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昭和陸軍の亡霊

前置きは抜きにして展開早くなりがちです


中川一曹「幕僚長!我々ではもうここは守れません!決起軍の部隊に同調し既に多数の警務隊なども決起軍と行動を共にしています!もうここは壊滅状態です!」

明朝 武山駐屯地

幕僚長「......」

総理や一同の空気は重いものだった、皇居 国会 警視庁や重要施設が決起軍に制圧されたのだから

皇道的思想を持っている彼らが天皇陛下やその周りに危害を加えることは無いだろうがしかしこの事実は国際社会特に西側世界に大きな衝撃を与えるものとなり、アメリカはこの状況を大日本帝国の再来とまで称している

総理「防衛大臣、現状の兵力で首都圏の奪還は可能か、」

防衛大臣「その件については統合幕僚長からお話させていただきます。」

統幕長「現在 宇都宮の中央即応連隊、習志野の部隊に連絡を取っており総理のご決断次第で作戦の開始は可能です。」

総理「これで内閣は吹き飛んだな、わかった作戦の開始を許可します。」

統幕長「それでは1200に中央即応連隊 特殊作戦群並びに第一空挺団による首都圏解放作戦を行います。」

同習志野駐屯地

団長「いいか、今から君たちは同胞を殺すかもしれん、やりたくないもの作戦に参加したくない者は手を上げてくれ、だがこの作戦には大きな意味がある陛下を反乱軍の手から解放しこの国を守るのだ自由をそして平和を我々は日本国の平和を守る陸上自衛隊であり皇軍では無い再び皇軍に戻る時は国家が国民がそれ望む時であり武力で行うものでは無いのだ!参加するものは応と言え!」

1200 同市ヶ谷駐屯地

統合幕僚長「反乱軍に次ぐ君たちは完全に包囲されている、無駄な抵抗はやめて原隊に復帰するように今ならまだ間に合う。繰り返す原隊に復帰するように」

齋藤「何が反乱軍だ我々は陛下のためにこの決起を起こしている、それを平和だの自由だの妄言をつらつらと言いよってそれに我々は政府関係者や経済界の悪人に天誅を下すため陛下の元で立ち上がったのだ奴等こそ反乱軍ではないか!いいかここに集まった兵の諸君奴らのような反乱軍を1人も活かして返すな!」

統幕長「やはり一筋縄では行かないか、流血は避けられんな、」

統幕長「陸将補、あとは頼んだ、」

陸将補「分かりました、それでは1215を持って鎮圧作戦を開始します」

2等陸佐 「第1大隊前へ!」

84!前方600 敵防衛陣地 榴弾 使命!

榴弾装填!

安全装置解除! 射撃用意!撃て!

その瞬間市ヶ谷には爆発音が鳴り響いた

空挺団隊員1「右側面に展開!撃て!」

隊員2「ここを突破させる訳には行かん!撃って撃って撃ちまくれ!」

2100

陸将補「統幕長市ヶ谷において反乱軍を鎮圧し1部隊員の捕縛に成功しました、また中央即応連隊からも連絡がありこちらも国会の制圧 皇居の奪還及び都内の要衝の奪還は成功したとのことですが、しかしながら反乱軍の首謀者である齋藤及び高橋の捕縛には至らずとの事です。」

次回 都民の声


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