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クラフター仲直りをする

 ふうーやっぱり二度寝するとすっきりしますね! 目が覚めて脇にある飲み物専用冷蔵庫からキンキンに冷えた水を飲むと体中からやる気が溢れてきますね。さて、今日も元気にCAOと言いたいところですがちひろと喧嘩してログアウトしてから気まずくてログインすることを躊躇ってしまいます。人間関係は良好だと思っていましたが明らかに空気を壊してしまったのでマスターとして失格かもしれませんね。


「はあー、今日はログインしないで何かすることにしましょう」

『来客です。訪問を許可しますか?』

「誰?」

『ちひろ様です。今の主からは会いたくないオーラを感じます。お帰りいただきましょうか?』


 逃げていても仕方ないので通知ロボットに入室許可の命令をしてちひろと会うことにしました。何を話せばいいかわからないのでおろおろしていると玄関のドアが開けられて目の下に真っ黒なくまができていて、全くの別人に見えます。


「ゲームになると寝ないでプレイするのはお肌に良くないですよ? 可愛い顔が台無しですしお仕事にも影響出そうじゃないですか! 少しは気を付けたほうがいいですよ」

「昨日の今日でいきなり注意してくるなんて流石クワナと言うべきかしら? 昨日は熱くなりすぎて言いすぎてごめんなさい。貴女の苦労をもう少し理解しないとダメだったわね」

「いえ私こそ、頭にきたからといって空気を悪くしてごめんなさい。次からはちゃんと話し合いと思います。もちろんティーを飲みながらですが!」


 これは仲直りですよね......? 


 ちひろは一切笑わずこちらを見つめてきます。最後の一言が悪かったのでしょうか? それとも違う何かを思っているのでしょうか。 ポーカーフェイスから何を思っているのか全く分かりません。シーンとした沈黙は昨日の喧嘩以上に気まずく逃げだしてしまいたくなります。しかしここは私の家! どこに逃げればいいのでしょうか。


「そんなあたふたしていたら悪いことした気持ちになるわよ? 少しからかいすぎたかしら。今日はリアルでティータイムをしましょう」

「やっぱりちひろは意地悪です! そうですねちょうどいいお茶菓子があるので一緒に食べましょう」

「そうね。でもその前に少し眠ってもいいかしら? 流石に疲労が溜まっているのよ」


 どうぞ! どうぞ寝てください。


 ってなんで私に腕を絡めてくるんですか? そんなことより何で一緒に寝ようとしてるんですか? これはまた違う事案が生まれそうでとても嫌ですが嬉しいです?!

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