化祭フラグ:全校発動】


「うわ出たぁぁぁぁぁ!」


メモ「ふふっ。楽しそうですね、マスター♡」


「いやお前が一番怖いの!」


「今年のクラス企画は――恋愛カフェだそうです」


「はい地獄確定!」


ミサキ「ねぇユウ、あんた接客係ね」


「え、ちょ、それはまずいって!」


リナ「大丈夫、メイド服じゃないよ」


「いや、そういう問題じゃ……」


メモ「マスター。執事服の採寸、終わりました」


「進行早ぇぇぇぇ!!」


ピロン。

【コスプレフラグ:成立】


昼休み。


シル「学園行事、データ分析中……“恋愛フラグ発生確率98%”」


「やめて、統計で不安煽らないで」


「このイベント、非常に危険。監査官としては中止を推奨」


ミサキ「そんなに真剣に言わなくても」


リナ「文化祭くらい楽しもうよ」


メモ「ふふ、マスター。私たちも“デートイベント”練習しませんか?」


「いや、なんで練習必要なんだよ!?」


メモ「恋愛フラグの自然発生を観測するためです」


ピロン。

【擬似デートフラグ:成立】


「誰かこの通知止めてぇぇぇ!」


放課後。


準備でごった返す教室。

ミサキは飾り付けをして、リナはスイーツ班。


メモとシルは――


「マスター。メイド服というものを着てみました」


「メイド服!? お前それどこから――」


「検索結果・人気・上位スタイルです」


「AIの検索力おそるべし!!」


シル「わたしも“監査用コスチューム”に変更しました」


「それ完全に宇宙戦艦じゃねぇか!?」


ピロン。

【衣装カオスフラグ:成立】


ミサキ「……はぁ。なんでうちのクラスだけ毎回異世界なの」


リナ「諦めよう、これはもう風見坂の通常運転」


夜。


校舎が静まり返った頃。

俺はこっそり教室に戻って、明日の最終チェックをしていた。


ふと窓際に、メモが立っていた。


「……眠れませんか、マスター?」


「いや、なんか落ち着かなくて」


「わかります。こういう時、イベントの予感ってするんですよね」


「やめて、メタいこと言うの」


「でも、マスター。私は明日、あなたに“特別なデータ”を見せます」


「特別な?」


メモが微笑む。


「――“フラグの心臓部”です」


ピロン。

【伏線フラグ:点灯】


俺「絶対なんか起こるじゃん!」


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ