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La poesia  作者: roman
001~100 小さな世界で生きていた頃
88/866

友情切符

ふらふらと夜道をさまよう

君の後ろを歩いてる

今日は少し飲みすぎたね

これからひとりで帰れるかい


いつもと違う君を見て

思わず吹き出してしまう

これから電車に乗るけど

切符はひとりで買えるかい


今の上機嫌な君を

明日の君は忘れてる

この切符は友情の証だなんて

素面のときには聞けないね


昨日おかしなこと言った?

君がとても心配そう

ごめんねはもう聞いたから

ブラックアウトはほどほどに


今のかわいらしい君は

昨日の君を忘れてる

照れるくらいまっすぐな思いなんて

きっとこの先聞けないね


大事な切符 折り曲げて

真顔で僕に差し出した

この切符は友情の証だなんて

素面のときには聞けないね

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