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La poesia  作者: roman
001~100 小さな世界で生きていた頃
86/866

空席

そんなことあったっけ

そう言われてわかった

僕が思うより小さくて

君が思うより大きいこと


覚えててくれたんだ

そう言ってほしかった

僕が望むより味気なく

君が望むよりきらめいてた


手をあげて去りゆく君に

聞きたいことはひとつだけ

君の心に空席は

あといくつありますか


いつかすれ違っても

僕だけが振り返る

そのときやっと同じくらい

小さくなってまぎれていく


はじめて会うような君に

聞きたいことはひとつだけ

君の心に僕の席は

まだ今もありますか


手をあげて去りゆく君に

聞きたいことはひとつだけ

君の心に空席は

あといくつありますか

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