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La poesia  作者: roman
001~100 小さな世界で生きていた頃
98/866

届くまで歌え

一日中クローゼットで

ギターを抱きしめる君

散らばる楽譜とレコード

夢は隅のごみ箱の中


誰も歌っていない歌なんて

そうあるものじゃないから


すでに歌われていることでも

胸張って歌え

まねだと言う人もいるけれど

大声で歌え

見えない誰かに会えるまで


カーテンはずっと閉めたまま

窓もめったに開けない

書きなぐった詩とヘッドホン

夢は積もったほこりの中


たとえ諦めて帰ってきても

終わりなんかじゃないから


すでに歌われていることでも

心から歌え

顔しかめる人もいるけれど

気にせずに歌え

待ってる誰かに届くまで


うまく歌えなくてもいいから

胸張って歌え

震えながらでかまわないから

大声で歌え

待ってる明日に会えるまで

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