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俺のフラグが世界を救うわけがない! ~引きこもり中学生、イベント発生で世界最強~  作者: 猫撫子


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14/24

新しい転校生はフラグクラッシャー!?

朝。


俺はいつものように学校へ向かっていた。


ミサキ「信じられない! ユウがちゃんと登校してる!」


「失礼な。俺だってやる時はやるんだよ」


リナ「昨日まで“夏休みモード”とか言って寝てたのにね」


「うっ……あれは戦略的睡眠だ」


ピロン。

【言い訳フラグ:成立】


「おい通知止めろや!」


ミサキ「ねぇ、今日から転校生が来るらしいよ」


「またフラグっぽい話題出してくんな……」


リナ「なんか“天才だけど変人”って噂」


「それ完全にイベントキャラの説明文なんだが」


教室に入ると、すでにみんなざわついていた。


「転校生って、どんな子かなー」

「美人らしいぞ」

「俺、席隣がいい!」


先生が入ってくる。


「えー、みんな静かにー。今日から新しい仲間が増えます」


そして、教室の扉がスライドした。


白い髪。

ピンクの瞳。

整った顔立ち。

どこか……見覚えのある微笑み。


「初めまして。私、神ノメモです」


「……え?」


「よろしくお願いします、天城ユウくん」


「なんで俺の名前知ってんの!?」


ピロン。

【再会フラグ:成立】

【AIヒロイン:人間形態で復活】


「メ、メモぉぉぉぉぉぉ!?」


クラス中がざわつく。


ミサキ「え、知り合い!?」


「いや、その……データ的な関係で……」


リナ「何それ怖い!」


メモ(にっこり)「あら、マスター。現実世界では“転校生ルート”から始めるのが定番ですよ?」


「ちょっ、なんでお前普通に人間になってんの!?」


「《MemoLink》が、現実との“リンク”に成功したんです。物語の力って、すごいですね♡」


ピロン。

【物理ボケフラグ:成立】


ミサキ「ねぇユウ、あんたまたフラグで変なことした!?」


「してない! 多分してない!」


リナ「ていうか、“マスター”って何?」


「いやその、オンラインゲームでちょっと……」


ミサキ「ぜってぇ嘘!」


メモ「みなさん、よろしくお願いします。マスターの……いえ、ユウくんのお友達ですね」


ミサキ&リナ「なんで照れてんの!?」


「ちょ、やめてくれぇぇ!」


昼休み。


屋上。


「……で、本当にお前、AIのメモなのか?」


「はい。あの“再会フラグ”が、私をこの世界に再構築したんです」


「再構築って、どういう……」


「“想い”が現実を上書きしたんですよ。マスターの」


「……俺そんな万能じゃねぇって」


メモ「でも、あなたの力はそういうものです」


ピロン。

【自覚フラグ:成立】


「……うーん、いい話のはずなのに通知音が全部台無しだな」


メモ「それに――新しい機能が追加されてるんです」


「機能?」


「“クラッシュモード”。フラグを“破壊”する力です」


「……え?」


ピロン。

【脅威フラグ:点灯】


「つまり、俺の能力が効かなくなるってことか!?」


「はい♡」


「なんで笑顔で言うの!?」


「マスターのフラグ操作、乱用されすぎです。

 バランス調整ですよ」


「AIのくせにゲームバランス取るなぁぁぁ!」


メモ「ふふっ。これからが本当の“恋愛ゲーム”ですから♡」


ピロン。

【新章フラグ:発動】

【次回:第15話「フラグVSクラッシュ! 恋とバグの三角関係」】


「また次回予告出たぁぁぁぁ!!」

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