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La poesia  作者: roman
801~900 多くの人とつながった頃
861/866

グレイ

グレイに混じるまぶしさが

まぶたを揺さぶる

そっと目を開けると

慣れたはずの白い部屋

クリーム色の陽射しが

床に絵を描いている


カーテンの端を持ち

眠りづらいあの人を

起こさぬように引っ張る

脱げにくい靴に指を当て

寝返るきしみを聞いていた


振り返るとテーブルに

食事が届いていた

腕の痛みを忘れるように

めぐる月日を忘れるように

きっと返事をしたのだろう


グレイに混じるまぶしさが

まぶたを押さえる

扉が開くように

白い光が広がっていく

もうシーツの上の冷たい場所を

かかとのふちで探せない

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