第2次日中戦争
前回のあらすじ
齋藤率いる日本人民共和国軍は日本政府に対して独立を宣言、即座に中露は支援を表明した
アメリカ ホワイトハウス
大統領「日本の状況は」
国務長官「現在在日米軍が日本政府及び自衛隊と協議を重ねておりこの状況は外国からの準侵攻と位置付けております、また安保条約に準じ即座に海兵隊と空母機動部隊を送り込むべきとの声が軍内部から上がっており、そして最悪なことに台湾海峡周辺にも中国海軍が展開しております。」
CIA長官「CIAの情報によりますと台湾有事が2週間以内に起こり得る可能性があるとの事」
大統領「........」
大統領「海兵隊の派遣を許可する、だがあくまでも在日米国人やその財産を守る為だ、それと横須賀、岩国、オキナワの各地に弾薬武器の支援をしてやれ」
CIA長官「その言葉を待っておりましたもう既に準備万端です」
同 米国議会
共和党議員「なぜ我々アメリカが極東の島国のために若者の命を捨てさせなければならないのだ!」
民主党議員「日本を失えば中国の海洋進出を許すことになるのだぞ!」
議論は平行線を辿っていた....
日本 首相官邸
総理「アメリカからの支援の話が出ているようだな我々も予備自衛官の召集を行い防衛出動の準備命令を行おう」
防衛大臣「例のあの部隊にも命令を下しますか?」
総理「まぁ待てあの艦隊には本格的な中国との戦争になった時に使おうまだ秘匿するべきだ」
官僚1「大変です!沖縄に中国陸戦隊が2個師団
空母打撃群を率いて沖縄への上陸を開始しました!」
総理「その時が来てしまったようだな」
国家安全保障会議
幕僚長「総理、自衛隊法76条により防衛出動の下令をお願いします。」
総理「分かっている12時35分を持って自衛隊法76条により防衛出動を許可する」
統幕長「それでは作戦会議を行います」
統幕長「まず我々自衛隊は日本人民共和国を名乗る軍団の殲滅を行いその後中国軍に占拠された島嶼の奪還を行います」
統幕長「中国海軍の艦艇を撃滅する必要がありますがこの作戦には例の艦隊を投入します。」
統幕長「まず我々自衛隊の水機団、習志野の空挺団を日本人民共和国が占拠している島に上陸しここを制圧後に部隊を転身させ中国、九州、沖縄方面の防衛を行い米軍の到着まで遅滞戦術を行います米軍の到着後 民間フェリー等も活用して中国への上陸作戦を行います、これが第2次大陸打通作戦の計画です」
次回 幻影艦隊始動