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La poesia  作者: roman
801~900 多くの人とつながった頃
862/866

金曜日になるまで

耳をつらぬくスクリームで

天井まで飛び上がった

まるでなかったような時間が

今は何より恋しい


早くベッドから出ておいでと

キッチンから声がする

まるでなかったような時間に

恋したことがない声で


あともう少しこのまま

金曜日の夢を見ていたい

帰り道に微笑み落として

なるべく眠らず過ごすんだ


土曜日は遅めの朝食

夢の残り香たずさえて

羽を広げて飛びまわり

カゲロウみたいに消えていく


日曜日は哀れな仔羊

狼が来ると知っていても

逃げずに伏せて待っている

もうほとんど月曜日


春の濁った海の中へ

鉛を飲んで沈んでいく

金曜日になるまで

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